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MMORPG「Master of Epic」,新Ageを含む大規模アップデート実施
2005/02/04 18:48
 ハドソンビー・ビー・サーブが現在オープンβテストを実施しているMMORPG「Master of Epic:The ResonanceAge Universe」で,大規模アップデートが2月9日に実施される。
 このアップデートでは,PresentAge,WarAgeに続く第3のAgeとなる「ChaosAge」の実装,レアアイテムを販売する闇商人の追加,WarAgeでの亡命機能の追加,ゲーム内GMコール機能の実装,その他ユーザビリティの向上などが行われる。

 この中でプレイヤーにとって最も興味深いのは,なんといってもChaosAgeの実装だが,今回のアップデートではバランス調整という意味合いが含まれているらしく,毎週週末(土日)のみ開放されるとのこと。ChaosAgeが最初にオープンするのは,2月11日から2月13日までの3連休で,それから本稼動(実装スケジュールは未発表)までは,"土日のみ行ける場所"となる。
 本作におけるChaosAgeは,いわゆるレイドエリアという位置付けとなっており,多数のハイレベルキャラクターが力を合わせないと倒せないようなモンスターが出現する。実装時点では「Northern_Gatekeeper」という上半身が人間の女性,下半身がタコ状というモンスターが登場するらしいが,今後ChaosAgeに登場してくるモンスター全体の中では弱い部類に入るらしい。
 ちなみに,ChaosAgeでプレイヤーキャラクターが倒された場合は,所持アイテムをすべてロストしたり,ログアウトができなかったりと,厳しい制限が設けられている。しかし,もしNorthern_Gatekeeperを倒すことができれば,特殊なペット(Wooという名称)が手に入るので,「我こそは!」と思う人はぜひ討伐にチャレンジしてみよう。

 闇商人とは,ソウルオブヤマト,忍者装備などのレアアイテムを販売するNPCで,出現時間と場所はランダム。また取り引きにはGold以外のものが要求されることもあるらしく,取り引き自体がレアとなりそうだ。忍者装備は見た目も結構格好良いので,ぜひがんばって入手してみよう。
 亡命機能は,WarAgeにおける所属勢力を変えることができるもので,一定の地位になっていることや賄賂が必要など,条件が設けられている。また,亡命に失敗(亡命中に死亡,ログアウト,リンクデッド)すると,「プリズンマイン」に幽閉されて過酷な肉体労働を課せられるうえ,所持アイテム,所持金をすべてロストするので,気軽に亡命するというのはやめておいたほうがよさそうだ。

 そのほかには,ゲーム内のGMコール機能の搭載,キャラクターの座標位置のズレや遅延の軽減,ユーザーインタフェースの改良(スキン選択が可能)などが行われる。
 座標位置のズレは,オープンβテスト開始時点から問題となっており,これまでにも数度にわたって修正が行われていた部分。今回の修正によってドラスチックに改善するらしいので,プレイヤーは期待してもいいかもしれない。ユーザーインタフェース改良についての具体的な内容は後日発表ということだが,プレイヤー作成のスキンも利用可能になるらしいので,これも非常に嬉しい部分だろう。

 ともあれ,2月9日のアップデートは本作にとって大きなムーブメントとなりそうなので,(とくにChaosAgeを目指す人は)いろいろな準備を進めておくのがいいかもしれない。(Seal)

「Master of Epic:The ResonanceAge Universe」
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画面上段左と中央は,ChaosAgeのボスモンスター「Northern_Gatekeeper」。下段左と中央が,ボスモンスターを倒したときに入手できるペット「WOO」だ。下段右はスキンを使用したユーザインタフェース
亡命での画面。亡命に失敗するとプリズン・マインに送られ,労働が課せられるという。鉱脈があちらこちらにあるエリアのようなので,100個掘るとかになるのだろうか

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http://www.4gamer.net/news/history/2005.02/20050204184803detail.html