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テストレポート-2007/08/31 09:01

AMD,TDP 89W版Athlon 64 X2 6000+を発表。使い勝手をチェック

 AMDは,これまでTDP 125Wのみが存在していた「Athlon 64 X2 6000+/3.0GHz」にTDP 89Wモデルを追加,発表した。日本限定モデルとなる新製品は,本日(2007年8月31日)から販売が始まる予定だが,果たして動作クロック3GHzのAthlon 64 X2は,どこまで扱いやすいCPUになっただろうか? Socket AM2ベースのゲーム用PCに向けたアップグレードパスとしての可能性をチェックしてみたい。
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テストレポートHARDWARECPU発売元:AMDライター:宮崎真一

 Intelの「Yorkfield」にAMDの「Phenom」と,次世代CPUのリリースが近づいているが,それに合わせてか,現行のデュアルコアCPUは価格の下落が進んでいる。コストを重視したとき,実に魅力的なラインナップとなっているのだ。そこで今回は,実勢価格3万円以下のCPUをズラリと並べ,ゲームにおける最適な選択肢を洗い出してみたい。

 AMDは,「Athlon 64 X2 5000+/2.6GHz」の特別モデル,「Athlon 64 X2 5000+ Black Edition」を発表した。65nmプロセスで製造される,L2キャッシュ512KB×2という基本的な仕様は従来製品と同じながら,規定以上の動作倍率設定が可能になっている,いわばAthlon 64 FXの低クロック版とでもいうべき製品だ。今回は,そのポテンシャルを検証してみたいと思う。