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イベント-2018/03/21 19:37

[GDC 2018]複合現実はアトラクション向き? HoloLensを使ったパックマンの開発で見えたものとは

 GDC 2018の2日めである3月20日,バンダイナムコが,MR(複合現実)アトラクション「PAC-IN-TOWN」の開発について解説するセッションを実施した。パックマンという題材とMR HMDを使い,楽しめるアトラクションを作るにはどのような工夫が必要だったのかを,担当ディレクターが語った概要をレポートしよう。
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イベントARCADEHARDWAREHARDWARE:HoloLensPC本体入力デバイステーマ:ディスプレイ発売元:バンダイナムコエンターテインメントライター:米田 聡イベント:GDC 2018イベント:Game Developers Conference

 Nianticは本日,MicrosoftとAR分野でのコラボを行うとIgnite 2021にて発表し,MR対応ウェアラブルデバイス「HoloLens」で「ポケモンGO」を楽しむコンセプト実証デモを公開した。あくまでもアイデア検証用の試作だが,映像では,屋外で実際に目の前にいるピカチュウに餌をあげるなどのシーンを確認できる。

 GDC 2018の2日めである3月20日,バンダイナムコが,MR(複合現実)アトラクション「PAC-IN-TOWN」の開発について解説するセッションを実施した。パックマンという題材とMR HMDを使い,楽しめるアトラクションを作るにはどのような工夫が必要だったのかを,担当ディレクターが語った概要をレポートしよう。

 2016年11月29日,日本マイクロソフトは,単体で動作するAR対応HMD「HoloLens」の国内向け予約販売を,同社直販サイトであるMicrosoft Storeで12月2日に開始すると発表した。ラインナップは開発者向けと法人向けの2つで,価格は順に33万3800円,55万5800円(いずれも税別)となっている。

 2016年11月1日,Microsoftの日本法人である日本マイクロソフトは,Windows 10を搭載して単体で動作するAR(Argumented Reality,拡張現実)対応ヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」プレオーダーを2016年内に行うと発表した。対象は日本国内の開発者と法人で,価格は現在のところ明らかになっていない。

 COMPUTEX TAIPEI 2016に合わせて行ったイベントでMicrosoftは,同社が開発したVRやAR向け技術「Windows Holographic」をサードパーティに開放すると発表した。しかし,この施策の狙いや目指すところについては,よく分からないという人も多かったと思う。そこで,発表の背景にあるMicrosoftのサードパーティ戦略についてまとめてみた。

 台湾時間2016年6月1日,Microsoftは,COMPUTEX TAIPEI 2016に合わせて行ったイベントで,同社が開発したVR&AR向け技術「Windows Holographic」をサードパーティに開放すると発表した。これにより,Windows Holographicに対応した機器が,サードパーティから登場してくることになりそうだ。

 北米時間2016年2月29日,Microsoftは,拡張現実対応HMDの開発者向けキットである「HoloLens Development Edition」のプレオーダーを開始した。価格は3000ドルで,3月30日から北米向けに出荷を開始する。この開発者向けキットには,HoloLens対応の新作ゲーム2タイトルが付属するとのことだ。

 北米時間2015年10月6日,Microsoftは,複合現実対応型ヘッドマウントディスプレイの開発者向けエディション「HoloLens Development Edition」を,2016年第1四半期に3000ドルで発売すると発表した。合わせて,複合現実対応のガンシューティング「Project X-Ray」のデモも披露している。

 MicrosoftはE3 2015の同社ブースにて,複合現実型ヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」の,ちょっとしたデモアトラクションを用意していた。“「Halo 5:Guardians」の世界を模したセット内をHoloLensを付けて歩く”という体験が可能だったわけだが,それを追体験できる映像も見てみよう。

 E3 2015でMicrosoftは,複合現実(Mixed Reality)対応ヘッドマウントディスプレイとして,「HoloLens」を訴求していた。連載「西川善司の3Dゲームエクスタシー」では,実際に体験してきた西川氏による,HoloLens考察結果をお届けしたい。果たしてHoloLensとはいかなるもので,どのように動作しているのか。そして,課題はどこにあるのだろうか。