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Razer,メカニカルキーボードの新シリーズ「BlackWidow X」計3製品を北米で発売。マクロ用キーを廃止して筐体サイズを小型化
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印刷2016/03/25 14:05

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Razer,メカニカルキーボードの新シリーズ「BlackWidow X」計3製品を北米で発売。マクロ用キーを廃止して筐体サイズを小型化

BlackWidow X Chroma
画像集 No.003のサムネイル画像 / Razer,メカニカルキーボードの新シリーズ「BlackWidow X」計3製品を北米で発売。マクロ用キーを廃止して筐体サイズを小型化
 北米時間2016年3月24日,Razerは,新型のゲーマー向けメカニカルキーボードとなるRazer BlackWidow Xシリーズ計3製品を北米市場で発売した。従来のBlackWidowシリーズから筐体デザインを一新し,アルミ合金製の本体からキーが浮いたようなデザインを採用したのが特徴だ。
 製品ラインナップは,フルキーボードタイプでキーボードバックライトの色や発光パターンをカスタマイズできる「Razer Chroma」(以下,Chroma)に対応した「Razer BlackWidow X Chroma」,10キーレスタイプでChroma対応の「Razer BlackWidow X Tournament Edition Chroma」,フルキーボードタイプでキーボードバックライトは緑1色の「Razer BlackWidow X Ultimate」の3種類。
 北米向けの価格は順に,159.99ドル,129.99ドル,99.99ドル(いずれも税別)となっている。国内での展開は今のところ不明だ。

BlackWidow X Chroma
画像集 No.007のサムネイル画像 / Razer,メカニカルキーボードの新シリーズ「BlackWidow X」計3製品を北米で発売。マクロ用キーを廃止して筐体サイズを小型化

BlackWidow X Tournament Edition Chroma
画像集 No.004のサムネイル画像 / Razer,メカニカルキーボードの新シリーズ「BlackWidow X」計3製品を北米で発売。マクロ用キーを廃止して筐体サイズを小型化

BlackWidow X Ultimate
画像集 No.005のサムネイル画像 / Razer,メカニカルキーボードの新シリーズ「BlackWidow X」計3製品を北米で発売。マクロ用キーを廃止して筐体サイズを小型化

 今回の新製品で大きく取り上げられているのは,主力製品と思われるBlackWidow X Chromaなので,本稿も同製品を中心に説明していこう。

 そのBlackWidow X Chromaでは,サイズの小ささが特徴に挙げられている。フルキーボードタイプのBlackWidowシリーズといえば,メインキーの左側にマクロ用の[M1]〜[M5]キーを備えているのが定番で,キーボード全体の横幅は400mm程度と,かなり大きなサイズになっていた。それに対して,BlackWidow X Chromaは[M1]〜[M5]キーを省略したことにより,横幅が短くなっているのだ。

 今回の3製品は,いずれもサイズが公表されていないので,BlackWidow X Chromaが既存の「Razer BlackWidow Chroma」と比べて,何mm小さくなったのかは分からない。仮に,ただ[M1]〜[M5]キー一列分を縮小したとしても,25〜30mm程度は横幅が短くなっているはずである。
 写真を見る限りでは,キーボード手前側や奥側が縮小されていることも窺えるので,フルキータイプのゲーマー向けキーボードとしては,確かに小さそうだ。

BlackWidow X Chroma(左)と,既存のBlackWidow Chromaの写真を並べてみた(※縮尺が同一ではないことに注意)。メインキー左の[M1]〜[M5]キーがなくなっただけでなく,上下の幅も少し小さくなっているのが分かるだろう
画像集 No.002のサムネイル画像 / Razer,メカニカルキーボードの新シリーズ「BlackWidow X」計3製品を北米で発売。マクロ用キーを廃止して筐体サイズを小型化 画像集 No.008のサムネイル画像 / Razer,メカニカルキーボードの新シリーズ「BlackWidow X」計3製品を北米で発売。マクロ用キーを廃止して筐体サイズを小型化

 なお,BlackWidow X Chromaの製品情報ページには,BlackWidow Chromaとの比較表がある。それによると,USB 2.0やヘッドフォン出力,マイク入力のパススルー機能も省略されており,それに伴い,キーボード本体から伸びるケーブルは1本のみとなったことが分かる。新製品はサイズだけでなく,機能面でもややシンプルな方向へと路線変更しているようだ。

画像集 No.006のサムネイル画像 / Razer,メカニカルキーボードの新シリーズ「BlackWidow X」計3製品を北米で発売。マクロ用キーを廃止して筐体サイズを小型化
 それ以外の仕様にも簡単に触れておこう。キースイッチには,Razer独自の「Razer Green Switch」を採用しており,8000万回の打鍵に耐える耐久性があると謳っている。ただ,BlackWidow X Ultimateのみ,Razer Green Switchモデルと「Cherry MX Blue」を採用するモデルの2を用意していたりするのが密かなポイントだ。Cherry MX Blue採用モデルは,価格も89.99ドルと10ドル安くなっている。

 同時押し関連の仕様では,10キーロールオーバーおよびアンチゴースト対応というスペックが挙がっている。
 「Razer Synapse 2.0」に対応するのは,最近のRazer製デバイスらしいところ。もちろん,on-the-fly(オンザフライ)でのマクロ記録もサポートしている。

 Razer製キーボードの新シリーズだけに,日本市場に投入される可能性は高い。あとは適正といえる価格で登場することを期待したいものだ。

表 キーボード新製品の主なスペック
BlackWidow X
Chroma
BlackWidow X
Tournament Edition Chroma
BlackWidow X
Ultimate
接続インタフェース USB
基本キー数 英語104 英語87 英語104
キーピッチ 未公開
キーストローク 未公開
押下特性 50g
ロールオーバー 10キー
キー耐久性 8000万回 8000万回(Razer Green Switch),
5000万回(Cherry MX Blue)
ポーリングレート
(レポートレート)
1000MHz
マクロ機能 あり
バックライト 約1677万色 緑色 1色
サイズ 未公開
重量(ケーブル込み) 未公開
ケーブル長 未公開
対応OS Windows 10/8,x/7,MacOS X 10.8〜10.11

BlackWidow X Chroma 製品情報ページ

Razer 日本語公式Webサイト

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