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ゲームポット，「Level-R」の中国独占配信権をAPBEに付与
ゲームポットが現在サービスを準備しているオンラインレースゲーム「Level-R」が，中国でもサービスされることが明らかになった。これは，ゲームポットの親会社であるアエリアのプレスリリース（PDF）により判明したもの。
Level-Rは，ハンガリーのInvictus Gamesが開発しているタイトルだが，東アジアにおける独占配信権は，ゲームポットが有している。そして今回，ゲームポットは，香港に籍を置くASIA PACIFIC BROADBAND ENTERTAINMENTに対し，同タイトルの中国での独占配信権を付与する契約を結んだとのことだ。
同プレスリリースによると，ASIA PACIFIC BROADBAND ENTERTAINMENTは，「中国国内でのレーシングゲーム運営成功実績を持つ」そうなので，Level-Rが中国でどこまで受け入れられるかは，興味深いところ。
ただ，中国市場では現在，実車が登場するオンラインレースゲームが複数タイトル，水面下で開発中であるという懸念材料もある。以前掲載したゲームポットとInvictus Gamesへのインタビューで，Level-Rでも実車を登場させるべく，日本の自動車メーカーとのライセンス協議を行っていると語られていたが，先に行われたクローズドβテストまでには実現していない。ゲームとしての出来うんぬんではなく，実車が登場しないことで苦戦を強いられることになる可能性も，低くはないだろう。
中国展開に向け，ゲームポットがどのような策を練ってくるのかという点にも，注目したい。
なお，先ほどLevel-Rのクローズドβテストのプレイレポートを掲載した。中国でも展開されるというオンラインレースゲームに興味を持った人は，ぜひ目を通してほしい。（TeT）
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