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Razer,ゲーマー向けキーボード&ヘッドセット新製品「Lycosa」「Piranha」発表
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印刷2007/10/09 20:46

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Razer,ゲーマー向けキーボード&ヘッドセット新製品「Lycosa」「Piranha」発表

 Razerは,ゲーマー向けキーボード「Razer Lycosa」(Lycosa:ライコサ)およびヘッドセット「Razer Piranha」(Piranha:ピラニア)を発表した。Razerはキーボードに蜘蛛,サウンド製品には魚の名前を付けることで知られているが,今回もその命名ルールに則った製品名だ。Lycosaはコモリグモ。Piranhaは,あらためて説明するまでもないだろう。

画像集#002のサムネイル/Razer,ゲーマー向けキーボード&ヘッドセット新製品「Lycosa」「Piranha」発表
画像集#003のサムネイル/Razer,ゲーマー向けキーボード&ヘッドセット新製品「Lycosa」「Piranha」発表


従来製品の反省点を踏まえた(?)

シンプルなシルエットのRazer Lycosa


Razer Lycosa
画像集#004のサムネイル/Razer,ゲーマー向けキーボード&ヘッドセット新製品「Lycosa」「Piranha」発表
 Razer Lycosaが持つ最大の特徴は,“普通の”英語キーボードになっている点だ。従来製品「Razer Tarantula」は,専用のマクロキーやショートカットボタン,メディアプレイヤー操作用ボタンなどを持つ,多機能さがウリの製品だったが,新製品はうって変わってシンプルなシルエットとなった。サイズも標準添付のリストレスト装着時に469(W)×221(D)×15(H)mmと,従来製品の同530(W)×220(D)×28(H)mmと比べて,横幅がかなり小型化されている。

画像集#008のサムネイル/Razer,ゲーマー向けキーボード&ヘッドセット新製品「Lycosa」「Piranha」発表
 一方,Razer Tarantulaで賛否両論あった本体のピアノブラック仕上げに関しては,とくになんのコメントもない。キートップはラバーコートされているのだが,本体(=ベース)もそうとは書かれていないのである。
 メインビジュアルだと,本体もラバーコートされているような印象である一方,別のイメージでは従来同様の光沢仕上げ風になっており,何ともいえないところ。後者だとすると,従来製品同様,ホコリや指紋といった汚れが目立つことになるかもしれない。

 このほか,発表されている特徴は以下のとおり。

  • すべてのキーをカスタマイズ可能。マクロにも対応
  • キーカスタマイズのプロファイルは最大10種類をゲーム中に切り替え可能
  • Gaming cluster with anti-ghosting capability(※詳細不明)
  • Windowsキーの無効化を行える「Gaming Mode」オプション実装
  • Slim keycap structure with Hyperesponse technology(※詳細不明)
  • バックライト内蔵。[W/A/S/D]キーのみ光らせることも可能
  • テンキーの上部にマルチメディア系ショートカットボタン「TouchPanel」搭載
  • ポーリングレート1000MHz
  • アナログヘッドセット接続対応(ミニピン端子×2搭載)
  • USBハブ機能搭載。ポートは一つ

画像集#005のサムネイル/Razer,ゲーマー向けキーボード&ヘッドセット新製品「Lycosa」「Piranha」発表
[W/A/S/D]キーをハイライトさせたイメージ
画像集#006のサムネイル/Razer,ゲーマー向けキーボード&ヘッドセット新製品「Lycosa」「Piranha」発表
TouchPanelショートカットボタン群

画像集#007のサムネイル/Razer,ゲーマー向けキーボード&ヘッドセット新製品「Lycosa」「Piranha」発表
 例によってRazerは「Technical Specifications」(技術スペック)に謳い文句を入れてきているので,よく分からない部分がある。「Slim keycap structure with Hyperesponse technology」のほうは,公開されている写真と,一般的なキーボードより反応速度が速いとされる「Hyperresponse」の文字からして,パンタグラフの仕様(か,それに近い浅めのキータッチ)を示しているのではないかと想像できるのだが,「Gaming cluster with anti-ghosting capability」に関しては完全にお手上げだ。
 とはいえ,カスタマイズ性など,基本的な方向性は変わっていない。従来製品をブラッシュアップしたという見方で,おそらく間違っていないのではなかろうか。


アナログ2ch仕様でやはりシンプルになった

Razer Piranha


Razer Piranha
画像集#009のサムネイル/Razer,ゲーマー向けキーボード&ヘッドセット新製品「Lycosa」「Piranha」発表
 Razer Piranhaは,非常にオーソドックスな仕様のヘッドセットだ。「Razer Barracuda HP-1 Gaming Headphones」は,着脱可能な“おまけ”のマイクを付けたリアル5.1ch仕様のヘッドフォンだったのに対し,今回はブームマイクと2chヘッドフォンが一体になっており,真っ黒なデザインとRazerのロゴがなければ,ごく普通のヘッドバンド型アナログヘッドセットといったところである。

 あまりに普通なのでとくに語ることはないのだが,クセもなさそうなので,品質次第では面白い製品になりそうだ。なお,製品の主なスペックは以下のとおり。

  • ヘッドフォンの周波数特性は18Hz〜22kHz
  • ヘッドフォンの音圧レベルは114dB SPL
  • マイクの周波数特性は80〜15kHz
  • マイクはノイズフィルタリング機能付き
  • ボリューム&マイクミュート機能付きリモコン装備のケーブル長は3m
  • 接続インタフェース:アナログミニピン×2

画像集#010のサムネイル/Razer,ゲーマー向けキーボード&ヘッドセット新製品「Lycosa」「Piranha」発表 画像集#011のサムネイル/Razer,ゲーマー向けキーボード&ヘッドセット新製品「Lycosa」「Piranha」発表

 Razerによると,両製品は2007年11月に80米ドル前後で登場予定。価格的にはミドルハイクラスの設定だけに,性能にも期待したいところだ。
  • 関連タイトル:

    Razer

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