●ギャング・ウォー
|
武器の調達はおなじみのAmmu-Nationで。んーと,ここはちょっと違うようだが,立ち寄らずにはいられない |
兄貴のスィート(比較的悪い人)から「Doberman」というミッションを受けるのだが,これは「ブラザーよ,グレン・パーク(比較的悪い場所)のテリトリーが対立グループの手に落ちてかなりファッキンなので,おまえ一人で武器を持って殴りこんで敵を皆殺しにしてリスペクトをゲットしろ」という,間違えた優しさにあふれたもの。オーライ兄貴。
かくして,ほとんど何も考えずに鉄砲玉となったCJはグレン・パークへ出かけて,紫色のウェアがちょっとおしゃれなBallasのやつらを2,3人ほど血祭りに。すると,たちまちお楽しみの「ギャング・ウォー」が勃発する。
几帳面に3波に分かれて襲ってくる敵をことごとく返り討ちにすると,見事にテリトリーはグローブ・ストリートギャング団(緑)のものになりました。これ以降,マップ上の各テリトリーが色別で表示され,この縄張りを巡って方々で争奪戦を繰り広げることになる。これが「ギャング・ウォー」だ。
筆者は一時これに熱中し,ほとんどのテリトリーを確保。多大なリスペクトを得たが,ストーリーの展開上,CJはロス・サントスから逃げることになってしまうので,結局は無駄な血が流れただけであった。ファッ○!
●悪徳警官は恋のキューピッド
ロス・サントスでは,警官だって立派な悪人だ。自称C.R.A.S.H.という悪徳警官3人組がCJに命じたのは,「俺らに代わって,Vagos(黄)のやつらの頭を冷やしてやれ」というもの。了解,おまわりさん。正義のためだ。かくしてCJは指示されたアドレスに向かい,敵のおしゃれな黄色いバンダナを頭ごと吹き飛ばし,家の中に火炎ビンを投入。めらめらと燃え上がる家。そのときである! ガラスを割って助けを求める一人の少女がいるではないか。
炎をものともせず,なんとか少女を助け出すCJ。かくして,二人は熱い男女交際を始めたのである……。って,あのね,自分で火をつけといて,その了見はないんじゃないの,と思うが,ストリートではそんなことはノープロブレム。クール!
●「抗争終結の話し合い」が実は罠
ストリートのオキテは,「1に暴力2に暴力,3,4がなくて,5にちょっとだけ話し合い」だ。ミッション「Reuniting the Families」では,スィートが抗争終結のため,ほかのファミリーとの話し合いに行くが,どう転んでもそれはやっぱり罠以外の何者でもなかったから驚いたなあ,もう。ジェファーソンモーテルを舞台に,激しいガンアクション全開だ。
●変な女!
詳しくは書けないが,わけあってCJはロス・サントスを脱出する。行き着いた先はバッドランドと呼ばれる田舎地帯だ。広い畑。平屋の家並み。カントリーミュージック。そしてデブの女。ジス・イズ・アメリカ。田舎暮らしの筆者としては,たいへん落ち着く景色である。うう。
ここでまず出会うのが,カテリーナという変な女。この名前を聞いて,GTA3のプレイヤーなら「もしかして?」と思うところだ。筆者も思った。だが,あちらがソフィスティケートされた"悪い女"という雰囲気だったのに対し,こちらはスペイン訛りでうるさくまくしたて,何かというとすぐに発砲するファッキンな女だ。
「ボクのアルバム」by CJ
新登場した「カメラ」は,撮影した光景がスクリーンショットとしてファイルに保存されるという小洒落たアイテム。ここに,CJが撮影した数々のショットを公開しよう。町の平凡な日常がよく分かるカットばかりだ。