約800名の実名選手が登場!
本年度唯一のプロ野球SLG
本年度唯一のプロ野球SLG
開幕してからすでに1か月以上が過ぎた,2007年のプロ野球ペナントレース。連日,各球場で熱戦が繰り広げられており,多くのファンが球場に足を運んでいる。
一方PCゲームでは,「戦略プロ野球」シリーズの最新作が4月27日に発売された。「戦略プロ野球2007〜熱戦クライマックス〜」(以下,戦プロ07)は,プロ野球12球団/約800名のデータが収録された,じっくり遊べるシミュレーションゲーム。本年度唯一の国産PC版プロ野球シムである。
戦プロ07にはアクション要素が一切ない。基本的にはチームの監督として采配を奮い,自軍を優勝に導くことがゲームの目的となる。
●セ・リーグにもクライマックスシリーズ導入!
ここ数年,プロ野球ではさまざまなルール変更が行われているが,今年も大きなシステム変更があった。パ・リーグのみであったプレーオフ制度(クライマックスシリーズ)が,セ・リーグにも導入されたのだ。昨年までは日本一を決める日本シリーズへの出場権が,リーグ優勝したチームにしか与えられなかったのに対し,今年からはリーグ3位までに入れば日本一の可能性が出てくるのである。当然,戦プロ07は,この変更に対応済みだ。セの代表を決めるクライマックスシリーズの熱い戦いを,戦プロ07で先取りしてみよう!
●交流戦専用ユニフォームはエディット機能で
毎年,通常のペナントレースとはちょっと違った盛り上がりを見せるセ・パ交流戦。普段は観られないカードばかりなだけに,心待ちにしてるファンも多いことだろう。交流戦といえば,その期間だけ特別なユニフォームで臨む球団も多いが,戦プロ07は,発売時期が若干早めであったため,今年の限定ユニフォームのデータは収録されていない。とはいえ,エディット機能でプレイヤーが作成することは可能なので,ぜひチャレンジしてほしい。
●オリジナルチームを作ってプロ野球に参戦!
既存のプロ野球チームでペナントを制するのも楽しいが,自分の作ったオリジナルチームで強豪チームと戦いたいというプレイヤーも多いだろう。戦プロ07では,オリジナルチーム編集モードを用いて作成した球団を,公式戦やネット対戦モードで使用できる。戦プロ05や06で作ったチームのデータを読み込むことも可能だ。
GMモードがより深く,より楽しく進化した
戦プロ06から導入されたGMモードは,プレイヤーがゼネラルマネージャーとなり,限られた予算内で選手の調達などを行い,チームを運営していくモードだ。通常の公式戦よりもゲーム要素が増したモードが,戦プロ07では格段に進化し,面白くなっている。
まずは任期が,前作の最長5年から最長20年へと伸びた。前作では任期の短さから,選手獲得も即戦力を重視せざるを得なかったが,戦プロ07では若手をじっくりと育てられる。また,スカウト,イベントなどの新機能が追加されたことにより,単調さが払拭され,リアルな球団運営が楽しめるのだ。
問題総数なんと1000問! 戦プロクイズで知識を磨け!
野球のルールや歴史などにまつわるクイズを楽しむ「戦プロクイズ」は,問題総数が前作の10倍,1000問にボリュームアップしている。画像を使った問題などが新しく導入され,バリエーションも増している点がうれしい。また今作では,試験に合格すると選手を強化できる「特殊能力」が獲得できる「戦プロ検定試験」や,1000問すべてが出題される過酷な「1000問ノックモード」も搭載されている。
データも充実! 野球ファンならプレイしよう
プロ野球ファンはデータにこだわる人が多いが,戦プロ07はその点も充実している。投手の登板数,勝利数,防御率や打者の打率,ホームラン数,打点数などはもちろんのこと,投手のホールド数や打者のOPS(出塁率+長打率)などのデータも簡単に閲覧できるのだ。
試合のモードも1試合のみのオープン戦から,トーナメント戦,そして1シーズン140試合以上を戦い抜く公式戦と,さまざまな形式が用意されている。一人でのプレイに飽きたら,ネット対戦でプレイヤー同士で試合をすることも可能だ。これからますます盛り上がるペナントレースを,一足先に戦プロ07で体感しよう。