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価格は税別約200ユーロ。BenQ ZOWIEの放つゲーマー向けUSBサウンドデバイス「VITAL」に触ってみた
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印刷2016/09/27 12:00

テストレポート

価格は税別約200ユーロ。BenQ ZOWIEの放つゲーマー向けUSBサウンドデバイス「VITAL」に触ってみた

 BenQのゲーマー向け製品ブランドであるZOWIEが,「Counter-Strike: Global Offensive」のトーナメント「eXTREMESLAND ZOWIE Asia CS:GO 2016」で,ゲーマー向け液晶ディスプレイの新製品「XL2735」を公開したことは先に紹介したが,会場ではもう1つ,ユニークなUSBサウンドデバイス「VITAL」(ヴァイタル)を,やはりアジア地域向けに初公開していた。

VITAL
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

 XL2735と同様,VITALについても,ZOWIEブランドを率いるBenQのChris Lin(クリス・リン)氏に製品概要を聞き,また実際に試すことができたので,本稿ではその内容をレポートしたいと思う。


専用ドライバいらずで動作するVITAL


 VITALは,世にあるモバイルWi-Fiルーターを分厚くしたような大きさの,何というか,「箱」といった感じの出で立ちをしたUSBサウンドデバイスだ。

実測の本体サイズは64(W)×100(D)×21(H)mm。持った印象も,分厚いモバイルWi-Fiルーターくらいだ
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

PCとの接続はUSBケーブル1本のみ
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
 PC本体とはUSBケーブル1本で接続する仕様で,電源はUSBからの供給で賄える。
 ZOWIE製品らしく,PCで使うにあたって,ドライバソフトウェアのインストールは不要。Windows側のクラスドライバで利用できる。なお,VITALはPC以外にMacでも利用できるそうだ。

 接続端子はヘッドフォン出力およびマイク入力,ライン出力用の3極3.5mmミニピン各1。ライン出力用は背面側(=USBポート側)なので,基本的にはヘッドセット(やヘッドフォン)での利用が前提という理解でいいだろう。
 ヘッドフォン出力端子のインピーダンスは16〜250Ω。S/N比は440Hz,0dB時に96dBとされているので,かなりの高音質指向ということになる。

接続端子は3.5mmミニピン。手前側がヘッドフォン出力およびマイク入力用で,奥側がライン出力用という配置になっている
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR) ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

 再生装置としては,量子化ビット数24bit,サンプリング周波数96kHzに対応。なのでいわゆる「ハイレゾオーディオ対応」製品という紹介も可能だ。
 なお,入力側は量子化ビット数16bit対応,サンプリング周波数48kHzという仕様になっている。

ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
筆者手持ちのノートPCにつないだところ。ドライバのインストールなしで,すぐにサウンドのプロパティにVITALが出現した
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
再生側のプロパティを見ると24bit/96kHzに対応していることが分かる
入力側のプロパティ。録音側の量子化ビット数は16bitまでの対応だ
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR) ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)


非常にシンプルな操作系と,設定内容の保存機能で使い勝手を重視


Chris Lin氏(Associate Director, IT Display Products Gaming Product Division, BenQ)
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
 そんなVITALについてLin氏は,スペックはもちろんながら,「何より注目してほしいのは『使い勝手』だ」と言う。

 VITALをホストPCに接続すると,本体上面のタッチ式アイコンボタンやインジケータが点灯する。
 パッと見,シンプルすぎて分かりにくいが,説明を聞くと,なかなか系統だってボタン状のタッチセンサー(以下,アイコン)がレイアウトされていて感心させられた。

VITALで全部のアイコンを光らせたイメージ
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

 上下2段,左右2列の2×2領域に分かれているアイコンだが,左上の[VOL]と[マイク]は,順に出力音量,入力音量調整用で,これらのアイコンをタップしてから,本体中央部にある[−][+]アイコンを操作することで,音量操作を行える。このとき,本体中央部で縦に13個並んだドット(・)が音量ゲージとして機能する仕様だ。

 その隣の[TRE][BAS]は,それぞれ高音域(Treble,トレブル)と低音域(Bass,バス)の強調,抑制を行うためのアイコンで,やはり,タップしてから[−][+]アイコンを操作することで,対応する帯域の増減効果を調整できる。そのとき本体中央部で縦に13個並んだドットが調整レベルのゲージとなるのは,音量調整時と同じである。

ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
 と,ここでLin氏は「実は,高域,低域だけでなく,ボーカル帯域の増減にも対応する」と補足説明をしてくれた。[TRE]と[BAS]しかないのにどうやってボーカル帯域――要するに中域――の強調/抑制操作を行うのかといえば,答えを聞けば簡単。[TRE]と[BAS]の同時タップで,中域の増減調整モードに入れるとのことだ。

 左下の[スピーカー]と[ヘッドフォン]のアイコンは,セレクター的なアイコンボタンになる。VITALはヘッドフォン出力とは別にライン出力でオーディオアンプなどへの出力も行えるが,そのどちらに出力するかは,ここで選択することになる。

 右下の[マイクミュート]と[タッチロック]は,意図的に制限を与えるような機能アイコンになっている。前者はマイクミュートの有効/無効切り替え,後者は不用意に本体へ触れてしまったときでも調整モードに入らないようにする機能の有効/無効を切り換えるためのものだ。

今回,デモブースにて幾つかの楽曲を聞かせてもらったが,音質は良好で,3バンドのイコライジング機能も1ノッチ上げ下げするだけでその効果が分かる,よい意味でダイナミックな調整レスポンスが得られた
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
 Lin氏は,こうしたタッチボタンだけですぐ機能するようにしたのは,「e-Sports競技者やハードコアゲーマーが瞬時に操作をできるようにするため」と説明する。液晶パネルで階層メニューを潜っていくような操作方式では,想定されるユーザーにとって使いにくいと判断したためなのだ。
 なお,VITALの各種パラメータは,PC側ではなく,VITAL本体側のフラッシュメモリに保存され,PCの電源を落としても設定は消えないようになっている。保存できる設定は1つだけだが,そこもシンプルな使い勝手を実現するための「あえて」の仕様ということになる。


欧州市場では約2万円で販売開始も,国内発売は未定


ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)
 気になる価格と発売時期だが,Lin氏とは別の,ZOWIEのマーケティング担当者によれば,量産は始まっており,欧州市場では約200ユーロ(※税別,2016年9月27日現在。日本円換算では約2万2600円)の実勢価格で販売中だ。アジア市場や北米市場はこれからだが,まだ具体的なスケジュールは固まっていないとのことだった。
 日本においてはどうかだが,マーケティング担当者いわく「前向きに検討しているが,明確な日程は発表できない。早くて2016年内,順当に言って2017年初頭というところ」だそうだ。

欧州市場では発売済み。今回は製品ボックス入りのサンプル,というか事実上の製品版に触れることができた
ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR) ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

 とてもコンパクトで,使い勝手もシンプルなVITALだが,ほとんどのPCがサウンドの入出力機能を持ち,ゲーマー向けPCやマザーボードの中には音質にこだわったものも出てきている。そんな状況において「わざわざVITALを購入する必要はあるのか」と,疑問に思う人もいるだろう。このあたりについては,追ってLin氏へのインタビュー記事を掲載し,ZOWIEの考えをお伝えしたいと考えている。

ZOWIEのVITAL製品情報ページ(英語)

  • 関連タイトル:

    ZOWIE(旧称:ZOWIE GEAR)

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