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印刷2010/06/16 00:01

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[E3 2010]これがリニューアルされたXbox 360だ! 新型機(外観だけ)インプレッション&MS泉水敬氏にインタビュー

 6月13日の「Xbox 360 Experience Project Natal」における「Kinect」(キネクト)の発表に続き,現地時間6月14日に「Microsoft Media Briefing」が開催され,そこで250GBハードディスク搭載の新型「Xbox 360 250GB」が発表された。
 基本スペックこそ前バージョンから据え置きだが,見た目や細かな仕様が変更になった新型Xbox 360を,さっそく間近で見て触ることができたので,その様子をお届けしよう。

Kinect

 発表の後,会場から少し離れたダウンタウンのとあるホテル(マリオット ホテル)の一室に設けられたブースに案内されると,そこには黒い包装紙に包まれ,Xboxカラーであるグリーンのリボンがかけられた四角い箱が!
 「どうぞ開けてみてください」と言われたので,早速バリバリと子供みたいに紙を破って開けてみると,なんと中から,先ほど発表されたばかりの「Xbox 360 250GB」が現れた。しかも,製品版と同様のパッケージング。6月24日と発売が近いこともあり,すでにここまで準備ができているというわけだ。

バリバリ開けるの図
Kinect
Kinect Kinect
Kinect Kinect


 白い保護シートを取り払うと,黒光りする本体がお目見えする。グロスブラック(つやのある黒)のボディは,初代Xboxを彷彿とさせるが,ブラックにクロームシルバーのメッキ部分が映え,シンプルに「格好いい」と思える。
 そして,驚くのがその軽さだ。以前のものは,無理すれば短時間なら片手で持てるという印象だったが,新型は片手で普通に持ち上げられる程度の重量になっている。サイズも従来型に比べて,15%ほど小型化されているそうだ。

縦置きにも横置きにも対応
Kinect Kinect

 パッケージの中身は,新型Xbox 360本体,コンポジットのAVケーブル,ヘッドセット,ワイヤレスコントローラー×1,そして電源アダプター。「LANケーブルがない?」と思いきや,無線LANを標準搭載した「Xbox 360 250GB」には,もはやそんなものは無用というわけだ。
タッチセンサー
Kinect
 また,電源やディスクのイジェクトボタンは,タッチセンサー(タッチ・センシティブ・ボタン)になった。感度が高められており,なでる程度の,直接触るか触らないかくらいの接触でも電源が入るようになっている。スタイリッシュなグロスボディだけに,スイッチ付近に指紋が付いたりしないようにという配慮だろうか?

 そして,もう一つのびっくりが,電源アダプターの小ささと軽さ。鈍器とまで揶揄された過去の面影は,ほぼない。その大きさは,DVDパッケージと並べた写真で確認してほしい。
 さらに本体の電源を入れて驚くのが,その静かさ。必ずしも周囲が静かな環境だったわけではないが,耳を本体に近づけても,ほとんど音が聞こえなかった。「何%の静音に成功した」という実測値はないそうだが,確実に以前のものより静かになっている。

電源アダプターも大変身!
Kinect Kinect

 ちなみに,放熱のために,縦置き時の側面にあたる部分に,10cmかそれ以上のかなり大きなファンがついている。

 コネクタ関係では,USBが背面に2基増設され,合計5基に。HDMI端子と光デジタル音声出力端子を標準装備するほか,Kinect接続用の専用端子(背面の3基のUSB端子の下の赤いラインのついた端子)の存在も確認できた。

 コントローラもブラックが標準になり,手前側のパッド部分もグロスブラックになった。Xboxガイドボタン(中央のしいたけボタン)も,メッキ部分がクロームシルバーに変わっている。本体に合わせて,よりスタイリッシュになった印象だ。

Kinect
背面。上部のUSBコネクタの数と赤いラインのついたKinect用端子に注目
Kinect
ワイヤレスパッドはカラーリングの違いのみ

 アクセサリー関係は,メモリーユニットを除き(端子がなくなった),従来のものが使えるが,この新型に合わせて,統一したカラーのものを順次発売しているという。北米での発売時に,黒いWireless HeadsetとChatpadが発売される予定だ。

 総じて,従来型でネタにされてきたような問題点は,すべて解消されている印象だ。現行のエリートと同じ価格ではあるが,外観はもちろん,現行機種で音や大きさなどに不満があるようなら,買い換えを検討する価値は十分にある。


新たなプレイヤー層の獲得に向けて実施される
Kinectのリリースに合わせた新たなXbox 360の展開
マイクロソフト泉水敬氏ショートインタビュー


マイクロソフト ホーム&エンターテイメント事業本部長 泉水敬氏
 新しい「Xbox 360 250GB」に触れたのち,日本での展開を取り仕切るマイクロソフト ホーム&エンターテイメント事業本部長の泉水敬氏に,あらためてリニューアルXbox 360の感触と今後の展開を聞いた。

―――新しいデザインラインのコンセプトはなんですか?

泉水氏
 従来の基本コンセプトは継承しつつ,より洗練されたデザインにすることをテーマにしています。そのうえで,よりモダンにする。見方によっては変わらない印象がありつつも,新しく感じていただけたりもするのではないかなと。

―――正面からのイメージラインも残っていますよね。

泉水氏
 くびれも残しています。それでいて,角を取り入れる,斜めに直線的なラインを入れるなどして,新しくモダンに感じられるようなデザインにしています。

―――スイッチも変わりましたね。

泉水氏
 帯電式のものになりました。おかげで直接触れなくても電源が入ります。

―――かざすくらいで大丈夫なんですね。つやのあるグロスブラックにしたわけはなんですか?

泉水氏
 Kinectのセンサーも含めて,リビングルームに,テレビと一緒に置いてもらえるデザインを目指しました。綺麗ですよね。

―――専用のクロスなども欲しいですね。

泉水氏
 どこかのメーカーで出してくれないかなと(笑)。

―――そういえばフェイスプレートは?

泉水氏
 フェイスプレートはご好評をいただいてはいたんですが,新型ではなくなってしまいました。Kinectにあわせて,もっと広いユーザーに提供するにあたって,省略することにしました。

―――これまでの,コアなゲームファンに向けていたゲーム機から,幅広い層に向けて,というスタンスに変わってきたのでしょうか?

泉水氏
 今までXbox 360で遊んだことがなかった層,さらにはゲーム自体をされていなかった層の方に,Kinectという,「コントローラを使わない遊び」を提供することで,Xbox 360の世界に入ってきていただくことを期待しています。

―――ハードディスクの交換もすごく簡単になってますよね。

泉水氏
 目を付けるところがマニアックですねぇ。こことか(取っ手になるリボンを引っ張るだけでロックが外れて容易に取り出せる機構になっている)良くできていると思います。デザインも含めて,細かいところにも気を遣っているんですよ。交換が容易なので複数持っていただいても良いですし,従来のコンテンツを転送していただくことも可能です。
 秋からは「Zune(R)ビデオ」のサービスも始まりますし,ダウンロードコンテンツやダウンロードゲームもかなり充実してきましたので,250GBと十分な容量を用意したつもりではありますが,さらに追加もしやすいようにしています。

Kinect
HDDの取り出し。紐を引っ張ると自動的にロックが解除される
Kinect
取り出した250GBのHDD

―――買い換えにもばっちり対応しているんですね。「モンスターハンターフロンティア」とも同じ発売日ですしね。

泉水氏
 それは偶然です(笑)。けど,ぜひ買い換えてください。それだけで100万台くらい売れるので(笑)。Kinectを接続する端子もついているので,発売されれば,Kinectでも遊べます。

―――Kinectという名称は,気功とか気合いの「気」(Ki)とコネクトから来ているんですか?

泉水氏
 その辺はご自由に想像していただいて……と言いたいところですが,正直,気功は関係ないです(笑)。「kinetic energy」(運動エネルギー)ですね。それと,Kinectの「Ki」は,英語で発音したときに,「キ」と「コ」の間でして,強いて言えば「ケ」というのが近い感じですね。そうすることで,コネクトとも聞こえるようにしているんです。

―――キネクト……ケネクト……なるほど(笑)。Briefingでは,声でゲーム内のキャラクターとコミュニケーションしていたりしましたよね?

泉水氏
 Kinectの基本機能は“動作”,つまりモーションを感知する機能と音声,声を認識する機能です。いずれもかなり高性能で,とくにモーションのほうは見ていただくと分かると思うのですが,実は音声認識も凄いんです。
 「Kinect Chat」を見ると,何も付けずに会話していますが,何気なくやっているように見えて,実はテレビから出ている音声とユーザーから出ている音声の区別をしているので,ちゃんとコミュニケーションできるんです。Kinectの中の特殊なマイクの配列と映像認識で,誰がしゃべったのかを認識して,その他の音と区別しているんです。

Kinectチャットの例「VIDEO KINECT」
Kinect Kinect

―――10人対10人のチャットでも問題ないということですか?

泉水氏
 できますね。

―――音声での命令は英語ベースになるんですか?

泉水氏
 日本語でもできます。

―――認識には,キーアサインのような事前登録などは必要ないんですか?

泉水氏
 いえ。最初に「Xbox」と付けることで,例えば「Xbox ○○○」と言っていただくと,Xbox 360がコマンドだと認識します。「Xbox スタート」みたいな感じですね,命令についてはこれから決めていきますが。

―――発熱については?

泉水氏
側面。下のスリット部分にほぼ同じ大きさのファンが収まっている
Kinect
 パワーサプライの小型化によって発熱量もかなり下がっていますし,省電力化もしました。放熱ですが,本体のほうも非常に大きな吸排気口とファンをもっているので,排熱的には問題ないです。ファンを大きくしたことで,それほど回転数を上げずに十分な放熱ができるんです。そのため,電源を入れていただくと分かるんですが,非常に静かなんですよね。

―――重さも半分以下になっていませんか?

泉水氏
 ぜひ計ってみてください(笑)。

―――デザインの変更については,Project Natalの発表に合わせて検討されたものなんですか?

泉水氏
 Kinectとは,また別のラインで進めていたものです。具体的に動き始めたのは,ここ2年くらいのことです。従来のゲーム機ですと5年から6年で世代交代をしていましたけど,我々はXbox 360の世代は,もっと長くなると考えています。Kinectの登場で,新しい体験ができるようになるので,そこで本体の見た目のデザインも一新して,新しい世代の幕開けを演出したいと考えています。

―――なるほど

泉水氏
 ゲームメーカーさんにとっては,従来のXbox 360と変わりませんから,開発環境も使い慣れたものを使っていただけますし,ユーザーさんも今まで蓄積してきたゲームの資産をそのまま使えますので,どちらにとっても嬉しいんじゃないかなと。

―――国内でのKinectの発売時期は?

泉水氏
 年内です。11月4日に北米で発売されたあと,同時発売ではありませんが,年末商戦には間に合うようにします。価格は未定です。

―――ローンチタイトルは日本でも15本?

泉水氏
 同じ本数になるかは分かりませんが,ジャンルは同じようなものを揃えます。それから,日本のユーザーにアピールできるような,独自のタイトルも出したいと思っています。そして,近い将来にはKinectのテクノロジーに対応した従来型のゲームも発売します。

―――では最後に読者の皆さんにメッセージを。

泉水氏
 我々はKinectを中心に,インタラクティブエンタテイメントの新しい幕開けと認識していて,日本では新型に加えて,秋にはビデオサービス「Zune」も始まり,Xbox 360が新しいエンタテインメントシステムに生まれ変わるきっかけになると期待しています。ユーザーの皆さんには引き続き応援をお願いします。

―――本日はありがとうございました。
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