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ハロー!Steam広場 第66回:1本の原稿のために50回以上殺されるローグライクFPS「Space Beast Terror Fright」
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印刷2015/04/21 12:00

連載

ハロー!Steam広場 第66回:1本の原稿のために50回以上殺されるローグライクFPS「Space Beast Terror Fright」

画像集 No.001のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第66回:1本の原稿のために50回以上殺されるローグライクFPS「Space Beast Terror Fright」
「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam 広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,気に入ったゲームをとりあえず3本は購入するSteam教の宣教師にジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第66回は,破棄された宇宙船を舞台にしたローグライク系FPS「Space Beast Terror Fright」をメインに紹介しよう。プレイヤーは,無数のエイリアンがうごめく船内を探索して,重要なデータを回収していくことになる。このほか,機械化された昆虫を操作して戦うアクションゲーム「SpyBugs」もあるので,お見逃しなく。



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一撃必殺持ちの敵しか出てこない激ムズ難度のローグライクFPS「Space Beast Terror Fright」


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 アーリーアクセスとは,開発途中のゲームを購入して,デバッガー兼プレイヤーとして参加できる,Steamの販売形態の1つだ。今回は,スウェーデンのインディーズ系デベロッパnornware ABが手掛けるFPS「Space Beast Terror Fright」を紹介しよう。

 ゲームの舞台は,エイリアンの襲撃によって無人となってしまった宇宙船だ。船内には重要な情報が保存されているデータコアがいくつか設置されており,プレイヤーはすべてのデータコアから情報をダウンロードして,宇宙船からの脱出を目指すことになる。

プレイヤーの職業はスペースマリーン。さまざまな情報が映し出されるバイザー風のインタフェースが,雰囲気作りに一役買っている
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 本作の特徴は,ゲームシステムがローグライクな作りになっているという点にある。プレイヤーが探索する宇宙船の内部構造はランダムに生成され,データコアや,エイリアンが湧き出てくる巣穴の配置が毎回変化する仕様だ。また死亡してしまうと一からやり直しというお約束の要素もしっかりと用意され,手に汗握るゲームプレイが楽しめる。

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 ただ,ゲームの難度は“激ムズ”言い切れるほど高い。ミッションの流れは,指定数のデータコアにアクセスしたのち,リアクターを暴走させて宇宙船をエイリアンともども木っ端微塵にするという単純なものなのだが,本稿執筆にあたり,この一連の流れを確認するだけのために,筆者は50回以上のゲームオーバーを食らっている。
 その理由は筆者があまりにもヘタなため,……ではなく,船内をうろつき,一撃でプレイヤーを亡き者にするエイリアンの存在だ。恐ろしいことに,船内には無数のエイリアンがうごめいており,倒しても倒しても湧き続けるので,プレイヤーは常にその脅威に晒されることになる。

一撃必殺持ちの敵しか出てこないローグライクと書いただけで,その難しさが伝わるだろう
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 では,クリアできないほどバランスが崩壊しているのかと言われると,そうでもない。実は,データコアから情報をダウンロードするとキャラクターの装備が強化されるので,一方的にプレイヤー側が弱いままというわけでもないのだ。
 たとえば,生体センサーの機能が拡張されれば,エイリアンの位置がハッキリと確認できるようになるし,武器が強化されれば,複数のエイリアンに囲まれても撃退できるといった具合だ。
 データコアにアクセスした時に何が強化されるのかはランダムなので,良いアップグレードを引けなければ苦労することもあるが,そういった運任せな部分がローグライクらしいといえばらしい。

装備が強化されるほど探索が楽になるのは間違いないが,エイリアンに攻撃されると一撃で死亡することには変わりないので,油断は禁物だ
画像集 No.06のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第66回:1本の原稿のために50回以上殺されるローグライクFPS「Space Beast Terror Fright」

 また,船内にはセントリーガンが設置されており,これを起動させておけばエイリアンを見つけ次第駆逐してくれる。威力も精度も非常に高いため,大量のエイリアンに追われていても,セントリーガンの下に逃げ込めば大抵なんとかなるスグレモノだ。

セントリーガンの活躍には惚れ惚れしてしまうが,うっかり射線に入ってしまうと撃ち抜かれることも……
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 ミッションをクリアすると,それまでのアップグレードを引き継いだ状態で次の任務が始まるのだが,やること自体は変わらないので,後はひたすらミッションをこなしていくだけだ。死亡すると,そこまでの記録がタイトルメニューのランキングボードに登録されるので,何度も挑戦して自己ベストを更新していこう。

オンライン要素が一切ないので,自分だけのランキングになるが,この画面をコミュニティページでシェアすれば,ほかのプレイヤーと競い合えるだろう
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 ちなみに,本作はスプリットスクリーンによる最大4人での協力プレイに対応しているので,コントローラを持ち寄って友達と遊べば盛り上がること間違いなしだ。筆者としては,オンラインにも対応してほしいところだが,今のところ実装はされていない。
 とはいえ,ゲームの難度的にも1人でクリアしたほうが達成感は大きいはずなので,難しいほど燃えるというプレイヤーには,ぜひ挑戦してみてほしい。


「Space Beast Terror Fright」(1480円)



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機械化された昆虫を操作して戦うアクションゲーム「SpyBugs」


 「こんなゲームをリリースしたい」という開発者に対して,ユーザーが賛成か反対かを投票できるサービスがGREENLIGHTだ。今回は,TheGameWallの「SpyBugs」を紹介しよう。本作は2023年の近未来を舞台としたアクションゲームだ。プレイヤーは機械化された昆虫を操作して,ほかのプレイヤーと戦うことになる。

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 詳しいゲーム内容は不明だが,GREENLIGHTの紹介ページにある本作のバックラウンドから察するに,プレイヤーは,民間人の個人情報を盗み出してそれを販売する悪徳企業Cyberius Corporationと,それを阻止する義勇軍Hexotechに分かれて戦うといった感じだろうか。

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 現在アートワークとしてGREENLIGHTに掲載されているメカ昆虫は,「コガネムシ」「トンボ」「スズメバチ」「蚊」「カマキリ」の5種類で,どれも羽が付いていることから,空中戦での撃ち合いがメインになりそうだ。実際のゲームシーンを収録したムービーも公開されているので,さっそく見てほしい。ただ,虫が苦手な人はご注意を。


 ある面で人を選ぶ作品ではあるものの,機械化された昆虫達は意外にもカッコいいので,メカ好きな人には刺さりそうだ。そんな本作は,GREENLIGHTを通過すれば2015年7月中にリリース予定となっているので,興味のある人は“いいね”を押しておこう。

「SpyBugs」GREENLIGHTページ

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    Steam

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