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東京国際アニメフェアで,アニメ版「ときめきメモリアル」イベント開催 牧島有希さんと中尾良平さんも登場
2006/03/27 20:01
 3月23日から26日にかけ,東京ビックサイトで行われた「東京国際アニメフェア2006」において,「ときめきメモリアルONLINE」のアニメ化発表が行われた(23日の速報記事は「こちら」)。

 コナミはこのイベントで,ブース展示のほか,ステージイベントなどでアニメ業界への本格参戦を高らかに表明。そのラインナップの1本として,ときめきメモリアルONLINEのアニメ化が発表されたという形だ。この記事では,3月25日の模様をレポートしよう。

 まず,11時50分から,メインステージで「コナミオリジナルアニメ制作記念 声優スペシャルステージ」が行われた。アニメ版のプロデューサーを務めるコナミの熊坂省吾氏が登壇し,作品の紹介を行った。
 「ときめきメモリアル」というタイトルがついたアニメは,PCエンジン,プレイステーションなどで大ヒットした初代「ときめきメモリアル」を題材に,OVAとして制作された過去があるが,今回のアニメはそれとはまったく別物。「ときめきメモリアルONLINE」の世界観をベースにし,キャラ設定などもゲームと同じものになることが,あらためて発表された。
 なお,現在のところ放映時期や放映局に関してのコメントはなし。コナミ側が配布していた資料にもそれらの記載がなかったため,イベント後に担当者に確認してみたところ「現在調整中です」とのコメントが返ってきた。詳細に関しては今後の続報を待とう。

 熊坂氏の固い話(?)が終わったところで,今度は声優さんが登場。ゲーム版から引き続き,アニメにも登場する天宮早百合と桜井 晴役の声優,牧島有希さん中尾良平さんがステージに登場。アニメ版の最新ムービーを見ながら,それぞれのキャラについて「成績良し,性格良し,容姿良しの,ヒロインらしいヒロイン。私にはまったくその要素が入っていないんですが……(苦笑)」(牧島),「清く,正しく,明るく,楽しく! がモットーの,僕とは真逆の生徒会長です(笑)」(中尾)と,自分と比べながら説明していた。
 さらにそのあと,同ソフトのテーマソング「こころのとびら」(3月24日に発売)をデュエットで熱唱。メインステージの観客席がビッシリ埋まるほどに集まった多くの来場者に,「ときめきメモリアルONLINE」とそのアニメ版をアピールした。



 同日16時からは,コナミブースの特設ステージに場所を変え,「ときめきメモリアル トークショウ」と題されたイベントが開催。こちらでは,前出の牧島さんと中尾さんのコンビに加え,ゲーム版のプロデューサーでアニメ版の監修を務めるメタルユーキ氏が,満を持して登場。
 「オース! メタルユーキだ! 今日はみんなに会えて嬉しいぜっ!」と,お約束の熱いセリフ&ポージングで,登場時から集まったファンと通路を歩く人々の注目を集めた。
 メタルユーキ氏は「ときめきメモリアルONLINE」の内容説明と,アニメ版スタッフの紹介,さらにゲームとアニメとの連動についてを説明。とくにアニメとの連動に関しては,「アニメ版のスタッフとは積極的に情報交換を行っている。アニメのエピソードをゲームに採り入れたり,逆にゲーム内で行われるイベントをアニメ版に反映したりと,リアルタイムでゲームを作っていける“オンラインゲームならでは”の連動をしていきたい」と,意欲的に進めていくことを宣言。さらに,「これまではゲーム版がほかの関連コンテンツを引っ張っていく三輪車のような形だったけれども,アニメ版が加わることで,車輪がもう一つ増えた。これを機に,四輪駆動車のように力強く走っていきたい」とコメント。

 また,これは最新情報といったたぐいの情報ではないが,本サービス開始直後にレジストコード登録周りで問題が発生し,多くのユーザーが一時的にプレイできない状態になったことに関して,イベント中にメタルユーキ氏が発言。「多くのプレイヤーが一時的に遊べない状態になってしまって,本当にゴメン! 現在は解決したけれど,今後こういうことがないよう,さらにしっかり運営していきたい」とコメントしていたことも記しておこう。

 今後の展開が語られたあとは,サイコロトークのコーナーへ。声優二人が声優を目指したきっかけや,牧島さんが生まれて初めてスキーに行ったときのエピソードなどが楽しく語られていた。
 ちなみに,初恋の相手というお題が振られたときには,「小学校2年生のときです(照)」(牧島),「幼稚園の先生でした」(中尾),「お隣に住んでたノリ子ちゃん」(メタルユーキ)と,それぞれ顔を赤らめながら発言。まさに「ときめきメモリアル」色全開なトークとなっていた。



 さらにメタルユーキ氏と牧島さんは,会場でのイベント終了後,原宿にある「ときメモカフェ『エコル』」に移動し,月例お誕生日イベントにゲストとして出演。こちらも大いに盛り上がり,ファンにとってはイベント尽くしな一日となった。

 正式サービスの開始,アニメ化決定と話題尽くしの「ときめきメモリアルONLINE」。ゲームのみならず多方面に広がりつつ展開と今後に,大きく注目していきたい。(Text by midi / Photo by TeT)


ときめきメモリアルONLINE
■開発元:コナミデジタルエンタテインメント
■発売元:コナミデジタルエンタテインメント
■発売日:2006/03/23
■価格:パッケージ版:1980円(税込)〜,プレイ料金:税込み1200円/30日〜
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.03/20060327200149detail.html