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Access Accepted第525回:2017年注目の欧米産ゲームタイトルは,これだ! (後編)
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印刷2017/01/23 12:00

業界動向

Access Accepted第525回:2017年注目の欧米産ゲームタイトルは,これだ! (後編)


 前回に引き続き,2017年の注目すべき欧米産ゲームタイトル20作品を紹介したい。プラットフォームも多岐にわたり,発売されるゲームも昨年同様に多くなりそうだが,そんな中,大手メーカーのAAAタイトルからインディーズゲーム,そしてVRタイトルなど,さまざまなジャンルから話題になりそうなゲームばかりをチョイスした。このゲーム,ちょっと気になっていたんだよなあ,という作品もきっと含まれているだろう。


2017年の欧米ゲーム業界を概観


 1月16日に掲載した本連載の第525回「2017年注目の欧米産ゲームタイトルは,これだ! (前編)」に続いて,2017年に欧米ゲームメーカーからリリースされる注目の40タイトルのうち,残りの20作品を紹介したい。当たり前のことだが,例えば毎年恒例で発売される「コール オブ デューティ」シリーズや「FIFA」シリーズの新作などは,開発が進行している可能性は高いものの,現時点では正式アナウンスが行われていない。そのため,多くのゲーマーが期待しているとはいえ,リストの中に入れていない。

Access Accepted第525回:2017年注目の欧米産ゲームタイトルは,これだ! (後編)
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 ところで,海外の大手ゲームメーカーの今年の動向だが,筆者としてはElectronic ArtsとUbisoft Entertainmentが気になっている。EAの看板タイトルといえば,「バトルフィールド」シリーズになるが,同社はすでに,1年ではなく「2年ごと」に新作をリリースすると発表しており,2017年のリリースはないはずだ。しかし,昨年行われた同社の業績報告会で,現在「Star Wars Battlefront 2」の開発を進めていることが明らかにされている(関連記事)ので,正式発表されれば,今年最大の注目作の1つになるはずだ。
 一方の,Ubisoftといえば「アサシンクリード」だが,1年の休止期間を経た今年,果たしてリリースはあるだろうか。Ubisoftにとっては,アサシンクリード以外の看板ソフトを育てたいという意向もあるだろうし,新作をじっくり練り込んでほしいと思うファンも少なくないだろう。

Access Accepted第525回:2017年注目の欧米産ゲームタイトルは,これだ! (後編)
Access Accepted第525回:2017年注目の欧米産ゲームタイトルは,これだ! (後編) Access Accepted第525回:2017年注目の欧米産ゲームタイトルは,これだ! (後編)

 2017年は,欧米ゲーム市場における日本産タイトルの動きも活発だ。「Gravity Rush 2」(邦題,「GRAVITY DAZE 2」)が北米で1月20日にリリースされたのを皮切りに,1月20日には「Yakuza 0」(邦題,「龍が如く0 誓いの場所」)がようやく海外で発売された。さらに1月24日には,「Resident Evil 7: Biohazard」がグローバルローンチを果たし,その後も,「Nioh」「Ys Origin」「Musou Stars」「The Legend of Zelda: Breath of the Wild」「NieR:Automata」「Persona 5」「Dragon Quest Heroes II」,さらには「Ace Combat 7」「Dragon Quest XI」「Gran Turismo Sport」「Ni no Kuni II: REVENANT KINGDOM」,そして「Shenmue3」といった作品の発売が控えている。

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 もちろん,E3 2017やgamescom 2017,東京ゲームショウ2017といった今年後半に開催される各種ゲームイベントでも新作がアナウンスされ,年末にリリースされるソフトは数多くあるはず。
 ハードウェアでは,任天堂から「Nintendo Switch」が,そしてMicrosoftからは性能強化版Xbox Oneである「Project Scorpio」が発売される予定であり,それらに向けた新作発表は今後も続くはず。
 というわけで,以上のことをお含みおきのうえ,以下に目を通してほしい。今週の20作は順不同で紹介していくが,選んだ作品の中に読者の皆さんも注目したくなるようなタイトルが見つかれば,筆者としては幸いだ。

Access Accepted第525回:2017年注目の欧米産ゲームタイトルは,これだ! (後編)
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■Tom Clancy’s Ghost Recon Wildlands
広大なオープンワールドを舞台に,麻薬カルテルを殲滅せよ

開発元:Ubisoft Paris
発売元:Ubisoft Entertainment
発売予定日:3月7日
対応機種:PC,PlayStation 4,Xbox One
公式サイトhttp://www.ubisoft.co.jp/grw/


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 トム・クランシー氏の名前を冠した「ゴーストリコン」シリーズとしては5年ぶりの新作となる,「ゴーストリコン ワイルドランズ」。時代設定を近未来から現代に戻した本作では,世界各地の紛争地帯で作戦を遂行するアメリカ軍の特殊部隊「ゴースト」が,ボリビアの政治や経済を背後で牛耳る麻薬組織,「サンタ・ブランカ」を壊滅させるために同国に潜入するというストーリーが描かれる。
 シリーズ初となるオープンワールドが採用されており,ゲームには,アンデス山脈の険しい岩山から砂漠,そしてアマゾンにつながる密林や沼地など,多様な地形が再現されている。
 リーダーであるノマドとして,AIが操作する3人のチームメイトを引き連れてミッションに挑むほか,最大4人のプレイヤーによる協力プレイが楽しめるという。
 敵の拠点をどこからどのように攻めるか,銃器を使ったアクションでいくか,それともステルスを駆使するかなど,ミッション開始前にさまざまな計画を立てるのが楽しそうな作品で,ミッション遂行中,村人や敵NPCとのインタラクションによって展開が変化していくという要素にも期待できそうだ。


■Prey
エイリアンに占領された宇宙ステーションで必死のサバイバル

開発元:Bethesda Softworks
発売元:Arkane Studios
発売予定日:7月
対応機種:PC,PlayStation 4,Xbox One
公式サイトhttps://prey.bethesda.net/ja/


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 Arkane Studiosのオースチンスタジオが手がける「Prey」は,本人の知らないうちに何らかの秘密実験の被験者となっていた主人公,モーガン・ユウが,霧のような体を持ち,さまざまなものに姿を変えることができるエイリアン,タイフォンに乗っ取られた宇宙基地Talos Iに乗り込んでいくという物語だ。プレイヤーは,無人となった基地で,武器を始めとするアイテムを収集したり,自分のスキルを高めたりしつつ,タイフォンと戦っていく。
 2006年にリリースされた「Prey」の仕切り直し作品でもある本作は,ジャンルこそ前作同様,一人称視点のシューターだが,RPG要素の非常に強い作品としての開発が進められているという。さまざまな能力を駆使したクリエイティブなプレイをリアルタイムで進めていくというスタイルは,Arkane Studiosのリヨンスタジオが開発した「Dishonored」シリーズにも通じるものがある。
 基本的に,ステルスよりはアクションが重視されており,同社としては初めての採用となる,「CryENGINE」が描くハイレベルのグラフィックスなども楽しみだ。


■Outlast 2
逃げることしかできないホラーアドベンチャー,待望の続編

開発元:Red Barrels
発売元:Red Barrels
発売予定日:第1四半期
対応機種:PC,PlayStation 4,Xbox One
公式サイトhttp://www.redbarrelsgames.com/games/outlast-2/


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 2013年にリリースされて大ヒットを記録したホラーアドベンチャー,「Outlast」の続編となる「Outlast 2」。殺人事件を調べるために妻のリンと共にアリゾナにやってきた主人公のジャーナリスト,ブレイクが,ヘリコプター事故で離れ離れになったリンを探すため,おぞましい秘密が隠された田舎町へと足を踏み入れる。
 前作同様,主人公は基本的に逃げることしかできず,村人や,得体の知れない何かに追われながらも妻の行方をつきとめ,2人で町から脱出することが目的になる。ブレイクは幸いにも高機能の小型デジタルカメラを持っており,前作の暗視カメラだけでなく,ズーム機能を使って遠くから目的地を眺めたり,マイクを使って足音の方向を特定したりといったことができるという。
 ゲーム実況で人気のホラージャンルであり,本作が前作以上の人気を呼べば,息の長いシリーズになる可能性もありそうだ。


■Absolver
究極の兵士を目指す,アクションRPGと格闘ゲームのハイブリッド

開発元:Sloclap
発売元:Devolver Digital
発売予定日:年内
対応機種:PC,Mac,PlayStation 4,Xbox One
公式サイトhttp://www.absolver.com/


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 超エリート戦闘集団「アブソルバー」のメンバーに選ばれるため,王国の各地を放浪し,技を磨くために戦い続ける見習い兵士プロスペクトの物語を描いたのが,この「」Absolver」だ。開発を担当するSloclapは,「ウォッチドックス」などの制作に携わったUbisoft Entertainmentの元スタッフが設立した,パリに拠点を置く新進気鋭のデベロッパ。
 アクションRPGに格闘ゲームをミックスさせたようなスタイルのゲームで,プレイヤーは「Combat Deck」と呼ばれるシステムを使って戦闘スタイルやアイテム利用のシークエンスを組み立てていくという,ユニークな操作方法が採用されている。これにより,流れるようなアニメーションで描かれる激しいアクションシーンを作り出すことが可能になるのだ。シングルキャンペーンのほか,Co-opや3人対3人の対戦モードもフィーチャーした,意欲的な作品になっている。
 ゲームを進めながらさまざまなアイテムを集めたり,自分のスキルを磨き上げたりすることも可能で,長く遊べるゲームに仕上がることに期待したい。


■Rime
セリフの少ない,雰囲気重視のオープンワールドアドベンチャー

開発元:Tequila Works
発売元:Grey Box/Six Foot
発売予定日:5月
対応機種:PC,PlayStation 4,Xbox One,Nintendo Switch
公式サイトhttps://www.greybox.com/rime/en/


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 「Deadlight」の成功で存在感を高めたスペインのデベロッパ,Tequila Worksが,新作アクション「Rime」を開発中だ。激しい嵐で船が難破し,孤島に流れ着いた少年が知恵と勇気を振り絞ってサバイバルを続け,成長する姿を描くという,大人から子供まで楽しめそうな作品になっており,オープンワールドとして描かれた島で,さまざまなパズルを解いたり,島の生き物達と交流したり,さらに古代遺跡を探検したりできるという。
 セリフは非常に少なく,ドラマチックな展開もあまりないらしく,ゲームの雰囲気は「ICO」「風ノ旅ビト」といった作品に通じるものがある。開発者が「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」といったスタジオジブリの作品から影響を受けていると述べており,そのせいか,古代ギリシャ・ローマのような世界観の中に,日本的な要素も見え隠れする。
 PlayStation 4の時限エクスクルーシブタイトルとしてリリースが予定されているが,Xbox OneやNintendo Switch版も視野に入っており,今後,さらにスポットライトを浴びる可能性は高そうだ。


■South Park: The Fractured But Whole
町中で繰り広げられる市民戦争を,おならパワーで制覇しろ

開発元:Ubisoft San Francisco
発売元:Ubisoft
発売予定日:第1四半期
対応機種:PC,PlayStation 4,Xbox One
公式サイトhttp://southpark.ubisoft.com/game/en-us/home/


Access Accepted第525回:2017年注目の欧米産ゲームタイトルは,これだ! (後編)

 「South Park: The Fractured But Whole」は,欧米で人気のテレビアニメ「サウスパーク」の制作者達が開発に関わるアクションRPGだ。プレイヤーが,ロッキー山脈の麓にある田舎町サウスパークに引っ越してきたばかりの“新入り君”になるのはシリーズ前作「South Park: The Stick of Truth」と同じだが,本作では,悪ガキ達が扮するスーパーヒーローの販売権にまつわる揉め事が起き,やがて町を2分した市民戦争に発展するという,最近のアメコミの商業主義をコミカルに批判したようなストーリーになっている。
 プレイヤーは,いくつかのキャラクタークラスから好きなものを選び,自由にカスタマイズできるが,デフォルトで「おならパワー」を持っており,これを使えば,敵を攻撃するだけでなく,ロケット噴射のようにジャンプすることも可能だ。ターン制の戦闘であるのも前作と同様だが,キャラクターの移動位置がさらに重要になり,より戦略的な戦いが楽しめるなど,改善点は少なくない。アニメとまったく同じアートも,いい味を出している。


■LawBreakers
いびつな重力が発生する世界で,法と犯罪が戦うアリーナシューター

開発元:Boss Key Productions
発売元:Nexon
発売予定日:年内
対応機種:PC
公式サイトhttp://lawbreakers.nexon.net/ja


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 「Gears of War」のリードデザイナーとして頭角を現した“クリフィB”ことクリフ・ブレジンスキー(Cliff Bleszinski)氏が,Epic Games退社後,初めて世に送り出す作品が,この「LawBreakers」だ。
 繰り返し発生した天変地異のため,重力が不安定になった未来の地球において,法と秩序を守るべく結成された平和維持組織の「Law」と,重力操作能力を武器に政府に反乱を企てる犯罪者集団「Breakers」の抗争を描いたオンライン専用のFPSだ。
 性能の高いアサルトライフルを持つ「エンフォーサー」や,タンクとしての役回りを担う「タイタン」などのクラスは存在するものの,本作はプレイヤーのスキルがなにより重視され,スピーディに戦うことができるという,いかにもブレジンスキー氏の作品らしいスポーツ系アリーナシューターだ。もともとはFree-to-Playタイトルとしてリリースされる予定だったが,そのアイデアに変更があったことがアナウンスされており,有料版として作り込むため,さらに時間が必要になるかもしれない。


■ARK Park
恐竜や古代生物が跋扈するテーマパークを,VRで体験しよう

開発元:Snail Games/Studio Wildcard
発売元:Snail Games
発売予定日:年内
対応機種:PC,PlayStation 4(VRデバイス必須)
公式サイトhttp://www.arkparkvr.com/


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 人気の高いサバイバルアクション「ARK: Survival Evolved」も,ようやく2017年内に正式ローンチを果たせそうな状況だが,この「ARK Park」は,「ARK: Survival Evolved」の世界観を利用しつつ,VRタイトルとして開発が進められているスピンオフ作品だ。映画「ジュラシック・パーク」を思わせる未来的な恐竜テーマパーク風施設を舞台に,ティラノサウルスやブロントサウルスを初めとする,恐竜や古代の哺乳類など,100種以上の古代生物が登場するという。
 プレイヤーは自然公園を探索し,新しい生物を見つけて「Gene Cubes」と呼ばれる遺伝子情報を集め,それをビジターセンターに持っていって係員にホログラム化してもらう。そして,徐々にコレクションを増やしていくといったゲームシステムになるようだ。
 また,恐竜の写真を撮ったり,乗り物としても利用できる様子で,VR対応のヘッドマウントディスプレイを所有している人なら,誰でも楽しめる作品になるだろう。


■Takoma
乗務員が消えた宇宙船で,何が起きたのか

開発元:Fullbright
発売元:Fullbright
発売予定日:年内
対応機種:PC,Xbox One
公式サイトhttp://tacoma.game/


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 「Gone Home」で一気にインディーズゲーム市場の注目株に躍り出たFullbrightの新作は,人類が宇宙に進出した2088年,地球と月の中継基地として建設された宇宙ステーション「タコマ」を舞台にした一人称視点のアドベンチャー「Tacoma」だ。タコマに乗船していた乗員6人が全員行方不明になったため,そこで何が起こったのかを調べるため,調査員の主人公エイミーが基地に潜入し,制御AI「オーディン」の回収を目指すというストーリーが展開する。
 プレイヤーは,エイミーが装着したAR(拡張現実)デバイスに乗務員達の記録を3D映像として映し出すことができ,それをたどることで,彼らの生活風景や性格,考えなどが明らかになっていく。彼らの会話をヒントに,乗務員がそのとき何をしていたのかを探ったり,オブジェクトを操作したりしながら,タコマの秘密を明かしていくというわけだ。
 時間や場所が異なる細切れの映像を,何度も見直していくため,割と時間をかけてじっくりプレイスするゲームになるだろう。


■Sniper: Ghost Warrior 3
オープンワールドを舞台に,ターゲットを狙撃せよ

開発元:City Interactive
発売元:City Interactive
発売予定日:4月4日
対応機種:PC,PlayStation 4,Xbox One
公式サイトhttp://sniperghostwarrior3.com/


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 隠れ場所にじっと身を潜め,スコープを覗き込んで,黙々と狙撃を行うというスナイパーは,ゲームのテーマにするにはちょっと地味な印象があるかもしれない。しかし,この「Sniper: Ghost Warrior 3」は,弾丸視点でキルシーンを見せるなどの凝った演出で,ファンの人気を獲得しつつあるシリーズの最新作だ。
 今回は,独裁者が国家を牛耳るジョージア(旧グルジア)に潜入した主人公が,現地のレジスタンスと協力しながら失踪した兄弟の行方を追うというストーリーが描かれる。
 シリーズとしては初めてオープンワールドのマップを採用し,プレイヤーは自分のアジトをベースに,さまざまなミッションを自由に選んでいくというシステムになっている。ミッションでは,まずターゲットを特定し,武器やアイテムを各所に設置するなどの準備を行ったのちに作戦を遂行。そして,追っ手をかわして現場を脱出する,といった流れになり,プレイヤーは遠方からの狙撃だけでなく,近距離戦闘やパルクールを活かした移動,そしてステルスなども可能だ。シリーズ従来作のファンも驚くような作品に進化している。


■Mount & Blade II: Bannerlord
ゲーム世界を自由に動き回り,リアルなバトルに興じよう

開発元:TaleWorlds Entertainment
発売元:TaleWorlds Entertainment
発売予定日:未定
対応機種:PC
公式サイトhttps://www.taleworlds.com/en/Games/Bannerlord/


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 トルコのTaleWorlds Entertainmentは,日本のコアゲーマーにも評判の高いアクションRPGシリーズの最新作,「Mount & Blade II: Bannerlord」を開発中だ。
 前作「マウント&ブレード ウォーバンド」の200年前,11世紀頃のヨーロッパや西アジアをイメージした架空の王国「カルラディア」を舞台に,プレイヤーは軍団を率い,周辺国との戦闘や外交を通して,強大な国家を作り上げていくという作品。シリーズ従来作と同様,ストーリーのない自由奔放なプレイが楽しめる。
 独自開発のゲームエンジンの最新版が使われており,グラフィックスや物理効果,AIなどの面で大幅な向上が見られる。また,それぞれの都市には牧場や鉄鉱脈,林業や漁業といったいくつかの特性が用意されており,価値の高い交易品を作り出せる。さらに,自分の城塞都市や近隣諸国に隠密で赴き,有能なコンパニオンキャラクターを探して仲間に加えるといった要素もあり,これまで以上に濃密な作品になることは間違いない。

※初出時,発売日について未確定の情報を掲載しておりました。発売日については現在のところ,公式に発表されておりません。お詫びして訂正します。

■Cuphead
超高難度なボスファイトを懐かしいアニメの世界で満喫

開発元:Studio MDHR
発売元:Microsoft Games
発売予定日:年内
対応機種:PC,Xbox One
公式サイトhttp://cupheadgame.com/


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 「ミッキーマウス」や「ポパイ」など,1930年代の初期のセル画アニメを模した独特の手描き風アートがセンセーションを巻き起こした「Cuphead」も,年内には完成しそうな気配だ。マグカップでできた2人のキャラクター,その名も「カップヘッド」「マグマン」を主人公にしたアクションゲームで,ボスファイトどころか,ボスに行き着くまでに障害物を乗り越えていくことさえ,おそろしいほど難度の高いゲームとして,マニアックなファンの注目を集めている。
 ストーリーは,悪魔との賭けに負けたカップヘッドとマグマンが,その代償としてさまざまなモンスターと戦わされるというもの。ボスキャラ達は,ジャガイモやニンジンのようなものや人魚,ガイコツにドラゴン,そして海賊船まで,さまざまなものが登場するが,どれも「何かのアニメで見たことがあるような……」と思わせるほど,当時の雰囲気をうまく取り入れたデザインになっている。
 複数のコントローラを使ったオフラインのCo-opもプレイ可能で,友達と大騒ぎしながらのプレイが楽しめそうだ。


■Warhammer 40,000: Dawn of War III
巨大ユニットを核にした久々の正統派RTSがリリース

開発元:Relic Entertainment
発売元:SEGA
発売予定日:年内
対応機種:PC
公式サイトhttps://www.dawnofwar.com/


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 根強い人気を誇るミニチュアゲーム「ウォーハンマー」シリーズのスピンオフとして,4万年後の銀河に舞台を移した「ウォーハンマー40,000」。本編同様に大きなファン層を誇っているが,この「ウォーハンマー40,000」シリーズをテーマにしたゲームが「Warhammer 40,000: Dawn of War III」だ。最近の欧米ゲーム市場では,「ウォーハンマー」モノが数多く開発されているが,本作は2011年の前作「Warhammer 40,000: Dawn of War II」以来,8年ぶりのシリーズ最新作となる。
 今回は,惑星アチェロンで最終兵器が発見されたことを機に,スペースマリーンと宿敵のオーク,そしてシリーズ初登場となるFarseer Macha率いるエルダーによる,三つ巴の戦いが勃発する。
 資源の獲得や技術開発,施設やユニットの生産,そして探索から戦争という流れは,まさに正統派RTSそのものだが,激しいバトルが持ち味のウォーハンマー関連作品だけに,ゲームの序盤から戦闘が楽しめるよう,さまざまな工夫が施されている。また今回は,それぞれの勢力に巨大ユニットが用意されており,さらに迫力のある戦闘が満喫できるはずだ。


■Syberia 3
クラシカルなポイント&クリックアドベンチャーシリーズの最新作

開発元:Microids
発売元:Microids
発売予定日:第1四半期
対応機種:PC,Mac,PlayStation 4,Xbox One,Nintendo Switch,iOS,Android
公式サイトhttp://www.syberia.microids.com/


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 「Syberia 3」は,氷雪と霧に包まれた謎の北方地域「サイベリア」を舞台にしたポイント&クリック型アドベンチャーシリーズの,実に12年ぶりとなる最新作だ。シリーズ従来作と同様,主人公はニューヨークの弁護士,ケイト・ウォーカーが務め,今回は,前作に登場したキャラバン隊と共に“ユキダチョウ”が繁殖できるサイベリア最深部へ旅していくという。
 モーションキャプチャによるキャラクターアニメーションを採用し,背景は完全3Dグラフィックスで描かれているが,独自のシェーダーを使うことで,2Dっぽさを表現するという,クラシカルなアドベンチャーゲームファンには嬉しい演出が施されている。今のところ,日本語化の予定は発表されていないが,コンシューマ機版やモバイル版のリリースがアナウンスされている。日本語でじっくりと遊べることを期待したい作品だ。


■Below
どんどん暗くなる地底へとひたすら進んでいくローグライクな作品

開発元:Capybara Games
発売元:Microsoft Games
発売予定日:年内
対応機種:PC,Xbox One
公式サイトhttp://www.whatliesbelow.com/


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 最近の欧米ゲーム業界のトレンドとして,“ローグライクなゲーム”があるが,Capybara Gamesが開発する新作アクション「Below」もそんな作品に1つだ。流れ着いた島の洞窟を探索するという設定で,プレイヤーはひたすらモンスターと戦いながら洞窟を降りていくというシンプルな内容になっている。
 敵にキルされると所持品をすべて失ったり,ダンジョンのマップがすっかり作り替えられたりといった,ハードなシステムを採用することで,何度でも繰り返して遊べるようにデザインされている。
 モンスターの攻撃を防御できずにダメージを食らうと出血するので,貴重な絆創膏を使うか,洞窟にある祭壇で傷口を塞ぐかしか血を止める方法はなく,かなり神経を使う。自動生成されたマップでは,運良く前の自分が落としたアイテムを見つけることもあるが,周囲が非常に暗く,下に降りる場所を見つけるのも一苦労する。セリフやBGMもほとんどなく,地底に進むにつれて,画面の暗い部分の面積が増していくというのが,さらなる孤独感を誘う。


■Enlisted
最大150人の兵士が激突するミリタリーMMOの新作

開発元:Darkflow Software
発売元:Gaijin Entertainment
発売予定日:年内
対応機種:PC
公式サイトhttps://enlisted.net/


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 「War Thunder」で知られるロシアの大手,Gaijin EntertainmentがプロデュースするMMOアクション「Enlisted」は,一人称または三人称視点で歩兵を操作し,最大で150人ものプレイヤーが戦場を駆け回る巨大な戦場を舞台に,壮大なオンライン対戦が楽しめる作品だ。爆撃機や戦車などの大型搭乗兵器は出現するものの,プレイヤーが直接操作するようなものではないとのことで,あくまでも白兵戦がテーマになっている。
 現在発表されているのは,「ノルマンディ上陸作戦」「モスクワの戦い」,そして「チュニジアの戦い」という,第二次世界大戦の激戦地をテーマにした3種類のキャンペーンで,プレイヤーは15人から30人の部隊を作り,拠点を守ったり,逆に攻め込んだりといった局地戦を繰り返す。そして,その結果が全体の戦場に影響を与えるというシステムだ。
 すでにクラウドファンディングのキャンペーンにも成功しており,Steamではアーリーアクセス版のリリースも予定されている。


■Yooka-Laylee
バンカズの精神的後継作品が絶賛開発中

開発元:Playtonic Games
発売元:Team 17
発売予定日:4月11日
対応機種:PC,Mac,PlayStation 4,Xbox One,Nintendo Switch
公式サイトhttp://www.playtonicgames.com/games/yooka-laylee/


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 Rare時代に「バンジョーとカズーイの大冒険」を生み出したスタッフが設立したPlaytonic Gamesでは現在,3Dプラットフォームアクション「Yooka-Laylee」を開発している。故郷のShipwreck Creekから旅に出た緑のトカゲ「ユーカ」と,ダンゴ鼻のコウモリ「レイリー」による珍道中を描いたゲームで,本の中の世界を探検できるマジックブックを見つけたことで,それを独占して金儲けを企むキャピトルBと戦うことになってしまうのだ。
 ユーカは長い舌をムチのように使ってオブジェクトを操作でき,またレイリーはソニックブラストで離れた場所のスイッチを押したり,相手を向こうに押しやることができるといった能力を持っている。また,ユーカがレイリーを頭に載せた状態ならば空中移動ができるなど,状況に合わせた臨機応変な操作が楽しめるという,まさにバンカズの精神的後継作と呼ぶのにふさわしい作品だ。
 最大4人の対戦モードもサポートされており,障害物競走や迷路の早抜けなどのレースでアツくなれる。開発メンバーが以前作った「Donkey Kong Country」(邦題,「スーパードンキーコング」)をオマージュしたパズルもあるようだ。


■Vampyr
吸血鬼になってしまった医師の悲劇

開発元:Dontnod Entertainment
発売元:Focus Home Interactive
発売予定日:年内
対応機種:PC,PlayStation 4,Xbox One
公式サイトhttp://www.vampyr-game.com/


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 第一次世界大戦の最中,スペイン風邪の大流行に怯える1918年のロンドン。主人公ジョナサン・レイドは医師として人の命を助ける立場だったが,実は人間の血を吸って殺害する吸血鬼だったという,かなり終末的な設定のアクションRPGが「Vampyr」だ。「ライフ イズ ストレンジ」をヒットさせたDONTNOD Entertainmentの新作で,同じフランスのパブリッシャFocus Home Interactiveから年内にリリースされることが決まっている。
 自らの境遇を呪う一方,ジョナサンは反目するヴァンパイアやミュータント,さらにはジョナサンの素性を知ることができるヴァンパイア・ハンターなどと戦っていかなければならない。戦いでは,武器やメレーアクションを駆使するほか,地面から生まれる自分の影が使えるという。
 ジョナサンは体力の回復やレベルアップのために血を吸わなければならないが,本作では血を吸われた人間は死んでしまうため,彼は吸血鬼になった自分を嫌悪しており,殺人を後悔する。NPCの中にはストーリーに関係のある人物もいるので,うっかり殺してしまわないよう,あらかじめ尾行などをして,確認しておかなければならないようだ。


■Days Gone
何百匹ものゾンビが襲いくるオープンワールド型サバイバルゲーム

開発元:SIE Bend Studio
発売元:Sony Interactive Entertainment
発売予定日:年内
対応機種:PlayStation 4
公式サイトhttp://www.jp.playstation.com/software/title/days-gone-ps4.html


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 まだ情報の少ないオープンワールドのサバイバルアクションが,「Days Gone」だ。伝染病の発生により,人々の多くが「フリーカー」と呼ばれる凶暴なミュータントになり,文明は崩壊。発生の2年後,生き残った人々は自分達の地域を要塞化して安全を保っていたが,そうした生活に飽き足らない一部の人間は,危険を冒して外の世界でサバイバルを続けている。主人公のディーコンも,そんな無鉄砲で反社会的な人物であるようで,バイカーギャングのような出で立ちで気ままな生活を送っているという設定だ。
 物語がどのように展開していくのかは明らかにされていないが,E3 2016で公開されたトレイラーを見た人なら,ゲーム内で描かれるフリーカーの数の多さに驚いたはず。何百ものフリーカーがお互いの体を乗り越え,まるで大きな波のようにディーコンに襲い掛かってくる。移動速度も速いので簡単には逃げ切れず,火炎ビンを使ったり,地形やオブジェクトをうまく利用して戦っていくしかないだろう。


■Crackdown 3
クラウドコンピューティングの力で,通常では不可能な物理効果を実現

開発元:Reagent Games
発売元:Microsoft Games
発売予定日:第4四半期
対応機種:PC,Xbox One
公式サイトhttp://www.crackdown.com/


Access Accepted第525回:2017年注目の欧米産ゲームタイトルは,これだ! (後編)

 「Scalebound」突然キャンセルされるなど,Xbox One専用タイトルでは何かが起きている雰囲気がある。前回の連載と合わせると「Sea of Thieves」「Cuphead」「Below」など,Xbox Oneにはインディーズ系の作品が揃っているが,どのタイトルもニュースの更新頻度が低く,開発状況が分かりづらい。
 この「Crackdown 3」もそんな作品の1つで,「Grand Theft Auto」(1997年)の生みの親であり,「APB: All Points Bulletin」(2010年)などを手掛けたデイビッド・ジョーンズ(David Jones)氏が設立したパブリッシャ,Reagent Gamesの最新作ということでE3 2015で正式アナウンスされたが,以来ほとんど情報がなく,ただ「2017年末発売予定」という発表だけが一人歩きしている状況だ。
 以前の情報では,「Crackdown 3」はMicrosoftのクラウドコンピューティングシステム「Microsoft Azure」を使うことで演算能力を飛躍的に向上させ,例えば街のビルをすべて,物理法則に従って破壊するといったド迫力なことが可能になっているという。
 こうした斬新なテクノロジーは非常に興味深く,立ち消えになってほしくないプロジェクトだ。


著者紹介:奥谷海人
 4Gamer海外特派員。サンフランシスコ在住のゲームジャーナリストで,本連載「奥谷海人のAccess Accepted」は,2004年の開始以来,4Gamerで最も長く続く連載記事。欧米ゲーム業界に知り合いも多く,またゲームイベントの取材などを通じて,欧米ゲーム業界の“今”をウォッチし続けている。
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