2008年を振り返り，2009年を鋭く見つめる 冬のデモ特集 2008

「大戦略VIII DX」は，2006年に発売された「大戦略VIII」のパワーアップ版。システムを大きく変えたナンバリング大戦略で，戦闘はターン制ではなく，リアルタイム制を採用している。デモでは，おなじみのアイランドキャンペーンが遊べる

Heroes of Might & Magicシリーズの原型といわれるKing's Bountyが，18年ぶりにロシアでリメイクされ，3Dになって帰ってきた。ストーリーやシステムは前作を（ほぼ）そのまま継承しつつ，美しいグラフィックスとなめらかな動きが自慢

シリーズの最新作「シムシティ ソサエティーズ」では，従来と異なり，建物を自由に配置してプレイヤー好みの都市が作り上げられるようになった。デモは英語版だが，日本語でのプレイも可能。2008年，最もダウンロードされた作品でもある

群雄割拠の戦国時代を舞台に，プレイヤーが日本全国の統一を目指すというターン制のシミュレーションゲーム。従来作に比べてシステムに大きな変更はないが，新たな機能がそつなく盛り込まれており，戦国ファンなら試してみない手はない

さまざまな花を育てて売るという，タイクーンものとしてはちょっと可愛いタイトルのデモ。殺虫剤をまいたり，美しく剪定したりして丹精込めて育てたステキな植物をバカスカ売っぱらって金にしよう。なんか，「魔法の種」なんてのもあるらしい

カナダのデベロッパ，Magitechが制作した三国志モノのストラテジー。Magitechは，日本の戦国時代を描いた「武田信玄」で知られるメーカーだ。国産の三国志ゲームとは違ったプレイ感覚を味わいたい人にはいいんじゃないかな（偉そう）

日本のシミュレーションゲームの歴史と共に歩んできた大戦略シリーズだが，「大戦略Win III NET BATTLE」では，過去にあったさまざまなルールをチョイスすることで，シンプルにも複雑にも遊べる。まだプレイしたことがないという人にオススメ