― 体験版 ―
 
ぼくは航空管制官2(テクノブレイン)
Text by 虹川瞬

 

 「ぼくは航空管制官2」は,国内の空港における航空管制をテーマとした,シミュレーションライクなパズルゲーム。航空機の発着に必要な手続きや移動指示を手際よくこなしていき,ステージクリアに必要なポイントを稼ぐことがプレイ内容となる。現在までに10以上の空港を扱ったシリーズが発売されており,4Gamerでも「新千歳SnowScape」(新千歳空港)の記事を掲載している。
 体験版の舞台は東京国際空港(羽田空港)で,収録ステージは性質の違う2本。一つはゲーム内での管制の手順を,実際に操作しながら覚えられる「チュートリアルステージ」だ。前述の「新千歳」などには,こうしたインタラクティブなチュートリアルが付属しないので,お好みの空港からシリーズに入りたいという人には,実用価値が高いだろう。
 もう一つは「体験ステージ」。製品版のステージと同様のペースで管制を進めていく。時間こそ,ゲーム内時間で30分(実プレイ時間で10分ほど)と,製品版のステージの半分以下ではあるが,複数の航空機からのリクエストにうまく応えるという,このシリーズのエッセンスは十分に味わえる。また,すでにいずれかの製品版を持っている人にとっても,1プレイ10分でサクっと楽しめるミニステージとして価値がある。
 もちろん,体験版の主目的である動作環境の確認用にも十分使える。「ぼく管2」シリーズの要求スペックはいたって控えめだが,それでも3D描画を行う。少し古いノートPCなどでは,購入に不安を覚える人もいるかもしれない。製品版と同様の描画エンジン/描画設定でプレイできるので,自分のPC環境に不安が残る人は,試してみるのが吉だろう。

 

 

■キー操作

※操作はすべてマウスで行います

■動作環境

OS:Windows 98/Me/2000/XP
CPU:動作クロック600MHz以上のもの
メインメモリ:128MB以上
グラフィックスチップ:3D描画に対応したもの
グラフィックスメモリ:16MB以上


(24.4MB)


(C) 2006 Copyright TechnoBrain CO.,LTD.

 

<<免責事項>> ■本記事の内容および攻略,インストール,操作方法などについての質問は,一切お受けしておりません ■体験版ファイルを使用したことによる損害やトラブルに関しては,一切責任を負いません。取り扱いは,自己の責任の範囲内で行ってください ■当サイトに掲載したゲーム画面および文章の,無許諾での転載は固くお断りいたします

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/patch/demo/atc2/atc2.shtml