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グリーとHTCがVR事業における業務提携で合意。国内アミューズメント・レジャー施設へのVR体験の提供を推進へ
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印刷2016/03/10 14:51

業界動向

グリーとHTCがVR事業における業務提携で合意。国内アミューズメント・レジャー施設へのVR体験の提供を推進へ

 グリーと台湾HTCは,両社が日本国内におけるバーチャルリアリティ(以下,VR)事業における業務提携で合意したことを,本日(2016年3月10日)発表した。
 VR開発専門スタジオ・GREE VR Studioを立ち上げるなど2015年よりVR事業に参入したグリーと,「Steam VR」に準拠したVR対応ヘッドマウントディスプレイ「Vive」を手がけるHTCがタッグを組むこととなった。今後両社は,国内のアミューズメント・レジャー施設(テーマパークやアミューズメント施設,カラオケ,ショッピングセンターなど)へのVR体験の提供を共同で推進していくという。
 今回の業務提携では,両社がコンテンツとハードウェアに関する開発協力を相互に行い,アミューズメント・レジャー施設に対しては両社から導入環境構築の支援や提案などが行われるようだ。まずは“最初の一手”がどのような形で一般消費者に届くのかに注目しておきたいところである。

業務提携の概念図
画像集 No.002のサムネイル画像 / グリーとHTCがVR事業における業務提携で合意。国内アミューズメント・レジャー施設へのVR体験の提供を推進へ

関連記事:

GREE VR Studio公式サイト

HTC Vive公式Webサイト(英語)


グリーとHTC、バーチャルリアリティ事業における業務連携で合意
〜アミューズメント・レジャー施設にVR体験を共同で提供開始〜

グリー株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役会長兼社長:田中良和、以下「グリー」) と、HTC Corporation(本社:台湾新北市新店区、Raymond Pao VP、 VR New Technology、以下「HTC」)は、日本国内におけるバーチャルリアリティ(以下、VR)の業務連携で合意したことをお知らせします。

両社は今回の業務連携を通じて、国内のアミューズメント・レジャー施設(テーマパーク・アミューズメント施設・カラオケ・ショッピングセンター等)に、VR体験の提供を共同で推進していきます。

2016年は、各メーカーが相次いで製品版のVRシステムを発売予定であることから「VR元年」として盛り上がりを見せており、ゲーム・アミューズメント・観光・医療・住宅・報道・広告など、多方面の産業に普及していくと言われています。

グリーとHTCは、双方のリソース・技術力・ノウハウを活用したさまざまな取り組みを行っていく予定です。より多くの一般消費者の方に最高のVR体験を提供する事で、VR市場の拡大と新しいエンターテインメントの創出に貢献していきます。


■GREE VR Studioについて

画像集 No.003のサムネイル画像 / グリーとHTCがVR事業における業務提携で合意。国内アミューズメント・レジャー施設へのVR体験の提供を推進へ
次世代のプラットフォームとして世界的にVR市場への関心が高まる中、グリーは2015年よりVR事業に本格参入しました。同年9月には初のVRコンテンツである謎解き脱出ゲーム「サラと毒蛇の王冠」を「東京ゲームショウ2015」に出展し、好評を博しました。11月にはVR開発専門スタジオ「GREE VR Studio」(http://vr.gree.net/)を設立、スマートフォンアプリ「シドニーとあやつり王の墓」をリリースしました。また2016年5月10日には、VR業界の第一線で活躍する国内外のプレーヤーをゲストに迎えたカンファレンス「Japan VR Summit(JVRS)」を開催する予定です。
ソーシャルゲーム市場を切り開いたコンテンツの企画・開発経験を生かし、VR市場にも魅力的なコンテンツを継続的に提供していくことで、市場の拡大に貢献していきます。


■HTC Viveについて

画像集 No.004のサムネイル画像 / グリーとHTCがVR事業における業務提携で合意。国内アミューズメント・レジャー施設へのVR体験の提供を推進へ
「HTC Vive」(http://www.htcvive.com/)は、HTCとバルブによって共同で開発された新しい仮想現実体験を体験できるシステムです。2つのワイヤレスコントローラー、ルームスケールの測定を行うセンサーステーション、フロントカメラおよび電話機能搭載のヘッドマウントディスプレイから成ります。

HTC Viveの最大の特徴はルームスケールの位置トラッキングシステムです。
最大5m×5m四方の空間をHTC Viveを装着した状態で自由に動くことができます。座る、寝そべる、後ろを向くといったあらゆる動作が全ての位置で可能になっております。最も没入型VR体験を提供することが可能です。コンテンツ開発者の方々には、動きまわるものから着座で楽しむものまで、コンテンツ制作に柔軟性を持たせることが可能です。
2016年のCESではHTCの先駆的なVRシステムとして、14賞を受賞しました。


  • 関連タイトル:

    Vive

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