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「スター・ウォーズ ギャラクシーズ」Pub21.0アップデート導入
2005/08/05 14:41
 MMORPG「スター・ウォーズ ギャラクシーズ」で,本日(8月5日)の定期メンテナンスによりパブリッシュ21.0アップデートが導入された。
 前回のパブリッシュ20.0アップデートが導入されたのが7月20日だったが,わずか半月後のアップデートにしてはずいぶんと大型の内容だ。とくに"クリーチャー・ハンドラー"に大きな変更が加えられ,ペットは時間の経過ではなく経験値によって成長するようになる。編集部のクリーチャー・ハンドラーも「おおお!」と感動していたので,ペット使いはお見逃しのないように!(Kawamura)

##### 以下,リリースより ######

◆アップデート情報

クリーチャー・ハンドラーへの大きな変更が含まれます!
ペットはXP(経験値)で成長するようになり、新しくペット・コマンドの訓練インターフェースが追加されます。さらにペットは全く新しいアビリティを習得するようになります!
2つの新しいクエスト「黄昏の星をつかめ」と「ナジェム・ダラー」が追加されます。
クエスト「サイレンの秘密」に、第4章が追加されます。
ゲーム内全体が、明るく鮮明になるように調整されます。

◆クリーチャー・ハンドラー

ペットの成長
ペットは、以前のように時間の経過により成長するのではなく、得た経験値により成長するようになります。
ベイビー・クリーチャーは、完全に成長した同じ種類のクリーチャーと同じレベル、ステータスを持ちます。
ベイビー・クリーチャーは、成長と共に大きくなり新しいアビリティを覚えることによって、その能力をより進化させるでしょう。

ペットの成長システムは根本的に見直され、挑戦しがいのあるものへと進化しました。ベイビー・クリーチャーたちはその親と同じレベル、ステータスになり、テイムされた瞬間から、マスターと一緒に全力を尽くして戦うようになります。そしてマスターと一緒に戦い続けることによって経験値を得て、体も大きくなり、新しいアビリティを覚えさせることができるようになります。それらのアビリティは彼らの能力を強化し、野生の同種族のクリーチャーと比べてより強力に成長するでしょう。

ペットのトレーニング
ペット・コマンドの訓練用に、新しいインターフェースが導入されます。
今まであった言語による訓練コマンドは、新しい訓練インターフェースと共に、以前と全く同じ働きをします。

新しい訓練インターフェースには、そのペットが覚えることのできる全てのコマンドがリストされ、覚えているボイス・コマンドも同時に表示されます。覚えさせたいコマンドを選択/実行すると、ボイス・トレーニングが開始されます。ペットが新しくコマンドを覚える準備が整うと、頭の上に「?」が表示されるので、後は覚えさせたい言葉をチャット入力するだけです。そのコマンドをそのペットに覚えさせるのが初めてだった場合、正しくコマンドを理解したかどうかチェックする必要があります。一度覚えたコマンドは、違う言葉に置き換えることができ、それに失敗することはありません。

ペット・アビリティ
野生クリーチャーをテイムしペットにすると、生まれつきのアビリティを覚えている場合があります。
クリーチャー・ハンドラーは、ペット・アビリティを自分のペットから覚え、他のペットに教えることができるようになります。
覚えさせるペット・アビリティを選ぶことで、ペットを特殊な戦闘能力に特化させたり、全般的なペットの能力を強化することができます。

野生クリーチャーをテイムし、ペットにすると、生まれつき覚えていたアビリティを持っている場合があります。それらのアビリティはペットの能力を強化する役割を果たします。さらに、クリーチャー・ハンドラーは、アビリティを持つペットと共に戦い続けることで、ペットの持つアビリティを覚え、他のペットに教えることができるようになるのです。

ペットが一定の経験値を稼ぐと、ペットの「成熟度」が上がり、体が大きくなり、マスターから新しいアビリティを習うための「トレーニング・ポイント」と共に、アビリティを覚えておくための「アビリティ・スロット」を得ます。ペットの現在の経験値と、次の成熟度までに必要な経験値は、データ・パッド(Ctrl+D)のペット・コントロール・デバイス(PCD)で確認することができます。経験値は、マスターと一緒に戦闘を繰り返すことで得られます。

アビリティ・スロットは、成熟度が上がるたびに得られる訳ではありませんが、そのペットのレベルで得られる限界まで増え続けます。訓練ポイントも、完全に成熟するまで増え続けます。

ペットに新しいアビリティを覚えさせるには、ペットを呼び出してターゲットし、「/trainPet」コマンドを入力します。その時に、クリーチャー・ハンドラーが、そのペットに教えることのできるアビリティを覚えていて、ペットが空きアビリティ・スロットを持っていた場合には、アビリティ訓練インターフェースのウィンドウが開きます。そこで覚えさせたいアビリティをリストから選択し、「訓練」ボタンを押せば、覚えさせることができます。何もターゲットしない状態で「/trainPet」コマンドを入力すると、現在覚えているペット・アビリティの全てがリストアップされます。

多くのペット・アビリティは恒久的にペットの能力を強化しますが、いくつかのペット・アビリティは、ボイス・コマンドを通じてペットに使用するように命令できるタイプになっています。

バザー/ベンダー
バザーやベンダーに出品されているリソース・コンテナの内容のリソース名と量は適切に表示され、購入前にあらかじめ確認できるようになります。

キャラクター
キャラクターのプロフェッション・タイトルをコミュニティ・ウインドウ(Ctrl+P)内で変更すると、即座に反映されるようになります。
デフォルト設定のパーソナル・ライト(Ctrl+L)の設定が、「常にオフ」に変更されます。以前のデフォルト設定では、「昼の間はオフ、夜になるとオン」になっていました。パッチ後も、プレイヤーはいつでも(Ctrl+L)を押すことでパーソナル・ライトをオン、オフすることができます。

クライアント
ATI製の旧モデルのビデオカードを利用している際に表示されるURLが更新されました。

クローンニング
「/clone」コマンドは、クローン・ターミナルをターゲットしている時にのみ使用可能になります。

コンバット
ドクターとジェダイのヘイスト・バフの効果が強力過ぎたため、より適切な効果に調整されます。

クラフティング
「リサイクラー」の作成に使用される、「振動モーター」は正常に作成できるようになります。
クラフティングの実験段階で、実験の効果が画面に表示されるのにかかる時間が短くなります。以前は10秒から15秒程度かかり、その間古い情報が表示されたため、実験の効果がないように見えました。
リソースコンテナの数量が変化した場合「調べる」を行った際のウインドウにも反映されます。作成されたアイテムやコンテナに対し「調べる」を行った際のウインドウは、作成時のウインドウと同様に適切にアップデートされるようになります。
サーベイ中もしくはリソース・コンテナ内のアイテムを使用中にギャラクシーから切断された場合にも、リソース・コンテナは正しく機能するようになります。
2つに分けられていた同じリソースをインベントリー内でまとめた時に、すぐにその数量が計算され反映されるようになります。
実験中、オブジェクトの情報は適宜更新されるようになります。
分割されたり、まとめられたリソース・コンテナの詳細ウインドウは正しく表示されるようになります。
「筒型混合機」を作成できるようになります。

フォース・センシティブ・ビレッジ
フォース・センシティブ・クエスト:シス・シャドウのウェイポイント・データパッドは、ルートした瞬間から使用可能になります。「先にオブジェクトをルートする必要があります」のメッセージが表示されることはもうありません。
シス・シャドウのウェイポイント・データパッドは、宇宙で使用することはできないようになります。
フォース・センシティブのコンバット経験値変換率を調整しました。

その他
コンバット・アップグレードのテスト用に導入された、テストサーバー上で使用可能だったスラッシュ・コマンド「/clientQualifiedForSkill」は、その役目を終えたため消去されます。

パダワン・トライアル
クエストNPCが、プレイヤーが接触するチャンスなく消えてしまうことはなくなります。

プレイヤー・イベント・パーク
多くのイベント・パーク用アイテムの設置制限が緩和されます。柔軟な発想で色々なデコレーションを試してみてください。
全ての貸し出し用イベント・パーク・ヴェニューに、ヴェニュー・リモート・コントロールが付属されるようになります。ヴェニュー・リモート・コントロールを使用することで、オーナーはそのヴェニューを再ディード化することができるようになります。
旗取りゲームにおいて、以下の状態にあるプレイヤーは旗を持つ事ができなくなります:フォース・クローク、潜伏(カバー状態)、死んだふり、パラライズ(マヒ状態)および停滞。
イベント・パークの制限時間タイマーは、ディードを購入した時点ではなく、使用された時点から動き出すようになりました。
イベント・パークの貸し出しアイテムの使用期限は、従来の8時間から16時間に延長されました。

バウンティ・ハンター
NPCバウンティ・ミッションのルート品とNPCを少し修正しました。レベルの高いバウンティ・ハンターは、より高い確率で高レベルのミッションやエリート・マークのミッションを得る機会が与えられるでしょう。また、コンバット・レベル75以上のバウンティ・ハンターは、ボス・マークのミッションを得られる可能性が与えられます。より難しいミッションは、より良いルート・アイテムがドロップされる可能性が高くなります。
NPCバウンティ・ミッションのために出現したNPCは、そのミッションを受けたバウンティ・ハンターのみが攻撃できるようになります。
シーカー・ドロイドのターゲット探査オプションウィンドウがより解りやすくなるように、テキストを追加しました。
シーカー・ドロイドのターゲット探査オプションを使用すると、マークした相手の名前とウェイポイントを報告するようになります。
シーカー・ドロイドのターゲット追跡オプションを使用すると、マークした相手のウェイポイントを定期的に報告するようになります。
シーカー・ドロイドのファクトリー・クレートの上限数が増えます。
シーカー・ドロイドのチャージ量が増えます。
シーカー・ドロイドのターゲット追跡オプションは、ドロイドのチャージを消費するようになります。
ジェダイ・バウンティ・ミッションを完了したバウンティ・ハンターのテンポラリー・エネミー・フラグ(TEF)は直ちに解除され、それ以上ジェダイを攻撃することはできないようになります。
以前に完了もしくは棄てたジェダイ・バウンティ・ミッションのターゲットであるジェダイを、攻撃することはできなくなります。

エンターティナー、ダンサー、ミュージシャン
インスピレーション・バフのための踊りや演奏をエンターティナーから断わられた場合、料金を支払うことができないようになります。

メディック、コンバット・メディック、ドクター
上級バクタ・ショット、上級バクタ・トス、上級バクタ・スプレイ、上級バクタ・ジャブは、改良型や基本型の同じアビリティよりも、基礎回復量が多くなります。
プレイヤーは、常に使用可能なものの内一番ランクの高いバクタ系ヒーリング・アビリティを使います。

ドクター
ドクターがより価値あるものになるように、ドクター・バフの効果時間が修正されました。
ドクターのバトル・アーマー命中精度低下の緩和スキルが向上し、命中精度低下を完全に打ち消すことができるようになります。

スカウト、レンジャー
自分よりレベルが低い敵が消臭マスクやカモ・キットの効果を見破る距離は、プレイヤーが隠れていないときにその敵から攻撃されるのと同じになります。
レベルが灰色の敵(自分から見てかなりレベルの低い敵)は、消臭マスクやカモ・キットの効果を見破ることはなくなります。

シップライト
KSEファイアスプレイ設計図は、マスが0のコンポーネントのリバース・エンジニアリングでは取得できなくなります。また、スターシップの離陸時にマスが0のコンポーネントを装備していると、そのマスは50,000になります。

スマグラー
バイオ・リンクされたアイテムも、スライス可能になります。
「パワーアップ・キット」が追加された武器はスライスできないようになります。スライスする場合にはあらかじめパワーアップ・キットを外してください。

テイラー
衣類を作成中、有効な色だけが表示され、その中から選択できるようになります。

クエスト
二つの新しいクエスト「黄昏の星をつかめ」と「ナジェム・ダラー」が、追加されます。
「黄昏の星をつかめ」:反乱同盟軍はヤヴィンIVに残された全ての重要な物資や人材を撤退させるため、絶望的に遅過ぎる作戦を開始しました。混沌としたその戦いのさなか、帝国と反乱同盟軍はお互いに落ちたデス・スターのパーツを少しでも多く集めようとしています。そこに、招かれざる客が現れました。そう、犯罪者たちです。大小さまざまなグループの犯罪者たちが、混乱に乗じて一儲けしようと集まってきたのです。彼らは独自のルートでデス・スターの破片を集め、より高い金額を入札した側に売りつけようともくろんでいます……。
「ナジェム・ダラー」:ナジェム・ダラーは帝国に雇われ、一般市民を使い、スコーチ(Scorch)と呼ばれる場所周辺でデス・スターの破片を集めるように指示されています。それと同時に彼は、勝手にパーツを集めて売ってしまう犯罪者集団とも戦い続けています。
「サイレンの秘密」クエストの第4章が追加されます。「サイレンの秘密」の1〜3章の起点となるNPCから、これまでの各章に加えてその続編にあたる第4章も進められるようになります。
「サイレンの秘密」クエストの、敵の傭兵が沸く位置が改善されました。
アヴァター・プラットフォームのロックボックスが壁の中に沸く事はなくなります。
アヴァター・プラットフォームのロックボックスに新しいルート品が追加されます。
モス・アイズリーのクエストは、正しいバッジを与えるようになります。

スペース
宇宙でもペットとグループを組めるようになります。

UI
デフォルトの明るさ、コントラスト、ガンマは、ゲームのグラフィックの色合いの補正に伴い、1.0に設定されました。以前にそれらを変更していても、一度リセットされて1.0にリセットされます。設定を変更するには、オプションメニュー(Ctrl+O)を開きます。
アイテムをスライスした後、実験結果が表示されるようになります。
ロータリー・タイマー(※)が止まって見えることはなくなりました。
爬虫類の肉は、また以前の名前である爬虫類の肉に戻しました。
グレネードにロータリー・タイマーが追加され、状態がコンバット・キューに表示されるようになります。
強化アイテムにロータリー・タイマーが導入されます。
スティムパックにロータリー・タイマーが導入されます。
ツールバー内の「ビークル管理デバイス」にロータリー・タイマーが導入されます。
新しいミュージックとダンスのアイコン(スウィングとブンドゥキ)が1つずつ、コマンド・ブラウザ(Ctrl+A)内に追加されます。
新しいエンターティナー・アビリティのアイコン(センターステージ、カラースワール、ダンスフロア、フィーチャーソロ、ファイアジェット2、レーザーショウ)が6つ、コマンド・ブラウザ(Ctrl+A)内に追加されます。
レイジとアンガーのアイコンが追加されます。
いくつかの種族のNPCの名前にコードが混ざって表示されていた問題を修正しました。
ジェダイ・ディフェンダーのロール・アイコンが意図されていない場所に表示されていた問題を解決しました。
ゲーム内リファレンスにおいて、「/find」で表示されるイエロー・リボン・ナビゲーションは、輝ける道と名称が変更されました。

※ロータリー・タイマーとは:
使用したアクションのアイコンが暗転し、時計回りでアイコンが通常の明るさに戻っていきます。アイコンが完全に元の状態に戻るまで、そのアイコンのアクションを実行することはできませんが、その他の使用可能なアクションを実行することはできます。これをロータリー・タイマーと呼びます。

ビークル
マルチ・パッセンジャー・ビークル(多人数用ビークル)を運転しているプレイヤーが、同じグループに入っていないプレイヤーに対し、一緒に乗るように誘うことはできなくなります。同じグループに入っているプレイヤーは、引き続き誘うことができます。
条件を満たしており、同じグループメンバーの運転するビークルに乗ることができるプレイヤーは、自分からラジアルメニューを開き乗り降りすることができるようになります。
以下がマルチ・プレイヤー・ビークルに同乗するための条件です。
ビークルの席に空きがある。
同じグループに入っている。
戦闘中でない。
ファクションに参加していて予備役以外(特殊部隊もしくは戦闘部隊)の場合、ドライバーもまた同じファクションで、予備役以外である。
※もし運転している途中でドライバーが特殊部隊もしくは戦闘部隊から予備役に変更された場合、ファクションに所属する予備役以外のメンバーは、直ちにビークルから降ろされます。
BARCスピーダーのエンジン音が大きくなりました。

ベテラン・リワード
9カ月報奨として「ディスプレイ・ケース」が追加されます。
「暖炉」が24カ月報奨に追加されました。

ワールド
スター・ウォーズ ギャラクシーズのライティングは調整され、暗い場所が以前に比べ見やすくなるように調整されました。デフォルトの明るさ、コントラスト、ガンマは、ゲームのグラフィックの色合いの補正に伴い、1.0に設定されました。以前にそれらを変更していても、一度リセットされて1.0に戻ります。設定を変更するには、オプションメニュー(Ctrl+O)を開きます。パーソナル・ライトもその一環としてデフォルト設定が、「常にオフ」に変更されます。以前のデフォルト設定では、「昼の間はオフ、夜になるとオン」になっていました。プレイヤーは、引き続き(Ctrl+L)を押すことでパーソナルライトをオン、オフすることができます。
地形の描画システムが変更され、パフォーマンスが向上し、メモリーの使用量を抑えることに成功しました。
リヤット・トレイルの第5層で、透明な敵から攻撃される(あるいは攻撃する)事はなくなります。
コロネットのミートランプと破壊者は適正に出現するようになります。

日本語
テキスト・ボックスに対しIMEがスパムを行なう問題を少し改善しました。


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スター・ウォーズ ギャラクシーズ
■開発元:LucasArts
■発売元:Sony Online Entertainment
■発売日:2004/12/23
■価格:通常版:オープンプライス,コマンダーBOX:1万1480円(税別)
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2005.08/20050805144134detail.html