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ニュース-2009/10/08 10:34

見えてきたSandy Bridgeと,見えてこないLarrabee。Intelのプロセッサロードマップアップデート

 Intelにとって,本当の意味で次のステップとなる「Sandy Bridge」と,同社が目指す異種混合プロセッサの実現に不可欠な「Larrabee」。これら,Intelの今後を占うカギとなる次世代コアの姿やスケジュールが,次第に明らかとなってきた。このタイミングで,一度,Intelの動向をチェックしておきたい。
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ニュース業界動向HARDWAREHARDWARE:Core i7・i5・i3-2000番台(Sandy Bridge)HARDWARE:Core i5&i3(LGA1156,デュアルコア)HARDWARE:Xeon PhiHARDWARE:Core i7(LGA1366,ヘキサコア)CPUGPU発売元:Intelライター:本間 文

 北米時間2012年10月24日,Intelは,Windows 8&7向けとなる新しいグラフィックスドライバ「15.28.7.2867」の公開を発表した。基本的には「Windows 8対応版ドライバ」という位置づけだが,ゲーム関連や専用コントロールパネル関連のバグ修正に機能追加,動作確認済みゲームタイトルの公表など,見どころは多い。

 北米時間2012年1月18日,Intelは,「Performance Tuning Protection Plan」という有料サービスを開始した。これは,正規ボックス版第2世代Core iプロセッサ倍率ロックフリーモデルのユーザーが20〜35ドルの保険料を支払うと,保証期間内,かつ1回に限り,オーバークロックが原因で故障した個体を交換してもらえるというものだ。

 2011年12月20日,Intelの日本法人であるインテルは,年末恒例となっている報道関係者向け説明会を開催した。10大ニュースで同社の2011年を振り返りつつ,来年の展望を語るというもの。2012年の「Ivy Bridge」市場投入があらためて予告されたりもしたセッションの模様をお届けしてみたい。

 Intelは,Sandy Bridge世代に向けた新型チップセット「Intel Z68 Express」をまもなく市場投入予定だが,“その先”,次世代ハイエンドCPU「Sandy Bridge-E」に対応した「Intel X79 Express」,さらには2012年登場予定の「Ivy Bridge」対応チップセット「Intel Z77 Express」の概要も明らかになりつつある。今回は,Intelプラットフォームのアップデート情報をお届けしよう。

 本日(2011年1月18日)インテルは,業界関係者向けの年頭イベント「Intel Forum 2011」を開催した。ここでは,今後の業界の方向を占うものとして,「Visibly Smart」のキャッチコピーのもと,同社の最新プロセッサがもたらす新しいビジュアル体験や,今後の方向性などについて語られた基調講演の模様を紹介したい。

 単体グラフィックスカードを組み合わせる前提では,「一択」と言えるほどの実力を示した,Sandy Bridge世代のCore iプロセッサ。では,CPUコアと同様にポテンシャルが引き上げられたとされる,統合グラフィックス機能はどうだろうか? エントリー&ローエンド単体GPUや,既存のグラフィックス機能統合型プロセッサと比較することで,その性能を詳らかにしたい。

 日本時間2010年1月6日11:00,Intelは,開発コードネーム「Sandy Bridge」と呼ばれていたグラフィックス機能統合型CPUで,「第2世代Coreプロセッサ」と呼ばれるCore i7・i5・i3-2000番台を正式に発表した。その高い実力はお伝え済みだが,本稿では,一挙登場となる29製品の価格情報を中心にまとめてみたい。