爽快&豪快なレースが人気の,ニード・フォー・スピードシリーズ(NFS)最新作「Need for Speed: Most Wanted」のデモ版がリリースされた。
本作は,パトカーとのカーチェイスが楽しめるという点が大きな特徴。シリーズを通してのウリである美しいグラフィックスとスピード感のあるレースに,パトカーに追われる緊張感をミックスした,アーケードスタイルのレースゲームである。
デモ版では,Quick RaceとChallenge Seriesという2種類のゲームモードが収録されており,いずれも街中などの一般公道を使用したレースだ。
Quick Raceでは3種類のコースが選択でき,数台のAI操作のチューニングカーと共にタイムを競うレースを楽しめる。もちろんレース途中には,プレイヤー達の暴走を阻止せんとパトカーが乱入してくる。このレースモードで選択できるプレイヤー用マシンは,フォード・マスタングGT,ポルシェ・ケイマンS,そしてそれぞれのチューニングバージョンという計4車種だ。
Challenge Seriesでは,「Pursuit Length」「Tollbooth Time Trial」「Roadblock」の3モードが選択できる。
「Pursuit Length」は,プレイヤーが数台のパトカーに追われているシーンからレースがスタートし,パトカーの追跡を振り切って,コースの各所に設定されているHiding Spotと呼ばれる隠れ場所にマシンを停めればクリアというゲーム。使用マシンは,フォルクスワーゲン・ゴルフGTIのチューニングバージョンに限定されている。
「Tollbooth Time Trial」は,フリーウェイに置かれたチェックポイント(料金所)を,設定された時間内に次々と通過していくというもの。パトカーに追跡されながら,うまくチェックポイントを通過していかねばならない。使用マシンはトヨタ・レクサスIS300のチューニングバージョンだ。
「Roadblock」は,マップ上に表示されるポイントにあるオブジェクトを,マシンをぶつけることで壊していくというもの。例のごとくパトカーに追われているので,追っ手を振り切りながらオブジェクトのポイントを見つけなければならず,難度はやや高めだ。使用マシンは,チューニングされたダッジ・バイパー。
一般公道でのレースなので,当然一般車両も数多く走っている。これらをうまく使えば,追っ手のパトカーを振り切るのも容易になる。とくにトレーラートラックを横転させてやると,後方から追いかけてくるパトカーの進路を塞ぐことができ,気分も爽快だ。
そんなときにうまく使いたいのが,スピードブレーカーだ。走行中に右Ctrlキーを押すと時間の流れが遅くなるので,トレーラーの横腹をこすってやれば,簡単に横転させられるだろう。ゲージがなくなるまで何回でも使用可能なので,パトカーの囲みをすり抜けるときなどにも便利だ。
またNeed for Speedならではの「ニトロ」も用意されている。これを使うと画面にモーションブラーがかかり,凄まじい加速で一気に後続車を引き離せるだろう。
なお,パトカーに囲まれるなどして走行不能になるとゲームオーバーだ。後ろ手に手錠をかけられ,警官に小突かれながらパトカーに乗せられるという,逮捕シーンを見ることとなる。
車種によるマシン挙動の違いなども表現されている。コントロールしやすいのは,Pursuit LengthのゴルフGTIだ。ほどほどのパワーに,FFならではのアンダーステアで,コーナーでの挙動をマイルドにしてくれている。反対にダッジ・バイパーのようなハイパワーFR車は,豪快な走りを楽しめる半面,それなりにシビアな操作を要求される。レースゲームがあまり得意でないという人は,まずはPursuit Lengthからトライしてみるのが良いだろう。
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