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「Max-Q」でGTX 1080を搭載する「ALIENWARE 15」と復活のALIENWAREディスプレイが国内発売。キーボードとマウスは7月下旬以降に
デルはさらに,自社開発としては初となるキーボードとパームレスト,マウスを7月以降に発売することも明らかにしている。E3 2017で発表になった新製品が,順次,出てくることになるわけだ。
同じ6月29日,東京・秋葉原の「ALIENWARE STORE AKIBA」で行われた製品発表会では,周辺機器製品を中心として新製品の概要が明らかとなったので,本稿ではそれらをまとめて紹介しよう。
ALIENWARE 15 R3
なお,残念なことにMax-Q版のALIENWARE 15 R3は実機の展示がなかったので,写真は撮影できていない。
ALIENWARE 25 Gaming Monitor AW2518H
ALIENWARE 25 Gaming Monitor AW2518Hf
ALIENWARE 25 Gaming Monitor AW2518H(以下,AW2518H)とALIENWARE 25 Gaming Monitor AW2518Hf(以下,AW2518Hf)は,どちらも24.5インチサイズで解像度1920
価格と発売日は別々で,AW2518Hは6万9800円で6月29日発売。AW2518Hfは4万9800円(いずれも税別,送料込み)で7月下旬発売予定となっている。垂直リフレッシュレート240Hz対応で単純計算した税込価格が5万3784円となるAW2518Hfは,かなり価格対スペック比の高い製品といえよう。
両製品の主な違いは3点ある。
AW2518Hは,LEDイルミネーション機能「AlienFX」対応のLEDを背面に装備しており,NVIDIAのディスプレイ同期技術「G-SYNC」に対応。ビデオ入力インタフェースはDisplayPort 1.2×1,HDMI 1.4×1となっている。一方のAW2518Hfは,LEDイルミネーション機能を備えておらず,ディスプレイ同期技術はAMDの「FreeSync」に対応。ビデオ入力インタフェースはDisplayPort 1.2×1,HDMI 2.0a×2といった具合だ。
●AW2518HおよびAW2518Hfの主なスペック
- パネル:24.5インチ,TN方式,ノングレア(非光沢)
- バックライト:LED
- パネル解像度/最大垂直リフレッシュレート:1920×1080ドット/240Hz
- 輝度(通常):300cd/m2
- 表示色:約1677万色
- コントラスト比:1000:1
- 視野角:左右170度,上下160度
- 中間調応答速度:1ms
- AW2518Hの接続インタフェース:DisplayPort 1.2入力×1,HDMI 1.4入力×1,USB Type-A 3.0×4,USB Type-B 3.0×1,3.5mmミニピンヘッドフォン端子×1,3.5mmミニピンラインアウト端子×1
- AW2518Hfの接続インタフェース:DisplayPort 1.2入力×1,HDMI 2.0a入力×2,USB Type-A 3.0×4,USB Type-B 3.0×1,3.5mmミニピンヘッドフォン端子×1,3.5mmミニピンラインアウト端子×1
- チルト(上下回転):対応(−5〜+25度)
- スイーベル(左右回転):対応(左右20度)
- ピボット(縦回転):非対応
- 高さ調整:対応(最大130mm)
- 消費電力:26〜73W(標準),0.5W以下(スタンバイ時)
- サイズ:418.4(W)×555.8(D)×523.3(H)mm
- 重量:7.14kg
- 保証期間:3年間
- 発売日:2017年6月29日(AW2518H),2017年7月下旬発売予定(AW2518Hf)
- 直販価格:6万9800円(AW2518H。税別,送料込み),4万9800円(AW2518Hf。税別,送料込み)
なお,4Gamerでは,AW2518HおよびAW2518Hfを商品化した背景についてALIENWAREの開発担当ディレクターに話を聞いている。興味のある人はそちらも合わせて参照してほしい。
[E3 2017]ALIENWAREオリジナルの液晶ディスプレイが復活。初のキーボードおよびマウスも発売決定
ALIENWARE Pro Gaming Keyboard AW768
ALIENWARE Advanced Gaming Keyboard AW568
「ALIENWARE Pro Gaming Keyboard AW768」(以下,AW768)と「ALIENWARE Advanced Gaming Keyboard AW568(以下,AW568)は,
価格はAW768が1万3400円,AW568は9600円(いずれも税別,送料込み)となっており,発売時期はいずれも8月初旬の予定である。
両製品ともNキーロールオーバー&全キーAnti-Ghosting(アンチゴースト)対応で,本体左端に5個のマクロキーを備えるといった要素は共通だが,それ以外はいろいろと違いも多い。
まずAW768は,5個のマクロキーを含む最大15個のキーにマクロを設定したうえで,内蔵フラッシュメモリに保存できる機能を備えている。また,全キーを13か所のゾーンに分けて,それぞれに異なるLEDイルミネーション設定を行えるようにしてあったり,キーボード右上に音量調整用ホイールを採用していたりする点もポイントだ。
こちらの価格は3300円(税別,送料込み)とのこと。ロック機構があったり,マグネットで固定したりといったギミックはなく,キーボード本体側の小さなパームレストの上で単純に重ねるようにして使うタイプのパームレストになっている。
ALIENWARE Elite Gaming Mouse AW958
ALIENWARE Elite Advanced Mouse AW558
最後に紹介するのは,右手用のワイヤードマウスである「ALIENWARE Elite Gaming Mouse AW958」(以下,AW958)と「ALIENWARE Elite Advanced Mouse AW558」(以下,AW558)の2製品だ。
価格は順に9700円,4600円(税別,送料込み)で,いずれも7月下旬発売の予定である。
上位モデルのAW958は,両側面のカバーが取り外し式になっていて,付属の交換用カバーと変えることで,両側面の形状と,左側面ではサイドボタンの数を2個か6個で変更できるのが特徴だ。また,本体手前側に最大2個の錘(おもり)も追加できる。
Dellは,搭載する光学センサーのメーカーを公表していないのだが,トラッキング速度250IPS,最大加速度50Gという仕様で,サーフェスキャリブレーションにも対応するという。また,マクロを保存する内蔵フラッシュメモリも備えている。
一方,下位モデルにあたるAW558は,側面カバーと錘の着脱機能を省き,内蔵フラッシュメモリも搭載しない製品である。左の側面カバーにはサイドボタンが2つあり,右側面カバーはスカートの出っ張りが小さめのものとなっていた。
搭載する光学センサーは,トラッキング速度が最大100IPS,最大加速度が20Gというスペックで,上位モデルと同じくサーフェスキャリブレーションに対応している。
[E3 2017]ALIENWAREオリジナルの液晶ディスプレイが復活。初のキーボードおよびマウスも発売決定
DellのALIENWARE 15 R3 製品情報ページ
DellのAW2518H 製品情報ページ
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