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[E3 2005#040]"武装自動車"がモチーフのユニークなMMORPG「Auto Assault」
2005/05/20 17:01
 日本では「リネージュII」でおなじみのNCsoftだが,最近では「Guild Wars」「Tabula Rasa」といったタイトルも国内外で知名度がアップしてきており,MMORPG界の大御所としての地位をキープし続けている。
 そんなNCsoftは,今回のE3で多くのオンラインゲームを出展しており,前述のリネージュII,Tabula Rasa,Guild Warsのほか,「City of Heroes」「City of Villains」「Auto Assault」といった作品を,さまざまな形で展示していた。



 今回紹介するAuto Assaultは,好みの武器で武装した自動車を運転し,さまざまなミッションやバトルを楽しむ,一風変わったMMORPG。NCsoftのクローズドブースでプレイデモを見させてもらったのだが,"最も速く,最も破壊的なMMO"とも呼ばれる本作の魅力が十二分に伝わってくる,迫力満点の映像であった。
 本作の特徴は,なんといってもその派手な破壊シーン。目に見えるオブジェクトのほとんどが破壊可能らしく,ミッションでも敵の基地を破壊するタイプや,直接敵車とバトルするタイプのミッションは,Auto Assaultの醍醐味ともいえる場面だろう。



 ドライビングテクニックが重要となるゲームなので,アクション性は従来のMMORPGよりもかなり高い。しかし,操作自体はマウスとキーボードで行えるし,ゲームパッドなどのデバイスにも対応しているので,レースゲームをプレイしたことがある人ならば,難なくなじめるはずだ。



 デモプレイを見た印象では,ドライブ自体が楽しく,ミッションも爽快感があってソロでも十分楽しめそうな作品だったが,開発サイドとしてはパーティープレイ推奨のゲームバランスらしい。個性的な武器を装着した自慢の車を持ち寄り,複数のプレイヤーでミッションや対人戦を行えば,楽しさも倍増間違いなしだろうし,ハイウェイなどの特殊なフィールドでは,100人前後のプレイヤーでプレイを楽しむことも可能とのこと。
 自動車には,例えば加速性能や装甲に特化した個性的な車種が存在し,中にはロボットに変形可能なマシンもあるという。また四輪だけでなく,二輪車にも搭乗できるようなので,日本でもある程度評価されそうな印象を受けたが,現在のところ国内でのサービスは未定。興味が湧いた人は,しばらく情報を追いかけてみるといいだろう。(大路政志)


Auto Assault
■開発元:NetDevil
■発売元:NCsoft
■発売日:2006/04/12
■価格:49.99ドル 14.99ドル/月
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2005.05/20050520170136detail.html