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ニュース-2006/11/29 14:01

AMD,「4×4」ことコンシューマ向けデュアルCPUプラットフォーム「Quad FX」を発表 2個のデュアルコアCPUで“4コアシステム”を実現

 AMDは,AMD64ベースの新プラットフォーム「Quad FX」を発表した。開発コードネーム「4×4」として知られていたQuad FXは,デュアルコアCPUを2個搭載して,システムレベルで4コアを実現する環境を,一般ユーザー向けに提供するというものだ。果たしてAMDはこれで何を狙おうとしているのか,報道関係者向け事前説明会の内容を中心にまとめてみよう。
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ニュースHARDWARECPUチップセットテーマ:マザーボード発売元:AMDライター:米田 聡

 Intelの「Yorkfield」にAMDの「Phenom」と,次世代CPUのリリースが近づいているが,それに合わせてか,現行のデュアルコアCPUは価格の下落が進んでいる。コストを重視したとき,実に魅力的なラインナップとなっているのだ。そこで今回は,実勢価格3万円以下のCPUをズラリと並べ,ゲームにおける最適な選択肢を洗い出してみたい。

 AMDは,「Athlon 64 X2 5000+/2.6GHz」の特別モデル,「Athlon 64 X2 5000+ Black Edition」を発表した。65nmプロセスで製造される,L2キャッシュ512KB×2という基本的な仕様は従来製品と同じながら,規定以上の動作倍率設定が可能になっている,いわばAthlon 64 FXの低クロック版とでもいうべき製品だ。今回は,そのポテンシャルを検証してみたいと思う。