2008年を振り返り，2009年を鋭く見つめる 冬のデモ特集 2008

うっかり開けてしまったパンドラの箱から飛び出したクリーチャー達で世界は崩壊寸前。主人公は人類を救うため，神話の魔物相手に戦うのである。操作にやや難があるような気がするが，敵のボスモンスターは，なかなか歯ごたえがある

FPSとRTSが融合したシステムが特徴のゲーム。同趣向のゲームはこれまで何本か作られているが，2008年は本作がやった。RTSをプレイ中に，動きの悪いユニットを見かけると「オレが代わってやる」とつい言いたくなるが，それを実現したのだ

日本ではあまりポピュラーでない「カモ猟」を大胆にフィーチャーしたFPS――と言っていいのだろうか？ カモ猟を描いた作品としては，以前掲載した「Ultimate Duck Hunting」があるが，それに比べてこちらはアーケード寄りの作風だ

2008年のFPSシーンは軽いゾンビブーム。とはいえこちら，ゾンビをやっつけるのではなく，ゾンビとなった主人公がサバイバルする異色作。グラフィックスもAIもまあそれなりだが，そこかしこに漂うチープ感がちょっと魅力的だ

CITY Interactiveから発売されているバリューFPSシリーズの最新作のデモ。内容はバリューモノっぽいが，主人公がフランス外人部隊の隊員で，舞台が仏領ギニアであるところがエキゾチック。珍しいフランス製火器も大挙登場する

Electronic Artsの「Army of Two」のように二人組の個性的な兵士がタッグを組んで活躍するFPS。ズーから「ダブルクラッチ 日本語版」として2009年にリリースされる予定なので，購入を考えている人はぜひデモ版で動作確認などを

こちらもCITY InteractiveのバリューFPSシリーズの最新作。あんまり難しいことを考えずに出てきた敵を撃ちまくればいいというシンプルさ（一般市民には注意が必要だが）。しかも低スペックのPCでも動いてくれるので安心だ