― 体験版 ―
 
Earache: Extreme Metal Racing[英](Metro3D)
Text by 朝倉哲也

 

※セカンドデモを追加しました。詳しくは「こちら」

 

 「Earache: Extreme Metal Racing」は,地獄に作られたコースを爆走して,他車を蹴落としながら優勝を狙うという異色のレーシングゲームだ。
 このデモ版では,Devil's Playgroundという名前のコースを,一人または二人でプレイできる。二人プレイのときは,画面が上下に分割されるという,コンシューマ機風のプレイスタイルとなる。

 曲がりくねったコースはいかにも地獄っぽい風景で,ところどころでは亡者が歩いている。プレイヤーが使用できるのは,オープンホイールのバギー風マシンと,’60年代のアメ車を思わせるピンクのコンバーチブルだ。
 どちらも攻撃キーを押すことで,横にいるライバルカーを攻撃できる。キーを押してから攻撃が出るまでに少しタイムラグがあるようなので,少し早めに攻撃キーを押すのが良さそうだ。
 オープンホイールタイプのマシンは,操作が少し難しいように感じるので,ゲームに慣れるまではピンクのコンバーチブルを選ぶのがいいだろう。
 デスメタル風の激しいBGMが大音量で流されており(ボリューム調節は可能),レースのほうもすぐ爆発したり吹っ飛んだりと,音楽に負けず激しいものだ。見た目はバカバカしくてキワモノ的なゲームだが,HAVOK物理エンジンが使われているなど,なかなか侮れないところもある。しっちゃかめっちゃかなレース展開が楽しい,コミカル(?)なレースゲームといえるだろう。チープな内容ではあるが,実に面白いのでぜひ遊んでみよう。

 ちなみに,キーボードでは非常にプレイしにくい。できればゲームパッドの使用をお勧めする。

 

■2006.10.16 セカンドデモを追加

 

 地獄を舞台にしたデストラクションレースということで,13日の金曜日の夜にセカンドデモがリリースされた。

 このデモでは,新たなコース「Sanitarium」が収録されている。使用できるマシンはコンバーチブルとオープンホイールの2種類だ。
 曲がりくねって先の見通しの悪いコースは,いかにも地獄らしく血まみれで,あちこち歩いている地獄の亡者どもを跳ね飛ばしながらライバルカーを弾き飛ばすという,ハチャメチャなレースが楽しめる。  HAVOK物理エンジンが使われており,特殊攻撃で相手を吹き飛ばしたり,自分が吹き飛んだりと,熱いぶつかり合いが楽しめる。

 

 

■キー操作

ステアリング ← / →
アクセル Enterキー
ハンドブレーキ Ctrlキー
攻撃 { / }

■動作環境

不明


(ファーストデモ 39.5MB)


(セカンドデモ 37.4MB)


 

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http://www.4gamer.net/patch/demo/earache666/earache666.shtml