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「グラナド・エスパダ」第二次クローズドβテストの詳細が明らかに：15名からなる党同士の戦いをチェック。募集は9月30日より
3人までのパーティを操る，ゲーム内で選挙が行われる，NPCやモンスターをコレクションできるなど，さまざまな新機軸を打ち出して話題のMMORPG「グラナド・エスパダ」。あのキム・ハッキュ氏が手がけていることもあり，国内での期待も高まっている。
といっても，本作をプレイできるのは，まだ一部の人のみ。関係者と，テスターのみだ。本日9月29日，本作の国内サービスを行うハンビットユビキタスエンターテインメント（以下，HUE）から，第二次クローズドβテストの詳細についてのリリースがあったので，紹介しよう。
第二次クローズドβテストは"Alliance"（同盟や連合，提携という意味を持つ英単語）と名付けられており，10月19日からの5日間で行われる。（第一次テストよりは長いものの）5日間というと短いと思うかもしれないが，それはこのテストが，目的を絞っているからである。
このAllianceでは，これまでも伝えられていたとおり，15名からなる"党"（一般的なMMORPGのギルドにあたる）同士の戦いを中心に，テストが行われるのだ。
具体的には，10月19日（水）から21日（金）までの間に各参加者がキャラクターを鍛えたり，党単位で練習したりして，週末となる22日（土），23日（日）で，全党参加のトーナメント戦が実施される予定。
このテスト内容を見て分かるように，数千人が参加するということは，不可能だ。（韓国での二次テストと同じく）16の党でトーナメントを行うとしたら，16×15で，計240人しか参加できない。実際にどれだけの党でトーナメントが行われるかは明らかにされていないが，今回もまた，狭き門となりそうである。
しかもその参加対象者の何割かは，すでに決まっている。その内訳は，以下のとおり。
・第一次クローズドβテスト「Primero」参加者（意向確認のうえ，登録を受け付け）
・「暁のArtista」アートコンテスト入賞者（意向確認のうえ，登録を受け付け）
・新規X-Tester応募者
優先順位としては，当然上二つが高い。「Primero」参加人数は公表されていないが，おそらく200人はくだらないだろう。「暁のArtista」アートコンテスト入賞者にしたって，新大陸賞も入れれば結構な人数が上る。
このうちのどれだけの人がAllianceに参加するのかは未知数だが，これだけの"プレミアムチケット"，手放すのはもったいないというもの。かなりの割合で参加するのではないだろうか。
というわけで，実に厳しくなりそうな新規枠だが，だからといって，本作に期待している人なら応募しない手はない。その募集要項を紹介しよう。
＜Alliance募集要項＞
●応募期間
2005年9月30日（金）正午 〜 10月10日（祝）正午
●応募資格
・「グラナド・エスパダ」βテスト参加規約に同意できる人
・不具合調査を含むデバッグに協力できる人
・日本国内より本βテストに参加できる人
・必要な動作環境及び通信環境を満たしている人
●必要動作環境
OS：Windows XP
CPU：Pentium 4/2GHz以上
メモリ：512MB以上
グラフィックスチップ：GeForce4 Ti 4200以上，またはRadeon 9000以上
DirectX 9.0c以降
FTTH，ADSL，CATV，T1（1.5Mbps）以上の通信環境
●応募方法
グラナド・エスパダ公式サイト内の専用フォームより応募
●当選発表
2005年10月12日（水）に，HUEからのメールで発表（当選者のみ）
●第二次クローズドβテスト実装新要素（リリースより）
○仕様補正（ユーザーインターフェース改善、プログラム品質向上など）
○「党」（“ギルド”や“クラン”に相当するユーザー同士のグループ）システムの導入
○「党」対「党」による、専用マップによるバトルシステム導入
○NPC 編入システムの導入（ゲームNPC が一定の条件により、チーム編入可能となる）
○フィールド「テトラ遺跡」、モンスター、NPC の追加
●その他（リリースより）
○X-Tester は、当社の定めた選定基準に基づき選考・決定させて頂きます。
○今回応募頂いた方は、当選・非当選に関わらず、今後予定している次フェイズの
クローズドβテストにおいても、その選考対象とさせて頂きます。
○スケジュール等は予告なく変更になる場合があります。
最後の"その他"のところがポイントで，選定基準は，（Primero同様）ランダムではない。グラナド・エスパダ公式サイトの"バラック"（スタッフによるブログページ）へ頻繁にトラックバックするなり，ファンサイトで活躍するなりしている人が，有利になりそうだ。
とはいえ，そういう活動は苦手という人もいるだろう。4Gamer枠の募集も検討中なので，お楽しみに。
さて，このAllianceの参加者のことを"X-Tester"と呼ぶのはPrimeroと同じだが，今回もまた優秀なX-Testerに対して表彰が行われるとのこと。
具体的には，テストに関する報告の質/量が評価され，貢献度が高いと判断された人には，さまざまな特典が与えられるのだ。特典内容は，以下のとおり。
・韓国のゲームショウ「G★2005」（11月10日〜13日）および本作の開発元IMC Gamesへご招待……3名
・次期クローズドβテストへの優先参加権
・グラナド・エスパダ公式サイト上で，参加者コマンダーネームの掲載（希望者のみ）
・オープンβテスト開始時の，コマンダーネーム命名優先権（予定）
など
中でも気になるのは，やはり一番上だろう。韓国のゲームショウに行けるだけでなく，IMC Gamesに行けば，キム・ハッキュ氏自ら，本作の最新状況を教えてくれるに違いない。Allianceに参加できるという幸運をつかんだ人なら，さらにもう一つ上の幸運をつかむため，積極的にさまざまな報告をするといいだろう。（Iwahama）
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