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レビュー-2020/08/01 12:00

現代日本をプレイ可能にする「新クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2020」詳細レビュー。舞台設定のみならず,プレイ環境を“今”にアップデートする一冊

 「新クトゥルフ神話TRPG」のソースブック「クトゥルフ2020」が,KADOKAWAから発売となったのが2020年6月30日のこと。本作2冊目のソースブックにして,いよいよ我々にとってなじみ深い“現代日本”を舞台にしたセッションの準備が整ったことになる。ではこの「クトゥルフ2020」をどう読むべきか。じっくり紹介していこう。
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レビューANALOGANALOG:新クトゥルフ神話TRPGRPGテーブルゲームテーマ:SFテーマ:ホラー/オカルト発売元:KADOKAWA開発元:Chaosiumライター:まだら牛

 KADOKAWAは本日,「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」二次創作投稿について,同社が運営しているWeb小説サイト「カクヨム」で公式許諾すると発表した。カクヨムでは,二次創作許諾作品一覧ページに掲載されている作品に限り,二次創作作品の投稿が可能だ。

 オンラインセションの普及により,今やTRPGのプレイ風景は大きく変化した。その変化に大きく貢献してきたのがオンラインセッションツール「ココフォリア」だ。ファンベースの開発からスタートし,法人化に至ったココフォリアだが,その狙いはどこにあるのか。開発者である鳥頭めう氏に話を聞いてみた。

 Gamera Gamesは2022年12月20日,MeowNatureが開発する新作タイトル「Depersonalization」アーリーアクセスを開始した。プレイヤーは独自のキャラクター(探索者)を作成し,ダイスロールの判定を介してストーリーを進めていく,「クトゥルフ神話TRPG」をモチーフにしたRPGだ。

 さまざまなカテゴリのアナログゲームが出展されるゲームマーケットだが,TRPGもまた,そうしたジャンルの一つだ。先日発表されたルールブックアプリ「クトゥルフ神話TRPG ルールブックPLUS」も,「ゲームマーケット2022秋」の会場では実際に試すことができた。本稿ではそんな関連ブースをピックアップして紹介しよう。

 KADOKAWAは2022年10月6日,テーブルトークRPG「クトゥルフ神話TRPG」のルールブックアプリ「クトゥルフ神話TRPG ルールブックPLUS」特設サイトを公開し,アプリの機能や課金システムなどを公開した。ダウンロードは無料で,課金システムは月額方式となっている。

 TRPGの二次創作について,関係各社の連名によるガイドラインが発表されたのが2021年10月のこと。これに合わせ,二次創作者向けのライセンス制度「SPLL」が発表され,大きな話題を呼んだ。先日12月1日にはいよいよ運用が開始されたが,その真意はどこにあるのか。TRPGライツ事務局の代表者に話を聞いてみた。