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「ラグナロクオンライン」,RWC2010日本代表ギルド決定戦における各ギルドの戦いを詳細レポート。優勝ギルド「Greensleeves」インタビューも掲載
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印刷2010/07/26 15:56

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「ラグナロクオンライン」,RWC2010日本代表ギルド決定戦における各ギルドの戦いを詳細レポート。優勝ギルド「Greensleeves」インタビューも掲載

画像集#002のサムネイル/「ラグナロクオンライン」,RWC2010日本代表ギルド決定戦における各ギルドの戦いを詳細レポート。優勝ギルド「Greensleeves」インタビューも掲載
 ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下,ガンホー)が,6月17日より開催していた,「Ragnarok Online World Championship 2010」に出場する日本代表ギルドを決める“RWC2010日本代表決定戦”。
 この激しい戦いの末,7月19日の決勝リーグにて,ギルド「Greensleeves」が代表ギルドの座を手にしたのは「こちら」の記事でお伝えしたとおりだ。

 日本代表決定戦は,参加ギルドを1ブロック10ギルドに分け,4つのブロックで進められた。そして,強豪ひしめく総勢42ギルドの中から勝ち進んできた4つのブロック代表ギルドが,7月19日の決勝リーグで雌雄を決したのである。

 今回の決勝リーグの模様は,RJCの解説でお馴染みの中村聡伸氏と佐久間氏による,Ustreamでのリアルタイム配信も行われたので,観戦したプレイヤーも多かったのではないだろうか。今回はそのライブ動画をもとに,リーグ戦の模様を振り返ってみよう。

 なお,このリーグ戦の模様は,後日,ニコニコ動画のガンホーチャンネルで配信されるとのこと。当日に試合を見逃した人や,試合の流れがどうも? という人は,この記事を参考にしながらそちらを確認してほしい。

「Ragnarok Online World Championship 2010」公式サイト

「ラグナロクオンライン」公式サイト


決勝は4ギルドの総当たり戦!

1度負けても優勝を目指せるルールだが,戦いにどう影響する?


 各ブロックを勝ち抜いてきたギルドは,以下の4ギルド。

ブロック:サーバー:ギルド名(戦歴)
Aブロック:Freya:[PvP]Kingdom(RJC2005/RJC2010 ベスト16)
Bブロック:Iris:Northern Code(RJC2006ベスト16,RJC2007ベスト4)
Cブロック:Urdr:Lariat(RJC2007/RJC2008優勝,RWC2009日本代表決定戦優勝,RWC2009優勝)
Dブロック:Iris:Greensleeves(RJC2009優勝,RWC2009日本代表決定戦2位,RJC2010ベスト8)


 決勝リーグ戦は,これら4ギルドの総当たり戦となる。勝率のもっとも高いギルドが優勝となるため,2勝1敗や引き分けなどで,展開がもつれる可能性もあるルールとなっている。その際に行なわれる再試合などのルールは,RWC公式サイトに掲載されているので,詳細はそちらを参照して欲しい。

「Ragnarok Online World Championship 2010」公式サイト


 代表戦のルールは,RJC2010で採用されたコスト制ではなく,それ以前のRJCのルールに戻された。これについてガンホーからとくにアナウンスはなかったが,おそらく今年のRWCを見据えてのことではないかと思われる。なお,現在のところRWC2010の正式ルールは発表されていない。
 また,試合に採用されたラグナロクオンライン(以下,RO)のクライアントは先日日本で実装された“R”仕様ではなく,国際版のものだったためか,各ギルドとも昨年のRWC2009で定番となっていた「鉄板構成とそれをもとにした戦術」を採用していたようだ(参考記事)。
 試合は2試合同時進行で,奇数の試合を解説付きでリアルタイム配信,偶数の試合は録画した試合に解説を付ける形で配信された。

 それではまず,第1,第2試合をレポートしていこう。この2試合はマップ内に均等に配置された柱とマップ中央に台が特徴の“Temple”マップで行なわれた。

■第1試合
Aブロック代表:「[PvP]Kingdom」(パラディン/チャンピオン/プロフェッサー/ハイプリースト/ハイウィザード/チェイサー/クラウン)
Bブロック代表:「Northern Code」(パラディン/チャンピオン/プロフェッサー/ハイプリースト/ハイウィザード/チェイサー/クラウン)


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 「[PvP]Kingdom」は台を中心に上から右回りで移動し,「Northern Code」は中央の台に乗る形でスタートした。その後,「Northern Code」は台から降り,お互いに攻撃魔法のストームガスト(以下,SG)と,凍結などの妨害効果から身を守るランドプロテクター(以下,LP)を展開させながらマップの左上付近で激突。
 「Northern Code」がパラディンのプレッシャーやクラウンの寒いジョークなどで牽制しチャンピオンが阿修羅覇王拳で「[PvP]Kingdom」の一人を倒す。これをきっかけにして「Northern Code」が攻勢に出て,一気に「[PvP]Kingdom」を最後の一人のところまで追いつめた。残された「[PvP]Kingdom」のチェイサーはハイディング状態で逃げ回っていたが,やがて発見されて倒されてしまい「Northern Code」が勝利を収めた。

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 ちなみに,「[PvP]Kingdom」のチェイサーが逃げ続けたのにはわけがある。トーナメント戦においては,勝負がほぼ決したなかで時間いっぱいまで逃げ回ったところで,ただ時間が過ぎるだけでその後の展開に影響はない。しかし,リーグ戦においては,勝率が同じ場合は残り人数差の少ないほうが上と見なされるため,敗色が濃厚となっても時間いっぱいまで逃げ切ったほうが,総合順位の面で,後々プラスになる可能性があるのだ。このあたりはリーグ戦ならではの作戦と言ったところだろう。

■第2試合
Cブロック代表:「Lariat」(パラディン/チャンピオン/プロフェッサー/ハイプリースト/ハイウィザード/チェイサー/クラウン)
Dブロック代表:「Greensleeves」(パラディン/チャンピオン/プロフェッサー/ハイプリースト/ハイウィザード/チェイサー/クラウン)


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 昨年のRWC2009優勝ギルドメンバーを擁する「Lariat」とRJC2009優勝ギルド「Greensleeves」による注目の一戦。開始早々,「Greensleeves」が中央の台に先に陣取りSG,LPを展開して台の上から「Lariat」を攻撃。「Lariat」は後手を踏む形となり,下から攻撃を始める。
 双方のパラディンの放つプレッシャーが飛び交うなか,「Lariat」が少し後ろに下がり,「Greensleeves」がそれを追撃。マップ右下に追い込み,阿修羅覇王拳で次々と「Lariat」のメンバーを倒していった「Greensleeves」が,見事に勝利を手にした。

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 つづいて,第3/第4試合の戦闘マップは,中央のフィールドを囲うように壁が配置されている“Dark Cross”となる。
 なおこの2試合は,魔法などのエフェクトをオフにしての配信となっていた。ROの対人戦に詳しいプレイヤーであればご存じだと思うが,対戦中は範囲系のエフェクトがとにかく激しく,とくに今回のように解像度が高いとは言えないUstreamのライブでは,何が起こっているのか判断しづらい絵図らになりやすい。それらを改善するための措置なのだが,キャラクターはハッキリ見えるものの,スキルのほとんどが表示されないため,画像が少し寂しい感じになっていた。なお,掲載している画像は,しっかりとエフェクトが入っているものなのでご安心(?)を。

■第3試合
Aブロック代表:「[PvP]Kingdom」(パラディン/チャンピオン/プロフェッサー/ハイプリースト/ハイウィザード/チェイサー/クラウン)
Cブロック代表:「Lariat」(パラディン/チャンピオン/プロフェッサー/ハイプリースト/ハイウィザード/チェイサー/クラウン)


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 双方ともに中央へ移動し,SGやLP,寒いジョークを連発。互いに,寒いジョークによって数名が凍り付く形で始まった。このとき,どちらのハイプリーストも両画面端辺りに位置しており,魔法の届かない最後方から支援に徹するという形を取っていた。
 次第に「[PvP]Kingdom」を凍らせ続けることに成功した「Lariat」が主導権を手にしはじめ,「Lariat」のチャンピオンが前に出ていた「[PvP]Kingdom」のパラディンを撃破。「Lariat」は,その勢いのまま追撃を開始し,バラバラになって逃げまどう「[PvP]Kingdom」を各個撃破して無傷で勝利を獲得した。

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■第4試合
Bブロック代表:「Northern Code」(パラディン/チャンピオン/プロフェッサー/ハイプリースト/ハイウィザード/チェイサー/クラウン)
Dブロック代表の「Greensleeves」(パラディン/チャンピオン/プロフェッサー/ハイプリースト/ハイウィザード/チェイサー/クラウン)


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 第3試合に比べて,開始直後から双方ともパラディンを先頭に少し前がかりな感じで中央で激突する。
 「Greensleeves」が若干押し気味となる展開だが,「Northern Code」も下がることなく戦線を維持。しばらく膠着状態が続いたのだが,ここで一旦放送が途切れてしまい,配信が再開されたときには,「Northern Code」が一人倒されていた。その後,「Northern Code」を次々に凍らせることに成功した「Greensleeves」は,阿修羅覇王拳でひとりひとり確実に倒していき,脱落者を出すことなく勝利した。

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 残すところ2戦となった第5/第6試合は,画面のエフェクトをミニエフェクトに変更しての配信となった。戦闘マップは,マップ全体に障害物があり,移動ルートの構築が難しい“Battle”だ。ただし,障害物の中には射線が通るものもあり,その対処が勝敗を分けるマップとなる。

■第5試合
Aブロック代表:「[PvP]Kingdom」(パラディン/チャンピオン/プロフェッサー/ハイプリースト/ハイウィザード/チェイサー/クラウン)
Dブロック代表:「Greensleeves」(パラディン/チャンピオン/プロフェッサー/ハイプリースト/ハイウィザード/チェイサー/クラウン)


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 試合開始と同時にダッシュした両ギルドは,スムースにマップ中央に到達,真っ向からぶつかった。どちらも,このマップをかなり練習してきた動きに見える。中央の柵を挟んで向かい合っていたが,「Greensleeves」のチャンピオンの動きが素晴らしく,SGの中を華麗に動き回って次々と「[PvP]Kingdom」を倒していく。その結果,ものの1分もかからずに「[PvP]Kingdom」を全滅させて「Greensleeves」が勝利。この時点で,3戦全勝という文句なしの成績によって,「Greensleeves」が日本代表の座を手に入れた

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■第6試合
Bブロック代表:「Northern Code」(パラディン/チャンピオン/プロフェッサー/ハイプリースト/ハイウィザード/チェイサー/クラウン)
Cブロック代表:「Lariat」(パラディン/チャンピオン/プロフェッサー/ハイプリースト/ハイウィザード/チェイサー/クラウン)


画像集#026のサムネイル/「ラグナロクオンライン」,RWC2010日本代表ギルド決定戦における各ギルドの戦いを詳細レポート。優勝ギルド「Greensleeves」インタビューも掲載 画像集#027のサムネイル/「ラグナロクオンライン」,RWC2010日本代表ギルド決定戦における各ギルドの戦いを詳細レポート。優勝ギルド「Greensleeves」インタビューも掲載

 先の試合ですでに日本代表は決定したのだが,生放送中にも説明があったとおり,この試合の勝者が日本代表代表ギルドの(GreensleevesがRWC2010の出場を断念した際の)リザーブとなるため,単なる消化試合と流せない大事な試合だ。

 試合が開始されると,「Northern Code」が北側から,「Lariat」が南側から中央に進軍し,柵を挟んで戦うという第5試合と同様の展開となった。SG,LPが展開される中で,阿修羅覇王拳とプレッシャーが飛び交うが,どちらも決定的なダメージを与えられず,膠着状態に入る。
 互いに一人ずつ倒されたものの,なかなか体勢が崩れない好勝負となっていたが,「Northern Code」のプロフェッサーが阿修羅覇王拳で倒されて残り5名になったことで均衡が崩れ,その機を逃さず確実に相手の数を減らしていった「Lariat」が勝利。4年連続のRWC本戦出場とはならなかったが,RWC2009優勝ギルドの意地を見せ,2位の座を獲得した。

画像集#028のサムネイル/「ラグナロクオンライン」,RWC2010日本代表ギルド決定戦における各ギルドの戦いを詳細レポート。優勝ギルド「Greensleeves」インタビューも掲載 画像集#029のサムネイル/「ラグナロクオンライン」,RWC2010日本代表ギルド決定戦における各ギルドの戦いを詳細レポート。優勝ギルド「Greensleeves」インタビューも掲載

決勝戦はインドネシアのジャカルタ!

日本2連覇を目指して,練習相手となるギルドも大募集!


 かねてより実力派ギルドとして名を馳せていた「Greensleeves」が,ついに日本代表の座を掴み,初めてとなるRWC本戦への出場が決定した。勝利の余韻さめやらぬメンバーに行なわれたインタビューの模様を紹介しよう。

画像集#030のサムネイル/「ラグナロクオンライン」,RWC2010日本代表ギルド決定戦における各ギルドの戦いを詳細レポート。優勝ギルド「Greensleeves」インタビューも掲載
ガンホー:
 みなさん優勝おめでとうございます。

Greensleeves(以下,GS):
 ありがとうございます。

ガンホー:
 いまのお気持ちをお願いします。

GS:
 感無量です。世界一はもらった。

ガンホー:
 RJC2010とはルールが変わりましたが,プレイした感覚はいかがでしたか?

GS:
 RJC2009と大差がなかったのでその経験が生きました。RJC2010と比較するとお金に苦労しないため,全力でプレイすることができたので,そこが良かったです。
 とはいえ アシッドデモンストレーションのように,一戦限りみたいなルールはやはりやめてほしいですね。強力なスキルを使って,お互い全力で挑みたいです。

ガンホー:
 練習時間はどれくらい取りましたか。

GS:
 毎日23〜24時,1時くらいまで練習してました。おそらく50〜60戦程度ですね。いや100戦はやったかな? どちらにしても,(代表決定戦までの)期間が短かったので,いつもの1/5以下でした。

ガンホー:
 では,前回のRJC2009では?

GS:
 (前回のRJCの練習は)600戦以上でしょうか。

ガンホー:
 なるほど。今回は期間的な問題が大きかったかもしれませんね。

GS:
 そうですね。

ガンホー:
 では,ずばり勝因はなんだったのでしょうか。

GS:
 積み重ねた勝者のメンタリティですね。練習量や考察が実を結んだと思います。練習で勝っていると自信に繋がりますしね。

ガンホー:
 この戦いで一番大変だったことは何でしょうか。

GS:
 寒いジョーク対策とその運用ですね。このルールは寒いジョークでハイプリーストとプロフェッサーが同時に凍結すると凍結の解除手段が無くなり,行動不能になるので,ジョークで同時凍結しないように,立ち位置に気を配りました。

ガンホー:
 では,最後の質問になります。この戦いでもっとも大変だったギルドはどこですか。

GS:
 予選で戦ったF.O.Eさんが,練習でも一番きつい相手だったと思います。F.O.EさんとLariatさんには苦戦しました。

ガンホー:
 最後にRWC2010への抱負をぜひお願いします。

GS(全員):
 Dekopin(Lariat)さんに続けるよう頑張ります。
 全部勝ちます。
 優勝します。
 絶対優勝しますよ。
 優勝しかない。


画像集#003のサムネイル/「ラグナロクオンライン」,RWC2010日本代表ギルド決定戦における各ギルドの戦いを詳細レポート。優勝ギルド「Greensleeves」インタビューも掲載
 2010年10月に開催されるRWC2010の舞台となるのは,インドネシアのジャカルタ。ここで各国から選りすぐられたギルドとの戦いが繰り広げられることとなる。
 昨年のRWC2009の優勝を目の当たりにした一人として,ぜひRWC2010も優勝し,日本代表ギルドによる2連覇を成し遂げてほしいところだ。ガンホーとしても優勝するためのサポートを惜しまないとのことだ。
 そのひとつとして,RWC2010本戦に向けて練習相手となるギルドを「Greensleeves」が募集し,じっくり練習する環境をガンホーが用意するとのことなので,選ばれたギルドは「Greensleeves」の優勝をサポートしてもらえればと思う。

 なお,配信中には「インドネシアからRWC2010の模様をUstreamで配信やるよ! たぶん! がんばる!」といった,ガンホーからの嬉しいサプライズ発言もあった。その場の勢いで言ってしまった感もあるが,日本のファンのためにもぜひ実現させてほしいところだ。


「Ragnarok Online World Championship 2010」公式サイト

「ラグナロクオンライン」公式サイト

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