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[韓国ゲーム事情#288]リネージュII クロニクル3のメインシナリオ公開
2005/01/11 14:19
Kimの韓国最新PCゲーム事情#288

リネージュII クロニクル3のメインシナリオ「セブンサイン」公開(2005/1/11)

Text by Kim Dong Wook特派員

 NC Soft社は,「Lineage II」(邦題 リネージュII)のメジャーアップデート「Chronicle3:Rise of Darkness」のメインシナリオ,セブンサイン(Seven Sign)の詳細をこのほど公開した

 セブンサインの詳細は,以下の通り。
 死の女神シーレンを封印するため,エルモアデン帝国の初代シュナイマン皇帝によって作られた墓地。それから1000年の歳月が経った今,その封印が解かれようとしていた。シーレンを縛り付けた七つの封印(Seven Sign)のうち,"どん欲の封印" "啓示の封印" "戦乱の封印"の三つが露出し,これによりアデンワールドに棲息している魔物達に変化が表れていた。

 セブンサインをひと言で表すならば,"絶え間ない競争"だ。城を所有している血盟とその同盟が中心である"曙の勢力"と,それ以外の"夕暮れの勢力"が,サーバーのセッティングが自勢力に有利になるよう,戦いを繰り広げる。具体的には,戦いに勝利した勢力は,"ネクロポリス" "カタコンブ"といった新ダンジョンを占有でき,また攻城戦時に有利な設定になるという。

 Chronicle3公開後最初の1週間は,全ダンジョンが二つの勢力に公開され,ここでイベント"闇の祭"と,セブンサインアイテムの獲得を通じて,両勢力による競争が行われる。
 闇の祭は,各勢力に属する小規模集団が,18分間という限られた時間内に,迫ってくる魔物をいかに防ぎ止めることができるかを競うというイベントで,その結果によって,所属する勢力が特定のポイントを得ることになる。また同時に,ダンジョン内で曙の勢力は「マントラ」を,夕暮れの勢力は「ルーン」を集め,その獲得数によってもポイントが得られる。最終的に多くのポイントを得た勢力側が勝利となり,三つの封印が解けるようになるという。
 勝利側の勢力は,次の1週間,ネクロポリスとカタコンブの恩恵を独占的に享受できる。曙の勢力なら"アナキム",夕暮れの勢力なら"リリース"といった,セブンサイン専用のモンスターと戦う権利を得られるわけだ。また先述したように,勝利した勢力は攻城戦時に有利になるようにサーバーのセッティングが行われる予定なので,かなり熱い戦いが繰り広げられそうだ。
 ちなみに闇の祭では,両方の勢力の状況を確認できる,"観戦モード"も用意されるそうである。

 曙,夕暮れの両勢力はあらかじめ決まったものではなく,各血盟とその同盟,そして各プレイヤーの選択によって決められるのが特徴。セブンサインによるさまざまな恩恵のために,同盟などの構図が変わることが予想される。
 なお2次転職前のキャラクターはどの勢力にも入れるが,高レベルキャラクターの場合は,選択に制限が設けられる予定で,各プレイヤーはこの競争を前に,重要な決断を迫られることになるかもしれない。

 セブンサインは,「こちら」でお伝えしたように,2005年1月末にテストサーバーで公開される予定だ。

※本文中の各用語は韓国語版のものを独自に訳しており,日本語版では異なる表記になる可能性がありますので,あらかじめご了承ください

「リネージュII」
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http://www.4gamer.net/news/history/2005.01/20050111141902detail.html