「TimeShift」は,軍が秘密裏に開発していた,時間を操る装置を内蔵した特殊スーツを着て,ミッションをこなしていくというSF FPSだ。“ゲーム内で時間の操作が可能”という,実現の難しそうな要素が注目を集めてきた作品である。
本デモ版では,燃え盛る地下鉄駅構内のような場所から,襲い来る敵兵士を倒しつつ,エネルギーシールドで守られた敵のビルディング地下のガレージへたどり着くまでをプレイできる。
ゲームがスタートしてすぐに,本作の最大の特徴である“時間を操作する”というアクションで,普通に通過したら焼け死んでしまうような炎の通路を通り抜けるシーンが待っており,その後も時間操作をしなければ通過できないトラップがいくつか仕掛けられている。
プレイヤーは,時間を「遅くする」「止める」そして「逆行させる」という三つの操作を行える。時間の操作中は,通常より移動速度などが遅くなるものの,銃撃戦などでは圧倒的に有利だ。
この時間操作は,いつでも発動可能だが持続時間に限りがあり,実時間の十数秒ほどで効果が切れてしまう。ただし,そのあと15秒もすれば,またフルに使えるようになるため,それなりに連発することも可能だ。
やはり面白いのが時間の「逆行」。敵を倒した直後に時間を逆行させると,映画やテレビの逆回しシーンのように,倒れていた敵が起き上がって,吹き飛んだ銃がすーっと敵の手元に戻っていき,やがて生き返ってしまう。
デモ版では,この時間の逆行を有効に使うシーンはとくにないのが残念だが,製品版では,この機能を使わなければならないシチュエーションも用意されていることだろう。実に楽しみである。
なお,1レベル分が丸ごと入っているということだが,デモ版自体は非常に短く感じる。「え,もう終わり」という感じで,少々肩透かしを食らってしまうが,時間を操作するという機能はやはりとても面白いので,本作に注目してきた人は今すぐ試してほしい。
なお,本デモ版をインストールするにあたり,「Error 6001」と表示されてインストールができない場合がある。販売元Atariの公式サイト「こちら」にあるように,Cドライブの“Program Files/Common Files/InstallShield/Professional/Run Time”フォルダの中にある,「0701」というフォルダを削除するとうまくいくようだ(※削除は自己責任でお願いします)。
■キー操作
■動作環境
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