ストラテジーゲームを代表するタイトル,シヴィライゼーションシリーズ第四作「Civilization IV」の拡張パック第2弾が「Sid Meier's Civilization 4: Beyond the Sword」である。
製品版のBeyond the Swordには,11種類の新シナリオが用意されるほか,ポルトガル,オランダ,バビロニアなど10の新文明などが追加される。詳しくは「こちら」に掲載した記事などを参照してほしい。
公開されたデモ版では“Final Frontier”というシナリオをターン数限定でプレイできる。このシナリオは宇宙船などが行きかう宇宙時代を舞台としたもので,使用できる文明はNew Earth,The Brotherhood,AstroTech Corporation,Red Syndicate,The Forgeの5種類となっている。
文明の指導者としてプレイヤーのできることは,宇宙の探索,資源の発見,テクノロジーの開発,他文明との外交など多種多様。最初のうちは宇宙船をあちこちに動かして,周りの宇宙の様子がどのようになっているかを調べつつ,テクノロジー開発などを行うのがいいだろう。
しばらくするうち,他文明からの接触など,だんだんとゲームに動きが出てくる。また宇宙を調べているうちに,他の文明が支配する星系を発見することもあるはずだ。彼らと手を組むか,あるいは戦争するかはプレイヤー次第だ。
ファン期待のデモだが,チュートリアルもReadmeも用意されていないため,これまで本シリーズをプレイしていない人には何がなんだかさっぱり分からないということにもなりそうだ。とはいえ,完全日本語版のリリースも予定されている本作。興味のある人は,ぜひプレイしてみよう。
■2007.7.25 セカンドデモを追加
「Civilization IV: Beyond the Sword」のセカンドデモとなる“Charlemagne”は,7月20日にUpしたファーストデモ“Final Frontier”とは打って変わり,中世ヨーロッパの世界を舞台とするシナリオが楽しめる。
なお,こちらもファーストデモ同様に100ターンというプレイ制限が付けられている。
ゲームの進め方は上記Final Frontierを参考にしてほしい。自分の領土以外の場所は暗くなっており,何があるのか分からない。入植者やスカウトなどのユニットを派遣して探索を進めつつ,同時に新しい技術の開発やユニットの作成などを行っていこう。
周りの土地には,すでにそこを領土としている領主がいる場合が多い。彼らに対し,外交を行うか戦争をするかなどはプレイヤーの自由だ。またゲームを進めていくうち,ほかの国の領主から貿易などさまざまな提案を持ちかけられるが,それらをどうするかについてもプレイヤーの裁量に委ねられている。
起動時にエラーメッセージが表示されたり(“OK”をクリックし続けていれば,プレイ可能),ゲーム内のプレイヤー名がおかしく表示されたりなど,ゲーム進行に直接的な影響を与えないとはいえ,筆者はいくつかの不具合に遭遇している。チュートリアルモードがないのはFinal Frontierと同じで,この点もちょっとマイナスポイント。シヴィライゼーションシリーズを遊んだことのない人にとって難しいデモ版であるのは間違いないだろう。あくまで,本編を遊んだ人向けのものという位置づけと考えておいた方がいい。
とはいえ,Civilization IVが世界的に評価の高い傑作ストラテジーであることに間違いはない。Beyond the Swordの発売を機会に,と思っている人は,少し難度は高いが,ぜひこのデモで楽しさを味わってみてほしい。
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