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Razer,1080p/60fps対応の外付けビデオキャプチャボックス「Ripsaw」を世界市場で発売。税別179.99ドル
ハードウェア自体は非常にシンプルだが,実際,特別な設定なしに「Open Broadcaster Software」(OBS)と「XSplit Gamecaster」を利用可能とされているのもポイント。Razer Seirēnシリーズと組み合わせて使える,ゲーム実況配信用製品というのがRazerによる位置づけとなっている。
なお,ハードウェアエンコーダを搭載するか否かは明らかになっていないが,本稿の最後にまとめたとおり,CPUの要求スペックが4コアモデル以上なので,おそらくはソフトウェアエンコード仕様なのではなかろうか。
日本においてはまだ正式発表されていないため,国内価格は不明だが,ドルベースの価格で見るなら,スペックからすると高すぎることはない。注目のキャプチャデバイスが登場してきたといえそうだ。
●Ripsawの主なスペック
- 基本仕様:USB 3.0接続,PC側ストレージ利用
- 録画対応プラットフォーム:PlayStation 4,PlayStation 3(アナログのみ),Xbox One,Xbox 360,Wii U
- 操作用インタフェース:未公開
- エンコーダ:未公開(※ソフトウェアの可能性が高い)
- 最大入力解像度/フレームレート:1080p/60fps
- 最大録画解像度/フレームレート:1080p/60fps
- 録画形式:未公開(※非圧縮対応)
- 入力インタフェース:HDMI(Type A)
× 1,3.5mmミニピン × 2(マイク入力,AUX入力) - 出力インタフェース:HDMI(Type A)
× 1(※パススルー用)
- 公称サイズ:86(W)
× 130(D) × 17(H)mm - 公称重量:183g
- 主な付属品:USB 3.0ケーブル,HDMIケーブル,コンポーネントAVケーブル,コンポーネントAVマルチケーブル,3.5mmミニピンサウンドケーブル
- CPU要件:Core i5-4440以上(※デスクトップPC),Core i7-4810MQ以上(※ノートPC)
- メインメモリ容量要件:4GB以上(8GB以上推奨)
- GPU要件:GeForce GTX 660以上(※デスクトップPC),GeForce GTX 870M以上(※ノートPC)
- OS要件:64/32bit版Windows 10・8.1・7
- 直販価格:179.99ドル(税別,3月30日時点では送料無料)
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