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Razer,1080p/60fps対応となるUSBビデオキャプチャデバイス「Project Sheena」の開発を表明
北米時間2015年9月25日,Razerは,米国サンフランシスコにて開催されたイベント「TwitchCon 2015」に合わせて,1080p/60fpsの映像をキャプチャできるUSB接続型ビデオキャプチャデバイス「Project Sheena」を開発中であると発表した。2016年初頭の発売を予定しているとのことだ。
参考出展ということもあってか,製品の詳細な情報は明らかにされていないのだが,USB 3.0経由で接続したPCから送信された映像を,デバイス側でハードウェアエンコードする製品のようだ。試作機の本体前面には,3.5mmミニピンのアナログサウンド入力端子らしいものが2つあるので,本体に直接アナログ接続型マイクを接続できる可能性は高い。気になるビデオ配信用ソフトは,少なくとも「Open Broadcaster Software」への対応が表明されている。
なお,エンコードした映像の保存に何を使うのか――そもそも保存ができるのか――は,今のところまだ分からない。
またRazerは,TwitchCon 2015のタイミングで,2015年8月に開発を表明していた,Intelの3Dカメラ技術「RealSense」に対応するゲーマー向けのウェブカメラを,「Project Winona」という名称で披露している。
機能面で新しい情報はとくになく,RealSenseの技術による自動背景除去や身振り手振りの認識,人物の顔を3次元でキャプチャできるといったアピールポイントに変更はない。なお,Razerでは,Project WinonaをVR用途にも応用できると謳っているのだが,どういう使用シーンをイメージしているのかはまだ明らかになっていない。
Project Winonaも発売は2016年初頭の予定とされている。
Razerによる当該プレスリリース(英語)
Project Winona 製品情報ページ(英語)
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