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「Max-Q」でGTX 1080を搭載する「ALIENWARE 15」と復活のALIENWAREディスプレイが国内発売。キーボードとマウスは7月下旬以降に
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印刷2017/06/29 12:48

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「Max-Q」でGTX 1080を搭載する「ALIENWARE 15」と復活のALIENWAREディスプレイが国内発売。キーボードとマウスは7月下旬以降に

画像集 No.002のサムネイル画像 / 「Max-Q」でGTX 1080を搭載する「ALIENWARE 15」と復活のALIENWAREディスプレイが国内発売。キーボードとマウスは7月下旬以降に
 2017年6月29日,Dellの日本法人であるデルは,ゲーマー向けノートPC「ALIENWARE 15 R3」でNVIDIAの「Max-Q Design」(以下,Max-Q)を採用し,これまでよりも1ランク上のGPUであるノートPC向け「GeForce GTX 1080」を6月30日付けでBTOオプションに追加すると発表した。また,ALIENWAREディスプレイ復活の狼煙となる24.5インチ,垂直リフレッシュレートネイティブ240Hz対応,解像度1920×1080ドットの液晶ディスプレイ「ALIENWARE 25 Gaming Monitor」は明日30日に国内販売を開始するとのことだ。

ALIENWARE 25 Gaming Monitor
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 デルはさらに,自社開発としては初となるキーボードとパームレスト,マウスを7月以降に発売することも明らかにしている。E3 2017で発表になった新製品が,順次,出てくることになるわけだ。

 同じ6月29日,東京・秋葉原の「ALIENWARE STORE AKIBA」で行われた製品発表会では,周辺機器製品を中心として新製品の概要が明らかとなったので,本稿ではそれらをまとめて紹介しよう。


ALIENWARE 15 R3


ALIENWARE 15 R3のイメージ画像
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 本稿の冒頭でもお伝えしたとおり,Max-Q版でTGP(Total Graphics Power,関連記事)110WのGeForce GTX 1080がBTOオプションに加わった。BTO標準構成価格は23万9980円(税別,送料込み)で,6月30日に発売の予定。さらに6月30日〜7月10日までの期間限定で,GeForce GTX 1070からGeForce GTX 1080へのアップグレードを無料で選択できるキャンペーンを実施するとのことだ。
 なお,残念なことにMax-Q版のALIENWARE 15 R3は実機の展示がなかったので,写真は撮影できていない。


ALIENWARE 25 Gaming Monitor AW2518H

ALIENWARE 25 Gaming Monitor AW2518Hf


 ALIENWARE 25 Gaming Monitor AW2518H(以下,AW2518H)とALIENWARE 25 Gaming Monitor AW2518Hf(以下,AW2518Hf)は,どちらも24.5インチサイズで解像度1920×1080ドット,垂直リフレッシュレート最大240Hzネイティブ対応,応答速度最短1msという仕様のTNパネルを採用する液晶ディスプレイだ。
 価格と発売日は別々で,AW2518Hは6万9800円で6月29日発売。AW2518Hfは4万9800円(いずれも税別,送料込み)で7月下旬発売予定となっている。垂直リフレッシュレート240Hz対応で単純計算した税込価格が5万3784円となるAW2518Hfは,かなり価格対スペック比の高い製品といえよう。

AW2518Hf(左)と背面を見せたAW2518H(右)
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 両製品の主な違いは3点ある。
 AW2518Hは,LEDイルミネーション機能「AlienFX」対応のLEDを背面に装備しており,NVIDIAのディスプレイ同期技術「G-SYNC」に対応。ビデオ入力インタフェースはDisplayPort 1.2×1,HDMI 1.4×1となっている。一方のAW2518Hfは,LEDイルミネーション機能を備えておらず,ディスプレイ同期技術はAMDの「FreeSync」に対応。ビデオ入力インタフェースはDisplayPort 1.2×1,HDMI 2.0a×2といった具合だ。

AW2518H。上側と左右の額縁部分が狭いデザインは,Ryzen搭載の27インチ液晶ディスプレイ一体型PC「Inspiron 24 5000 All-in-One Desktop」などとも共通した要素であるという
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AW2518Hの背面LEDイルミネーション機能。発光色や発光パターンはPC側から制御できる
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三角柱のような独特のスタンド(左)は,−5〜+25度の上下回転(チルト)と,左右20度の横回転(スイーベル),縦回転(ピボット)や上下130mmの高さ調整も可能だ。スタンド内部には空洞があり,右写真のようにケーブルを通しておける
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AW2518Hfの背面インタフェース部分。HDMI 2.0a入力は2系統で,DisplayPort 1.4入力は1系統となっている。USB 3.0ハブ機能も備えており,アップストリーム用のUSB 3.0 Type-B×1とダウンストリーム用のUSB 3.0 Type-A×2が見える。写真には写っていないが,ディスプレイ部分の下側面中央部にも,USB 3.0 Type-A×2があるとのこと。OSDメニューの操作ボタンは,ディスプレイ下側面の右側に並んでいる(右)。OSDメニューの設定項目には,ゲーム向けを含む画調モードプリセットの選択や,暗部の視認性を向上する機能「暗さスタビライザー」といった項目が並んでいた
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●AW2518HおよびAW2518Hfの主なスペック
  • パネル:24.5インチ,TN方式,ノングレア(非光沢)
  • バックライト:LED
  • パネル解像度/最大垂直リフレッシュレート:1920×1080ドット/240Hz
  • 輝度(通常):300cd/m2
  • 表示色:約1677万色
  • コントラスト比:1000:1
  • 視野角:左右170度,上下160度
  • 中間調応答速度:1ms
  • AW2518Hの接続インタフェース:DisplayPort 1.2入力×1,HDMI 1.4入力×1,USB Type-A 3.0×4,USB Type-B 3.0×1,3.5mmミニピンヘッドフォン端子×1,3.5mmミニピンラインアウト端子×1
  • AW2518Hfの接続インタフェース:DisplayPort 1.2入力×1,HDMI 2.0a入力×2,USB Type-A 3.0×4,USB Type-B 3.0×1,3.5mmミニピンヘッドフォン端子×1,3.5mmミニピンラインアウト端子×1
  • チルト(上下回転):対応(−5〜+25度)
  • スイーベル(左右回転):対応(左右20度)
  • ピボット(縦回転):非対応
  • 高さ調整:対応(最大130mm)
  • 消費電力:26〜73W(標準),0.5W以下(スタンバイ時)
  • サイズ:418.4(W)×555.8(D)×523.3(H)mm
  • 重量:7.14kg
  • 保証期間:3年間
  • 発売日:2017年6月29日(AW2518H),2017年7月下旬発売予定(AW2518Hf)
  • 直販価格:6万9800円(AW2518H。税別,送料込み),4万9800円(AW2518Hf。税別,送料込み)

 なお,4Gamerでは,AW2518HおよびAW2518Hfを商品化した背景についてALIENWAREの開発担当ディレクターに話を聞いている。興味のある人はそちらも合わせて参照してほしい。

[E3 2017]ALIENWAREオリジナルの液晶ディスプレイが復活。初のキーボードおよびマウスも発売決定



ALIENWARE Pro Gaming Keyboard AW768

ALIENWARE Advanced Gaming Keyboard AW568


 「ALIENWARE Pro Gaming Keyboard AW768」(以下,AW768)と「ALIENWARE Advanced Gaming Keyboard AW568(以下,AW568)は,Kaihua Electronics製のメカニカルキースイッチ「Brown Switch」を採用する日本語キー配列のフルキーボードだ。
 価格はAW768が1万3400円,AW568は9600円(いずれも税別,送料込み)となっており,発売時期はいずれも8月初旬の予定である。

AW768。写真は英語配列モデルだが,国内販売モデルは日本語配列になるとのこと。ボディのカラーはシルバーで,各キーと本体手前のパームレスト底部にLEDイルミネーション機能を内蔵する
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 両製品ともNキーロールオーバー&全キーAnti-Ghosting(アンチゴースト)対応で,本体左端に5個のマクロキーを備えるといった要素は共通だが,それ以外はいろいろと違いも多い。

 まずAW768は,5個のマクロキーを含む最大15個のキーにマクロを設定したうえで,内蔵フラッシュメモリに保存できる機能を備えている。また,全キーを13か所のゾーンに分けて,それぞれに異なるLEDイルミネーション設定を行えるようにしてあったり,キーボード右上に音量調整用ホイールを採用していたりする点もポイントだ。

AW768のマクロキー(左)。[ESC]キーの隣のあるキーは,オンザフライでのマクロ登録用キーとのこと。[F1]キーと[FN]キーの同時押しで,[Windows]キーをロックできるようだ。キーボード右上には大きな音量調整用ホイールがある(右)。ホイールの右にあるALIENHEADは,LEDイルミネーションのオン/オフボタンとなっていた
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AW568。AW768とは色違いなだけに見えるかもしれないが,キースイッチのLEDは省略されている
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 一方のAW568は,基本仕様こそ上位モデルと同じながら,マクロキーの数は本体左端の5個のみで,LEDイルミネーションは本体前縁の下側にあるアンビエントライト,メディア用の追加操作系はボタンのみというのが目に付く違いである。本体色も,AW768が金属的な質感のシルバーなのに対して,AW568はブラックとなっている。

AW568のLEDイルミネーションは,本体前縁の下側(左)と,右上のALIENHEADだけという簡易版だ(右)。音量調整もよくあるボタン式。なお,ALIENHEADがLEDイルミネーションのオン/オフボタンになっているのは,AW768と変わらない
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AW568にAW168を取り付けた状態。磁石でキーボードにくっついたりはしない
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 なお,AW768とAW568共通のオプションとして,専用パームレスト「ALIENWARE Gaming Palm Rest AW168」(以下,AW168)も,デルは本体と同時発売を計画している。
 こちらの価格は3300円(税別,送料込み)とのこと。ロック機構があったり,マグネットで固定したりといったギミックはなく,キーボード本体側の小さなパームレストの上で単純に重ねるようにして使うタイプのパームレストになっている。


ALIENWARE Elite Gaming Mouse AW958

ALIENWARE Elite Advanced Mouse AW558


 最後に紹介するのは,右手用のワイヤードマウスである「ALIENWARE Elite Gaming Mouse AW958」(以下,AW958)と「ALIENWARE Elite Advanced Mouse AW558」(以下,AW558)の2製品だ。
 価格は順に9700円,4600円(税別,送料込み)で,いずれも7月下旬発売の予定である。

AW958。パームレストにあるLEDイルミネーションは「AlienFX」対応だ
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 上位モデルのAW958は,両側面のカバーが取り外し式になっていて,付属の交換用カバーと変えることで,両側面の形状と,左側面ではサイドボタンの数を2個か6個で変更できるのが特徴だ。また,本体手前側に最大2個の錘(おもり)も追加できる。

AW958の本体と付属の交換用パーツ一式。右下に見えるUSBフラッシュメモリのような2つが,本体手前に差し込む錘である
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左側面側のカバー2つを並べたカット(左)。手前側のカバーにはサイドボタンが2個,中央にあるカバーには6個備わっている。マウス本体とは磁石でくっつく仕組みになっていた(右)。サイドカバー側のボタン数によって,マウス本体との接点の数が異なる
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右側面用カバーは,指を載せるスカート部分の形状が異なる(左)。付属の錘は,マウス本体手前側にあるスロットに差し込む仕組みだ(右)
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 Dellは,搭載する光学センサーのメーカーを公表していないのだが,トラッキング速度250IPS,最大加速度50Gという仕様で,サーフェスキャリブレーションにも対応するという。また,マクロを保存する内蔵フラッシュメモリも備えている。

 一方,下位モデルにあたるAW558は,側面カバーと錘の着脱機能を省き,内蔵フラッシュメモリも搭載しない製品である。左の側面カバーにはサイドボタンが2つあり,右側面カバーはスカートの出っ張りが小さめのものとなっていた。
 搭載する光学センサーは,トラッキング速度が最大100IPS,最大加速度が20Gというスペックで,上位モデルと同じくサーフェスキャリブレーションに対応している。

AW558。AW958も同じだが,スクロールホイールはチルトおよびセンタークリック機能付きである。LEDイルミネーションが「AlienFX」に対応するのも同様だ
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[E3 2017]ALIENWAREオリジナルの液晶ディスプレイが復活。初のキーボードおよびマウスも発売決定

DellのALIENWARE 15 R3 製品情報ページ

DellのAW2518H 製品情報ページ

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