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GravityがTGS2005で「Ragnarok Online 2」をプレイアブル展示
2005/09/12 18:02
 Gravityは本日(9月12日),「ラグナロクオンライン」の後継作品となる「Ragnarok Online 2」を,東京ゲームショウにプレイアブルな状態で出展することを明らかにした。
 同社は東京ゲームショウ2005で,500平方メートルと広いブースを構えるが,そのうち半分近くをRagnarok Online 2の展示に当て,「ゲーム体験ゾーン」を用意する。そこでは,Ragnarok Online 2の主要なシステムや,可愛らしい3Dキャラクターが公開されるとのことだ。

 そこで説明される,Ragnarok Online 2の特徴的なシステムとしては,まず「装備成長システム」が挙げられる。これは,精錬や追加アイテムの付加によって装備を強化するのでなく,装備自体が経験値を得てレベルアップし,成長していくというものだ。これにより,プレイヤーはゲーム内で独特の能力を持つ装備で身を固め,冒険を進めていけるという。
 そうした成長システムとは別に,Ragnarok Online 2の装備には固有の"等級"があって,レベルを十分に上げた状態で"装備合成アイテム"を使うことにより,ワンランク上のアイテムに進化させることが可能となっている。
 こうして進化した武器と防具は,進化する以前の能力値をそのまま引き継ぎつつ,新たに能力を獲得して成長するため,ほぼ無限のバリエーションを持つことになる。プレイヤーはそうした武器と防具の特徴に精通することで,多様な戦術が実現するという。

 また,キャラクターに関しては「コンプレックス・ジョブ・チェンジ・システム」と呼ばれる新機軸が導入されている。このシステムではキャラクターレベルでなくジョブレベルの上昇に応じて転職が可能になるが,大きな特徴は前職/職業体系に縛られることなく,すべての職業に転職できる点だ。キャラクターを職業体系ごとに新規に生成せずとも,すべての職業を体験できるのが,このシステムのメリットといえよう。
 キャラクターのデザインは,前作の可愛らしい雰囲気を継承しつつ3D描画となり,指の関節など細部に至るまで表現されているとのこと。また,瞳や眉毛による目の表情や唇の動きによって,状況に応じたリアルな感情表現を演出しているという。

 ブース内のRagnarok Online 2ゾーンで,来場者は実際にRagnarok Online 2に触れることが可能で,ゲームのスタート地点となる「ホドミメス村」でのプレイを体験できる。新システムやキャラクターも実際に確かめられるという。
 にわかに話題が活気づいてきたGravityとRagnarok Online 2だが,早くもプレイ可能とあっては試さない手はない。東京近郊に住んでいて,同作に興味のある人は,ぜひ東京ゲームショウ2005のGravityブースを訪れてみてほしい。(Guevarista)


ラグナロクオンライン2 -Episode:0 巡りあう大地-
■開発元:Gravity
■発売元:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■発売日:2007年内
■価格:1980円/30日間(税込),5310円/90日間(税込)
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2005.09/20050912180234detail.html