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2012年6月19日に北米でリリースされる「Civilization V」の大型拡張パック,「Civilization V: Gods & Kings」の解説ムービー公開
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印刷2012/06/14 15:44

ムービー

2012年6月19日に北米でリリースされる「Civilization V」の大型拡張パック,「Civilization V: Gods & Kings」の解説ムービー公開

 2K Gamesは,人気ストラテジーゲーム「Civilization V」の大型拡張パック「Civilization V: Gods & Kings」の最新ムービーを公開した。リードデザイナーのEd Beach氏らが,宗教や諜報活動などの新要素や,新たに追加される文明,カルタゴやオランダなどについてを詳しく解説している。

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 Civilization V: Gods & Kingsは,2010年9月にリリースされたCivilization Vの,過去最大となる拡張パックであり,9つの文明に加えて27種類のユニット13種類の建造物,そして9つの遺産が登場する。タイトルからも分かるように,「宗教」の概念が新たに加わっており,特定の建造物や遺産を建てて,“Faith”という資源を収集していくことになる。今回はゾロアスター教から神道まで11種類の宗教が用意されており,預言者や伝道師を作って近隣の文明に影響を及ぼすことも可能だ。

画像集#004のサムネイル/2012年6月19日に北米でリリースされる「Civilization V」の大型拡張パック,「Civilization V: Gods & Kings」の解説ムービー公開

 とはいえ,必ずしも既存の宗教にこだわることはなく,複数の項目から自国の環境にあった概念を選択し,自分なりの宗教を作り出せる点がユニーク。石材の多い地域ならストーンサークルを拝む原始宗教にするとか,森林に囲まれていれば樹木を信奉する宗教といった感じだ。こうした宗教活動を強めることによる勝利も用意されているが,中世が終わるとともに宗教の効力が弱くなっていくというのも現実的で面白い。

画像集#005のサムネイル/2012年6月19日に北米でリリースされる「Civilization V」の大型拡張パック,「Civilization V: Gods & Kings」の解説ムービー公開

 近代以降,宗教に変わって大きな役割を担うことになるのが,「諜報活動」だ。敵対する文明や都市国家にスパイを送り込み,技術を盗んだり,選挙妨害を行ったりといったことができる。それぞれの文明に20人ほどのスパイが用意されており,活動の成功によってレベルアップするという。
 ただし,スパイの生産は文明の各段階で1ユニットに限定されており,また具体的なユニットがマップに登場することはなく,すべての諜報活動は専用のウィンドウで処理することになる。また,スパイはマルチプレイモードでは利用できない。

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 新しく加わる文明は,アルファベット順でオーストリア(マリア・テレジア),ビザンチン(テオドラ),カルタゴ(ディド),ケルト(ブーディカ),エチオピア(ハイレ・セラシエ1世),フン(アッティラ),マヤ(パカル),オランダ(ウィレム1世),そしてスウェーデン(グスタフ2世アドルフ)だ。19世紀に登場したエチオピアのハイレ・セラシエ1世は,おそらくCivシリーズでは最も新しいキャラクターだろう。また,フン族は自分の都市を建設せず次々に移動していたという史実から,首都の「Attila's Court」以外,新たに建設した都市の名称は,ほかの文明の都市名をランダムで拝借することになるという。

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 それぞれの文明には,固有のアビリティのほか,2つの特徴が与えられており,例えばカルタゴの「African Forest Elephant」は,飛行機以外のユニットでは不可能だった山岳タイルを超えられる。
 また,ビザンチンの「Dromon」やオランダの「Sea Begger」など,海上ユニットの追加も多いが,今回から海上ユニットで都市を攻撃するだけでなく,占領することもできるようになったため,海を有効に使った戦略も楽しめそうだ。
 また,オリジナルでは「弓」系の進化が途中で歩兵に統合されていたが,これが新たにマシンガンなどへ進化できるとのことで,これらの新ユニットがゲームプレイにどのような影響を与えるのか気になるところだ。

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 これら以外にも,銅やカニといった複数の資源が加わるのに加え,都市国家に新たに「Religious」(Faith生産)や「Mercantile」(Gold生産)の属性が追加されるなど,さまざまな面で変更が施されているCivilization V: Gods & Kings。北米では2012年6月19日にリリースされる予定だが,日本での発売については現在のところ発表されていない。
  • 関連タイトル:

    シドマイヤーズ シヴィライゼーションV 日本語版

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