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Thermalrightからゲーマー向け製品ブランド「Leetgion」が誕生。サイドボタンにCherry青軸を採用したマウス「Hellion」が9月末に国内発売
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印刷2012/08/28 12:47

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Thermalrightからゲーマー向け製品ブランド「Leetgion」が誕生。サイドボタンにCherry青軸を採用したマウス「Hellion」が9月末に国内発売

 冷却系PCパーツで知られるThermalrightから,新たなゲーマー向けデバイスブランド「Leetgion」が誕生した。実のところ,Thermalrightはメーカー名でなく,台湾Lea-Min Techが展開する一ブランドという位置付けなのだが,今回のLeetgionによって,同社は2種のブランドを抱えることになったということのようだ。
 Lea-Min Techによれば,同社Leetgionの国内展開を2012年9月末に開始予定。販売代理店であるディラックを通して,第一弾製品「Hellion」9980円(税込)で投入するという。

Leetgionは「Leet」(Eliteを意味する俗語)と「Legion」(軍団)を組み合わせた造語とのこと。そのまま読めば「リージャン」とか「リージョン」とかいったところではないかと思われるが……
画像集#001のサムネイル/Thermalrightからゲーマー向け製品ブランド「Leetgion」が誕生。サイドボタンにCherry青軸を採用したマウス「Hellion」が9月末に国内発売

画像集#002のサムネイル/Thermalrightからゲーマー向け製品ブランド「Leetgion」が誕生。サイドボタンにCherry青軸を採用したマウス「Hellion」が9月末に国内発売
 Hellionは,RTS向けが謳われるワイヤードマウスだ。中央部が大きくくびれたボディ形状と,メカメカしいデザインが印象的。サイズは73(W)×123(D)×42(H)mm,重量は105g(ケーブル重量を含むかは未公開)と,なかなか小さく軽めな仕様となっている。

 ボタン構成は左右メイン,スクロールホイール,左右メイン脇各1,左サイド1となる。面白いのは,筐体左サイドのちょうどくびれている部分に搭載された赤いサイドボタンの仕様だ。どういうわけか,このボタンのスイッチには,メカニカルキーボードでおなじみのいわゆる“Cherry青軸”が採用されているとのこと。Lea-Min Techは耐久性の高さをアピールしているが,このスイッチを採用することで,使用感にどういった影響があるのかは興味深いところだ。
 また,搭載ボタンのうち4つ――おそらく,左右メインとその脇にあるボタンだと思われる――には,オムロン製スイッチが採用されているという。

画像集#003のサムネイル/Thermalrightからゲーマー向け製品ブランド「Leetgion」が誕生。サイドボタンにCherry青軸を採用したマウス「Hellion」が9月末に国内発売
両サイドが大きくくびれた,特徴的な形状となっている
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サイドボタンにCherry青軸を搭載するという珍しい仕様だ

画像集#005のサムネイル/Thermalrightからゲーマー向け製品ブランド「Leetgion」が誕生。サイドボタンにCherry青軸を採用したマウス「Hellion」が9月末に国内発売
 もう1つ特徴的なのは,内蔵フラッシュメモリに4つまで保存できるプロファイルを,マウス底面のダイヤルで切り替える仕様になっていること。ダイヤルを下部にもってくることで,左右メイン周りをすっきりさせてきたのは潔い。
 ちなみに,ダイヤル部に書かれたプロファイル名は「CUSTOM」のほか,「TERRAN」「ZERG」「PROTTOS」だ。CUSTOM以外は見てのとおり,「StarCraft II」の勢力に合わせた名称なので,RTS向けとはいうものの,StarCraft II用として作られた製品なのだろう。

 搭載センサーは,Avago Technologies製のレーザーセンサー「ADNS-9500」。トラッキング解像度100〜5000DPI,フレームレート11750fps,レポートレート1000Hzといった仕様は明かされているものの,肝心の最大加速度やトラッキング速度は未公開である。

 形状や左右メイン脇にボタンを備える仕様から受けるイメージとしては,なんとなくLogitechの「Gaming Mouse G300」が思い浮かぶ。それに似たデザインに加えて,なぜかCherry青軸を使った変わり種のサイドボタンを備える製品ということで,なかなか面白そうな存在だ。
 懸念点となるのは9980円という,近年のワイヤードマウスとしては高価な価格設定だろうか。しかも,海外での価格は89.9ドル(2012年8月28日現在,約7070円)なので,さすがに高すぎる印象は拭えないが,そのあたりも含めて,国内でどう評価されるのか。発売を待ちたいところである。

「Hellion」製品情報ページ

  • 関連タイトル:

    Leetgion

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