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レビュー-2016/11/26 11:00

 カード長157mmでクロックアップ仕様のGTX 1050 Tiカードと,145mmでリファレンスクロック採用のGTX 1050カード。ZOTACの短尺グラフィックスカード2製品を入手したので,エントリーミドルクラス市場向けPascalを搭載した小型モデルの3D性能とファン冷却能力,動作音をチェックしてみたい。
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レビュームービーHARDWAREHARDWARE:GeForce GTX 10GPUテーマ:GeForce発売元:ZOTAC Technology(旧称:ZOTAC International)発売元:NVIDIAライター:宮崎真一カメラマン:佐々木秀二

 北米時間2019年3月18日,GDC 2019の開催に合わせる形でNVIDIAは,Pascal世代以降のアーキテクチャを採用するGPUでDirectX Raytracing(DXR)に対応すると発表した。「RT Core」非搭載のGPUでも機能限定版のリアルタイムレイトレーシングを利用できるということで,「レイトレ対応GPU」の数は一気に増えることとなるわけだ。

 2016年夏に登場したPascal世代のミドルクラスGPU「GeForce TX 1060 6GB」は「GP106」コアとGDDR5メモリを搭載する製品だったが,2018年第4四半期になって「GP104+GDDR5X」という仕様の製品が市場に出回り出した。GTX 1080などと同じGPUコアを採用するこれは,果たして何なのか。玄人志向の搭載カードをテストしたので,結果をお伝えしたい。