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Razer,PCゲーム向けタブレットを第4四半期に発売すると発表。タブレットの両脇にWiiリモコンを取り付けたようなデザインが公開に
本製品は,「PCゲーム向け」をコンセプトとしたタブレットだ。ディスプレイの両サイドに,Wiiリモコンを取り付けたような,かなり特徴的なデザインとなっている。
両サイドのコントローラは,それぞれの筐体上側にアナログスティックと4ボタン,側面に2ボタンを搭載するもの。左右を合わせると,ちょうどPlayStation 3やXbox 360と同じようなボタン数になるので,たしかにゲームの操作は一般的なタブレット以上に快適そうだ。
公開されているスペックを確認していこう。まず,ディスプレイのサイズは10.1インチ,解像度は1280×800ドット。マルチタッチに対応しているので,操作は一般的なタッチ入力+コントローラの両方で可能,ということになる。
また,センサーは3軸ジャイロと磁気,加速度を搭載。「どこがどのように」という部分は明らかになっていないものの,フォースフィードバック機能も用意されているとのことだ。
CPUにはCore i7を搭載しているという。発売が第4四半期であることを考えると,Intelが2012年前半の市場投入を予定している次世代CPU「Ivy Bridge」(開発コードネーム)を搭載してくる可能性はありそうだが,そのあたりは続報を待ちたいところだ。
そのほか,Dolby Laboratoriesの7.1chサラウンドサウンド出力に対応することと,ワイヤレス機能はWi-Fi(IEEE 802.11g/n)とBluetooth 3.0に対応することも明らかにされている。
ところで,Razer製のゲーマー向けモバイル製品というと,2011年に発売されたノートPC「Razer Blade」を思い出す人もいるかと思う。あちらはスペックの割に約2800ドルと高価な価格設定がネックとなっていたが,今回のタブレットは1000ドル以下ということで,あれよりは,購入の選択肢になりやすい製品といえそうである。
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