対人戦を重視した“東洋ファンタジー”の武侠MMORPG
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ロックワークスの武侠MMORPG「十二之天 〜TwelveSky〜」のクローズドβテストが3月26日から4月2日まで行われた。本作は韓国では2年前からサービスが開始されている人気タイトル。レベル制のMMORPGで，スピーディなバトルやPvP（Players vs. Players）など，対人戦をウリとしている。グラフィックス面の強化を始め，日本風にチューンナップされたというが，果たしてその内容は？
世界観とキャラクター
本作は，東洋的要素を取り入れた独自の「武神暦」という世界観をベースとした“東洋ファンタジー”のMMORPGだ。冒険や戦闘を繰り返し，他勢力の侵攻を阻止しつつ勢力拡大を図る。プレイヤーは白道十三天/覇王破天連/血茂教という三つの勢力のいずれかに所属するが，勢力ごとに使用可能な武器が異なり，それにより使える技能（スキル）が変化する。
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| 正義の守護者「白道十三天」（はくどうじゅうさんてん） | 自由の追求者「覇王破天連」（はおうはてんれん） | 暗黒と殺意に目覚めた魔人「血茂教」（ちもきょう） | |||
バトルの種類が豊富な戦闘システム
本作では，勢力間のRvRが主軸となる。各勢力の権威を象徴する“聖石”を奪い合う「聖石争奪戦」，入場可能レベルが異なるダンジョンの支配権をめぐる「ダンジョン争奪戦」，フィールドでの異なる勢力同士のPvP，同一勢力内での「対戦」（PvP）など，バトルの種類も豊富だ。
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武器によって異なる習得技能（スキル）
武器は剣や太刀など，勢力ごとに3種類ずつ用意されており，武器によって異なった技能が習得できる。技能は共通/攻撃/補助といったカテゴリーに分かれていて，本拠地のNPCから習得が可能。ただし，高レベルのスキルやパーティ専用のスキル（陣法）など，習得にはモンスターからのドロップアイテムが必要なものもある。
・共通技能
他プレイヤーキャラクターの気力を回復したり，高速移動，跳躍移動が可能になる特殊なスキルなどがある。
・補助技能
攻撃力や防御力を一定の時間上昇させられるスキルなど，戦闘を有利にするものが多い。
・攻撃技能
必殺技や連携技など，美麗なグラフィックスとともに繰り出される戦闘に有利なスキル。武器によっては遠距離攻撃が可能だ。
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強化/精錬などでアイテムを作り出す
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装備品や武器などのアイテムは“強化”“精錬”が可能だ。それによりドロップされた，あるいはショップで買ったアイテムの，パラメータをさらに引き上げたり，特殊な効果を付与したりできる。また，複数のアイテムから別のアイテムを“合成”したり，上位アイテムに“昇級”する，なんてことも可能だ。
ペットシステムやミニゲームなどの要素も
プレイヤーの戦闘を補助をする守護獣の育成や，500種類もの任務（クエスト），お金やアイテムがゲットできるミニゲームなどお楽しみ要素も充実している。
また，プレイヤー同士のコミュニケーション要素も充実しており，パーティを組んで“同行”したり，ベテランプレイヤーと“師弟縁組”して戦闘することで経験値にボーナスがつくといったシステムが用意されている。そのほか，いわゆるギルドを形成できる“門派”システムも存在する。
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| 一定のレベルに到達すると自動的に任務が発生。キャラクターに呼びかけられ，色々と用事を言いつけられることに | ミニゲームでは1位当てレースやサイコロの出目が7より上か下かを当てるゲームなどが楽しめる |
今後の展開は？
今回のクローズドβテストでは，ローカライズがまだ完全ではなかったが，PvPやRvRの楽しさ，単なるクリックゲームにとどまらないスピーディかつ爽快な駆け引きが展開されるといった，本作の独特の雰囲気は感じることができたように思う。対人戦が好きな猛者には，たまらない作品になるだろう。
続くオープンβテストは4月中に実施される予定とのことなので，さらなるパワーアップを期待して，楽しみに待っていてほしい。
スクリーンショット
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