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[韓国ゲーム事情#326]HUE,「NeoSteam」日本展開の契約を締結
2005/04/01 19:59
Kimの韓国最新PCゲーム事情#326

「HUE, Granado Espadaに引き続きNeoSteamの日本展開についての正式な契約を締結」(2005/4/1)

Text by Kim Dong Wook特派員



 韓国の大手ゲームパブリッシャHanbit Softは,同社の新作MMORPG「NeoSteam」の日本展開について,ハンビットユビキタスエンターテインメント(HUE)正式なライセンス契約を交わしたことを明らかにした。

 HUEは,2月16日の事務所開所式(記事は「こちら」)で,すでに「Granado Espada」とNeoSteamの名前を挙げていたが,これはHanbit Softのタイトルを日本ではHUEがサービスをするということが大筋で決まっていたため。その後,細かい部分も含む合意を経て正式に契約が結ばれ,今回の正式発表に至ったという流れだ。

 なお,今回の契約金額は,手付け金10億ウォン(日本円で約1億円)と,ランニングロイヤリティ35%。ランニングロイヤリティは,日本国内での売上高の35%(ゲームマネー充当額の25%)をHanbit Softが3年間にわたって受け取るというもの。どうやらNeoSteamは,アイテム課金制の採用が決まっているようだ。

 ちなみにNeoSteamは,「Fortress2 Blue」(邦題 ポトリス2)を開発したMars Teamが開発を担当(記事は「こちら」)。"スチームパンクMMORPG"というコンセプトで,電気ではなく蒸気を利用したエネルギーによって文明が発展した未来世界が舞台だ。

 Hanbit SoftのPark, Soon Woo海外事業チームリーダーは,「NeoSteamは,独特の世界観と骨組みのあるストーリーが,グラフィックスとサウンドで演出されている。コンシューマゲームのように直観的なユーザーインタフェースは,日本のゲームファンに広く受け入れられるだろう。間もなく,日本でのサービス開始に向けての本格的なローカライズ作業に取りかかる予定だ」と語っている。

 一方,HUEは現在のところ,今年の上半期にサービス開始を予定しているGranado EspadaのGM育成と,システム整備に集中している模様。
 HUEの公式サイト(「こちら」)によると,本日(4月1日),増資が完了したとのこと。Granado Espada,NeoSteam,そして今後発表されるであろうその次のタイトルに向けて,着々と準備が進行しているようだ。

「NeoSteam」
 →公式サイトは「こちら」
 →紹介ページは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2005.04/20050401195954detail.html