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Flagshipの「Hellgate:London」,ソースコードが盗難か
2006/07/11 14:45
 「ディアブロ」などを手がけたビル・ローパー氏の新作アクション「Hellgate: London」のソースコードが,盗難にあったのではないかとの噂が流れている。
 噂の発端となっているのは,海外ゲーム情報サイト Gamers With Jobs Press Passに掲載された記事。それによると,同氏が率いるFlagship Studiosのサーバーがハッキングされ,保存されていたHellgate: Londonのソースコードが盗難にあったという。

 同サイトのスタッフが,ローパー氏本人にコメントを求めたところ,その噂については知っているが,ソースコードが実際にサーバーから盗み出されたかどうかについては確認できないと述べたとしている。

 ソースコードの盗難といえば,2003年に起きた「Half-Life 2」のソースコード盗難事件が思い出される(関連記事1関連記事2)。
 このときHalf-Life 2の開発元 Valveは,ソースコードの一部書き換えを余儀なくされ,それにより発売自体が大幅に延期されてしまった。

 噂の真偽は定かでないが,Gamers With Jobs Press Passによれば,Flagship Studiosは,今回の噂が明るみに出た後ネットワークを一時的に落とし,ハッキング対策を行ったそうだ。もし盗難が事実だとすれば,発売時期の延期は避けられないかもしれない。

 日本にも本作を楽しみにしているゲーマーが多いだけに,ただの噂で終わってほしいものだが……。(朝倉哲也)


Hellgate: London
■開発元:Flagship Studios
■発売元:バンダイナムコゲームス
■発売日:2007/夏
■価格:未定
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.07/20060711144545detail.html