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  • 発表日:2003/10/23
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「Ansel」と複数のVRゲームへ最適化を果たした「GeForce 368.81 Driver」登場
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印刷2016/07/15 11:07

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「Ansel」と複数のVRゲームへ最適化を果たした「GeForce 368.81 Driver」登場

 北米時間2016年7月14日,NVIDIAから,公式最新版グラフィックスドライバ「GeForce 368.81 Driver」が登場した。Release 367世代の新しいWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過リリースは,GeForce Experienceから利用できる「ゲーム内で自由にカメラを動かせる機能」こと「Ansel」と,HTC製のVR(Virtual Reality,仮想現実)対応ヘッドマウントディスプレイ(以下,HMD)用となるNVIDIA製デモ「VR Funhouse」など複数のVRゲームに対する最適化を果たした「Game Ready」ドライバとなっている。

 すぐに入手したい人は,GeForce Experienceか,下に示したリンクからどうぞ。

64bit版Windows 10用GeForce 368.81 Driver(344MB)
32bit版Windows 10用GeForce 368.81 Driver(278MB)
64bit版Windows 8.x・7用GeForce 368.81 Driver(341MB)
32bit版Windows 8.x・7用GeForce 368.81 Driver(278MB)

ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 368.81 Driver(344MB)
ノートPC向けの32bit版Windows 10用GeForce 368.81 Driver(278MB)
ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 368.81 Driver(341MB)
ノートPC向けの32bit版Windows 8.x・7用GeForce 368.81 Driver(278MB)

4Gamerの最新ドライバリンクページ

 いま「など」と書いたが,VR Funhouse以外では,「Everest VR」「Obduction」「Raw Data」「The Assembly」が最適化対象。また,英文リリースノートによれば,VRタイトルでGPU Boostが有効にならない問題や,ViveとGeForceをmini DisplayPort接続できない問題といった,VR周りの重要な不具合が解決している。

 AnselとVR以外のトピックは小粒ながら,GeForce GTX 1000シリーズのGPUと一部ディスプレイとの間に生じるトラブルにもメスは入っていたりするので,総じて今回の368.81ドライバは,最新GPUや最新技術を積極的に試す人にとってこそ価値のあるリリースということになるだろう。

 もちろん,公式最新版として,それ以外のユーザーにとっても導入する価値は相応にあるはずだが,いずれの場合においても,ドライバの導入作業は自己責任となるので,その点はお断りしておきたい。


## 以下,GeForce.comの関連記事および英文リリースノートまとめ ##

●GeForce 368.81 Driverの対応製品
  • デスクトップPC向けGeForce GTX 1080&1070
  • デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
  • デスクトップPC向けGeForce GTX 900シリーズ
  • デスクトップPC向けGeForce GTX 700〜400シリーズ
  • ノートPC向けGeForce 900M〜400Mシリーズ


●GeForce 368.81 Driverが統合するソフトウェアモジュール
(※比較対象はGeForce 365.69 Driver)
  • GeForce Experience:2.11.4.0
  • HD Audio Driver:1.3.34.15(←1.3.34.4)
  • PhysX System Software:9.16.0318
  • Vulkan RT:記載なし
  • CUDA:記載なし
  • nView:148.03


●GeForce 368.81 Driverにおける最適化
  • 「VR Funhouse」「Everest VR」「Obduction」「Raw Data」「The Assembly」最適化済み


●GeForce 368.81 Driverの新要素
・Ansel新規対応
  • 「Mirror's Edge Catalyst」でAnselを利用可能に(※Anselの詳細は7月14日掲載の記事を参照してほしい)

・VR Funhouse新規対応
  • GeForce GTX 1080&1070およびGeForce GTX 980 Ti搭載環境から「VR Funhouse」を利用可能に(※VR Funhouseの詳細は7月14日掲載の記事を参照してほしい)

・SLIの拡張
  • 「Obduction」用SLIプロファイルの追加。SLIを無効に

・3D Visionの拡張
  • 「Obduction(Not recommended)」用プロファイルの追加または更新
    ※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング
  • 「Obduction(Excellent)」用3D Compatibility Modeプロファイルの追加または更新
    ※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング

・製品対応追加
  • GIGA-BYTE TECHNOLOGY製ノートPC「P55Wv5」に対し,NVIDIAのリファレンスドライバによるサポートを開始


●GeForce 368.81 Driverで解決した問題(Windows 10)
  • VRゲームタイトルでGPU Boostが適用されない問題
  • HTC製VR HMD「Vive」のインタフェースユニット「Linx box」側にあるmini DisplayPort端子とGeForce側のDisplayPort端子とをケーブルでつなぐと,Viveが動作しない問題
  • 容量260bytes以上のパラメータを持つCreateProcess関数が呼び出されたとき,「ArcheAge」で採用されるアンチチートツール「GameGuard」のモジュールが「nvinit.dll」のエラーでクラッシュする問題
  • GP104コア(=GeForce GTX 1080もしくはGeForce GTX 1070)搭載環境をディスプレイとDVI接続しているか,もしくはピクセルクロック330MHz以上かつ垂直リフレッシュレート80Hz以上のディスプレイと接続していると,システムの起動時に画面表示がおかしくなる問題(※ということだと思われる。原文は「[GP104] Corruption seen when booting on DVI at or above a 330 MHz pixel clock and an 80 Hz refresh rate.」)
  • (Release 364世代に属する)「GeForce 365.10 Driver」導入済みの環境からmRelease 364世代に属する別のドライバへアップデートすると,ウインドウモードのアプリケーションでテアリングが発生する問題


●GeForce 368.81 Driverで解決した問題(Windows 8.x・7)
  • 容量260bytes以上のパラメータを持つCreateProcess関数が呼び出されたとき,「ArcheAge」で採用されるアンチチートツール「GameGuard」のモジュールがnvinit.dllのエラーでクラッシュする問題
  • 関連タイトル:

    GeForce Driver

  • 関連タイトル:

    Vive

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