Radeon HD 4000〜2000向けの「Catalyst 13.1」が登場。半年ぶりの更新となる

　北米時間2013年1月21日，AMDは，旧世代のGPUであるATI Radeon HD 4000〜2000シリーズに向けた公式最新版グラフィックスドライバ「Catalyst 13.1」を公開した。対応OSは32/64bit版Windows 8・7・VistaおよびWindows XP。ATI Radeon Radeon HD 4000〜2000向けの公式ドライバがアップデートされたのは，2012年7月の「Catalyt 12.6」以来，実に半年ぶりとなる。

　「Display Driver」のバージョンは8.97.100.7（※Windows Vista以降向けは1301151628-8.97.100.7-121116a-151639C-ATI.2，Windows XP向けは1301151635-8.97.100.7-121116a-151985C-ATI）。これは，北米時間17日に公開された，現行世代GPU向けCatalyst 13.1の9.01.8とはバージョン番号が大きく異なっているので，「リリース年.月」表記こそ同じながら，その実体は完全に別のものと理解しておくべきだろう。
　というわけで，入手しておきたい人は下に示したリンクからどうぞ。

→32bit版Windows 8・7・Vista向けのATI Radeon HD 4000〜2000用Catalyst 13.1（102.6MB）
→64bit版Windows 8・7・Vista向けのATI Radeon HD 4000〜2000用Catalyst 13.1（147MB）
→Windows XP向けのATI Radeon HD 4000〜2000用Catalyst 13.1（106.5MB）

→4Gamer最新ドライバリンクページ

　なおAMDは，ATI Radeon HD 4000〜2000シリーズ向けのドライバについて，「アプリケーション依存の問題修正か，重大なアップデートのみを行う」と宣言している。残念ながら，今回アップデートが入った理由は明らかになっていないが，何かが改善された可能性はあるので，古い世代のGPUを使い続けている人は，自己責任で更新をかけておくのがいいかもしれない。