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レビュー-2019/12/07 00:00

 今回は,Intelの18コアCPU「Core i9-10980XE」と,AMDの32コアCPU「Ryzen Threadripper 3970X」および24コアCPU「Ryzen Threadripper 3960X」によるHEDT向け新型CPUレビューをお届けしよう。16コアを超えるHEDT向けCPUは,ゲーム用途でどの程度の性能があり,ゲーマーにとってどんな価値があるのだろうか。
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レビュームービーHARDWAREHARDWARE:Core X(Skylake-X,Kaby Lake-X,Cascade Lake-X)HARDWARE:Ryzen(Zen 2)CPU発売元:Intel発売元:AMDライター:米田 聡

 今回は,Intelの18コアCPU「Core i9-10980XE」と,AMDの32コアCPU「Ryzen Threadripper 3970X」および24コアCPU「Ryzen Threadripper 3960X」によるHEDT向け新型CPUレビューをお届けしよう。16コアを超えるHEDT向けCPUは,ゲーム用途でどの程度の性能があり,ゲーマーにとってどんな価値があるのだろうか。

 Intelが,HEDT市場向けプロセッサ「Coer X」シリーズの新製品を発表した。前世代製品からコア数は変わらないが,最大クロックの引き上げや,PCI Express Gen.3レーンの増加で性能向上を図る。最大のポイントは価格で,前世代のおよそ半額とすることで,競合となるRyzen Threadripperに対抗するようだ。

 北米時間2017年11月20日,Intelは,第6〜第8世代Coreプロセッサなどが備えるシステム管理機能「Intel Management Engine」の重要な脆弱性に関わる情報と,脆弱性検出ツールを公開した。Intel MEは,該当するCPUを使ったゲーマー向けPCや自作PCにも含まれるものなので,簡単に説明しておきたい。

 2017年7月14日,Intelの新世代ハイエンドCPUとなるCore Xシリーズのうち,10コア20スレッド対応以下のモデルが発売となる。4Gamerでは先にアプリケーションベンチマークテストの結果をお届け済みだが,今回はレビュー後編として,Skylake-XおよびKaby Lake-Xの特性に迫り,最終的な結論も下してみたい。

 2017年7月中旬の発売が見込まれるCore Xシリーズプロセッサ。4Gamerではそのうち,10コア20スレッド対応の「Core i9-7900X」4コア8スレッド対応の「Core i7-7740X」を入手できたので,まずはゲーマーの日常生活を前提としたアプリケーションベンチマークテスト結果をお届けしたい。Intelの最新CPUはどんな人に向くのだろう?

 2017年6月27日,GIGABYTEは,Intel X299チップセット搭載ゲーマー向けマザーボードの説明会を開催した。ラインナップは「X299 AORUS Gaming 9」「X299 AORUS Gaming 7」「X299 AORUS Gaming 3」の3製品で,上位2機種は,独自のヒートシンクが付いたCPU直結のM.2 SSDスロットを3基備えるのが特徴であるという。

 2017年6月27日,X299チップセット搭載のマザーボードが販売解禁となったが,対応する新CPU「Core X」の販売は,いまだに行われていない。発売日に関する公式な情報もない状況だが,パソコンショップ アークは,まだ変更になる可能性があるとしながらも,7月14日発売予定と予告している。