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「バトルフィールド2 ユーロフォース」の発売日がいよいよ決定
2006/03/14 21:16
 エレクトロニック・アーツから発売中の「バトルフィールド2」のブースターパック「バトルフィールド2 ユーロフォース」の発売日が3月20日に決定した。価格は1280円(税込)で,販売形態はダウンロードのみとなる。
 何度かお知らせしてきたような気がしてならないが,今回のブースターパックを適用することにより,欧州軍とEU特別殊勲章,3種類のマップ,4種類の搭乗兵器,そして7種類の個人携行兵器が登場して,戦場はさらに賑やかになる。
 今回,エレクトロニック・アーツからこれらの概要が発表されたので,サクッと書いてしまおう。そんなのとっくに知っているよ,という人はぜひナナメ読みをしていただきたい。まずはマップからだ。ちなみに,ゲーム内の名称はすべて英語のまま。

マップ名:Operation Smoke Screen(邦題 黒煙の中の衝突)
説明(リリースより):「中東の石油を巡り各地で戦火が広がる中,EU軍とMEC軍も激しく衝突。犠牲者の数はふくれあがり,形勢を立て直すべく両陣営はいったん基地へと引き返す。破壊された油田の地下深く眠る貴重な資源を巡り,戦いはなおも続く」とのことなので,おそらくは中東の油田地帯を舞台とする戦闘になるだろう。

マップ名:he Great Wall of China(邦題 万里の長城戦線)
説明(リリースより):「ロシアとの新たな和平協定によりEU軍は北線から中国本土への侵攻を開始した。現地に作戦本部を設置するためには補給線の確保が最重要の課題である。中国軍の抵抗が長く続けばEU軍はロシアへ退くことを余儀なくされる。海側から攻撃を仕掛けるアメリカ軍と協力しなければ中国を制圧することは難しいだろう」なので,中国北方地帯が戦場になるはず。万里の長城の登場は間違いない。

マップ名:Taraba Quarry(邦題 タラバでの死闘)
説明(リリースより):「EU部隊が前線から離脱したアメリカ軍部隊と合流をはかるべく道中を急ぐ中,MEC軍がそれを阻止せんと立ちはだかる。両軍はタラバ河をまたぐようにしてそびえ立つタラバ採石場で衝突する。MEC軍サイドが自陣を防衛すればアメリカ軍はなすすべもなく囲まれることとなる。アメリカ軍の危機を救うためにEU部隊は敵線を突破しなくてはならない」とのこと。こちらはふたたび中東の架空の土地が舞台となるが,タラバガニと無関係であるのは想像に難くない。


 さらに続いて,発表された兵器/武器類は以下のとおり。

搭乗可能兵器
・レオパルト2A6戦車
・チャレンジャー2戦車
・ユーロファイター(タイフーンT1)戦闘機
・ユーロコプター タイガー(Tiger HAP)戦闘ヘリコプター

個人携行武器
・HK53A3
・Famas
・SA80 L85A2
・SA80 L85A2 AG-36グレネードランチャー付き
・HK21
・Benelli M4
・P90
・L96A1

 いずれも,イギリス,ドイツ,フランスの代表的な兵器/武器類であり,ぜひ使ってみたい,使わせてくれ,と鼻息の荒くなったプレイヤーもいるはずだ。少なくとも,筆者の鼻息は5割増しぐらい荒くなった。

 というわけで,この「ユーロフォース」,パッチ1.2の不都合むにゃむにゃで,発売時期がちょびっと心配されたものの,Ver 1.21によるパッチのフィックス(ってのも妙な言葉だが)が終わり,当初の予定どおり,無事3月半ばに発売されることになった。ほっと胸をなでおろしているプレイヤーも多いことだろう。
 いまさら説明するのもあれだが,ちなみにブースターパックとは,パッケージ販売される拡張パックより規模は小さいが,その分,安価で手軽にダウンロードできる事を売りにした新しいスタイル。エレクトロニック・アーツのタイトルとしては,今回のユーロフォースが初の試みとなるため,我が国のプレイヤーの反応がどうでるか,当方もやや気になるところでもある。ブースターパック第2弾,「アーマードフューリー」も予定されているしね。なお,日本のプレイヤーはアメリカのElectronic Artsが運営するEAストア(英語)からは購入できないので,気をつけていただきたい。

 では,発売後のフォロー記事も一つお楽しみに。(松本隆一)


バトルフィールド 2 ユーロフォース
■開発元:Digital Illusions CE
■発売元:エレクトロニック・アーツ
■発売日:2006/03/20
■価格:1280円(税込)
→公式サイトは「こちら」
バトルフィールド 2
■開発元:Digital Illusions CE
■発売元:エレクトロニック・アーツ
■発売日:2005/07/07
■価格:オープンプライス
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.03/20060314211657detail.html