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Razer,ゲーマー向けノートPC「Razer Blade」の2016年モデル。GTX 970搭載で,Thunderbolt 3接続の外付けグラフィックスボックスにも対応
北米市場向けには予約受け付けが始まっており,3月31日から出荷を開始するとのこと。直販価格は,記憶容量256GBのM.2接続型SSDを搭載するモデルが1999.99ドル,容量512GBでやはりM.2接続型のSSDを搭載するモデルが2199.99ドル(いずれも税別)となっている。なお,国内で発売されるかどうかは分からない。
Razer Bladeといえば,2014年に鳴り物入りで登場したものの,冷却機構の能力が不十分だったことを思い出す人もいるだろう(関連記事)。問題となった冷却機構は,「GeForce GTX 970M」を採用した2015年モデルで改良されたということで,同じGPUを採用する2016年モデルでも,2015年モデルの機構を継承しているのではないだろうか。
メインメモリ容量は16GB。内蔵ストレージは先述したとおり,M.2接続型のSSDであるが,「従来型のSSDよりも3倍速い」と謳っているので,高速なものを採用しているようだ。
キーボードは英語配列のNキーロールオーバー対応で,キーごとに発光色を個別に設定できる「Chroma」機能にも対応する。本体サイズは345(W)×235(D)×17.9(H)mmで,重量は約1.93kgだ。
基本的には,2015年モデルをベースにSkylake世代のCPUやThunderbolt 3といった最新仕様を導入した製品といってよく,日本市場に投入されれば,持ち歩ける高性能ノートPCとして,ゲーマーの注目を集めるかもしれない。
●Razer Blade 2016の主なスペック
- 液晶パネル:14インチ,解像度3200×1800ドット(IPS(IGZO),グレア(光沢),10点マルチタッチ対応)
- CPU:Core i7-6700HQ(定格2.6GHz,最大3.5GHz,4C8T,共有L3キャッシュ容量6MB,TDP 45W)
- チップセット:Mobile Intel HM170
- メインメモリ:PC4-17000 DDR4L SDRAM 8GB×2
- ストレージ:SSD(M.2,容量512/256GB)
- 有線LAN:なし
- 無線LAN:IEEE 802.11a/g/n/ac(Killer Wireless-AC 1535)
- Bluetooth:4.1(Killer Wireless-AC 1535)
- インカメラ:200万画素
- 内蔵スピーカー:2ch
- マイク:アレイ仕様
- 外部インタフェース:HDMI(Type A,1.4b),Thunderbolt 3(Type-C),USB 3.0×3,3.5mmミニピン端子(※ヘッドフォンおよびマイク両対応)
- キーボード:英語配列,Nキーロールオーバー,カラーLEDバックライト付,Razer Synapse 2.0対応(※全キーのカスタマイズ可能)
- OS:64bit版Windows 10
- サイズ:345(W)×235(D)×17.9(H)mm
- 重量:1.93kg
- バッテリー:70Wh
- 価格:1999.99ドル(税別,SSD容量256GB),2199.99ドル(税別,SSD容量512GB)
Razer Blade 2016 製品情報ページ(英語)
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