人間のいなくなった世界をロボットが行く。パズルアクション「Reset」のβ版が出資者に配布

　元Futuremarkの開発者が設立したデベロッパ，Theory Interactiveは，開発中のパズルアクションゲーム「Reset」のβ版を投資者に配布した。


　2013年にクラウドファンディングサイトのIndiegogoで開発資金の調達に成功した「Reset」は，人間のいなくなってしまった世界を舞台に，意識を持ったロボットがさまざまな遺物から謎を解き明かしていくというストーリーが描かれる。ロボットは短いながらも時間を巻き戻すことが可能で，過去のロボットの残像と一緒にゲームを進めていくことになる。この「シングルプレイヤーCo-op」と謳われるスタイルが本作の特徴だ。


　「Reset」は一人称視点のゲームになっており，Oculus VRが開発するVRヘッドマウントディスプレイ「Rift」に対応することも明らかにされている。ジャングルに覆われつつある街に雨が降りしきる様子がTheory Interactiveの自社開発ゲームエンジンで描かれており，そのうら寂しくも美しい雰囲気に惹かれるプレイヤーは少なくないはずだ。

「Reset」公式サイト