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［E3 2006＃129］ジョニー・デップ主演の同名映画をゲーム化した「Pirates of the Caribbean：The Legend of Jack Sparrow」
同名映画をゲーム化した「Pirates of the Caribbean: The Legend of Jack Sparrow」が，Bethesda Softworksのクローズドブース内で紹介されていた。
本作は，日本でも2003年に公開されたジョニー・デップ主演映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」をベースにしたアクションゲーム。ジョニー・デップ演じる風変わりな海賊ジャック・スパロウらが，ところ狭しと暴れ回る。
本作では三人称視点のオーソドックスなスタイルが採用されており，簡単な操作で多彩なアクションが楽しめる，比較的ライトな作りがウリ。プレイヤーが扱えるキャラクターは，前出のジャック・スパロウと，ウィル・ターナーおよびエリザベス・スワンの3人。プレイヤーは，いずれかのキャラクターに扮して，映画さながらのスリリングな冒険に乗り出していく。
システム面でユニークなのは，主人公側のキャラクターが二人一組で行動する点である。プレイヤーは，操作するキャラクターを好きなときに切り替え可能。操作してないほうのキャラクターはAIによって動作し，プレイヤーを支援してくれる。操作するキャラクターを切り替えながら，各ステージに用意される仕掛けを解き，先へ先へと進んでいくわけだ。
言うまでもなく，二人のキャラクターをうまく使う必要のある，それこそ「どちらかが扉を開けて，もう片方が先へ進む」などといったパズル的な仕掛けも用意されているとのこと。バリエーションに富んだステージが楽しめるという話だった。
ちなみに，本作は二人のマルチプレイにも対応しているとのこと。オンラインには非対応だが，二人のキャラクターを二人のプレイヤーがそれぞれ操作する形での協力プレイが可能という。
デモンストレーションをしてくれたのは，開発元7 StudiosのゲームデザイナーRobert Kuczik氏
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また，最近のアクションゲームでは定番システムの一つとなりつつあるが，本作でもプレイヤーキャラクターの成長要素が用意されている。敵を倒したりマップ上に点在するお宝を獲得したりすることでポイント（ゲーム中ではコインという扱い）が加算されていき，そのポイントを使ってキャラクターを成長させられるようになっている。
基本的には，各キャラクターに設定されているスキルやコンビネーションをポイント消費によってアンロックしていくようになっている。ゲームが進むにつれて，より多彩なアクションを行えるようになるというわけだ。
ちなみに，映画版のパイレーツ・オブ・カリビアンは，続編「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」が，2006年7月に日本で公開予定。Pirates of the Caribbean: The Legend of Jack Sparrowは，この新作映画とほぼ同じタイミングの2006年6〜7月頃に，PC版とプレイステーション2版が発売される予定だ。（TAITAI）
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