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「グラナド・エスパダ」大型アップデート「神聖アルモニア」を明日実装! プレイの短時間化とストーリーの新展開が発表された生放送まとめ
「グラナド・エスパダ」が目指す“短時間化”と「ゲームデザインを一新する」の言葉が意味するものとは? 大型アップデート「アルモニア」実装直前インタビュー
「グラナド・エスパダ」短時間でもソロでも楽しめるリニューアル内容とGE世界の根幹に迫るストーリーが展開する「アルモニア」先行プレイレポート
短時間化については,大きく装備品,アイテム入手,そしてソロプレイの3つの分野でのリニューアルが行われている。目安としては「1日1時間でも楽しめる」ようにすると発表されている。
通常のMMORPGでは,よりよい装備品を入手することがゲームの大きな目的となっていることは皆さんもよくご承知だろう。とはいえ,強力なスペックを持つ最上位装備は,そう簡単に手に入るものでもなく,最上位武器を持っていることを前提としたバランスのコンテンツだと,それを楽しめるプレイヤー自体も限られてくる。そこで導入されたのが,強化によるバランス調整だ。今回のリニューアルの核となる部分でもある。
GEでは,下位ランクの武器でも強化を重ねることで,実はかなりの性能を発揮することができる。最上位武器は,やはり強いのだが,入手も強化も難しい。下位武器の高レベル強化品は,そこそこに強化された最上位武器の性能を上回ることもある。であれば下位武器強化の強化を簡単にして,下位武器をもっと使えるようにしようというのがリニューアルの骨子となる。下位武器については,入手と強化の労力を遥かに軽いものにしていくわけだ。
具体的には,強化の際の補助アイテムと必要量が変更される。これまでより入手の楽な消失防止剤と少ない個数の確率アップアイテムで強化ができるようになるのだ(もちろん最上位武器を除く)。さらに必要素材の入手難度が下げられるので,かなり気軽に強化ができるようになるという。
また,装備の入手性も改善され,プレイヤーが製作する装備については,初めから+5以上の強化値を持ったアイテムが作れるようになる。さらに,エンチャント時には,レアオプションが付きやすく調整されるという。
製造以外のアイテム入手法でも,より手軽によりよいアイテムが得られるような調整が行われる。これはプレイヤーの体感に直結する部分なので,とくに力が入れられているようだ。
それも,GEの遊ばれ方として一般的な,フィールド狩り,ミッション,放置狩りといったプレイスタイルに合わせて,それぞれでアイテム入手効率が劇的に改善されるという。体感的には「数倍」というレベルを念頭に調整されているとのこと。「フィールドMobからこんなものが出るようになるんだ!」というのはプレイレポートのほうで確認してみてほしい。
加えて,狩りでのFeso入手を簡単にするとともに,最新キャラクターなども含まれた新しいFesoランダムボックス(ルーレット)が投入される。1回100万Feso程度が予定されているとのことだが,だいたい1日プレイして数回はルーレットにチャレンジできるくらいのものにしたいとのことだった。もちろん,短時間化が前提となったプレイスタイルで,だ。
続いて,ソロプレイで遊べるコンテンツを増やしていくという方向性だが,その範囲も多岐にわたっている。前述のとおり,MMORPGとしてはかなり異例ながら,レベル1からレベルMaxまでソロでプレイ可能なコンテンツを用意していくという。
プレイレポートでも紹介したように,バウンティハンターギルドのミッションの半分がソロ専用に改修され,ここがソロプレイヤーの拠点となっていくことは間違いないだろう。
もう一つの大きな柱となるのが,ソロ専用の新コンテンツ「インフィニットチャレンジ」だ。これは,フロアごとに設定されたボスモンスターを撃破しつつ無限により高次のフロアを目指していくというものだ。出現するモンスターは10種類以上のボスがランダムに登場する予定となっており,当然ながら,レベルが上がっていくほど敵は強力になり,報酬もアップしていく。
己の力を日々試していくためにはよいコンテンツとなりそうだ。
また,こういった特別なソロ用コンテンツを利用しなくても,日々のクエストだけでもキャラクターを強化することができる。序盤のクエストで報酬が追加されたり,モンスターからのドロップが改善されているため,高速にレベルアップできるだけでなく,それに見合った装備をちゃんと揃えられるようになるわけだ。「ハックアンドスラッシュのように」装備を揃えていく楽しみが追加されるとのこと。
PvEコンテンツだけでなく,PvPコンテンツでもソロ用の環境が整備されていく。World Cross PvPや前面派閥戦争といったコンテンツも,獲得できるアイテムラインナップが一新され,従来よりも参加しやすいものに変更されるとのこと。
さらに将来的には,ソロ参加型の新PvPコンテンツ「ランブルファイト」などのコンテンツが追加される予定となっている。
GE世界の根源的な謎に迫る「アルモニア」のストーリー
そのイメージは「“新”中世ヨーロッパの世界へ」となっている。時代的には「新」というより「古」の方向なのだが,これまでのGEの世界観がルネサンス期あたりをベースにブリスティアで近代寄りになっていたのが,アルモニアではそれが逆方向になり,建築などを見てもゴシック系のものが多いという古色蒼然としたイメージの国となっている。
とはいっても,アルモニアへの移動には飛行船を使うので,文明から取り残されているわけでもないのだが,宗教国家ということもあってか,文明の流れを頑として容れない精神性を重んじる国とされている。ある意味,旧大陸の最も旧大陸らしい国なのかもしれない。
そのアルモニアは,過去のシナリオにも出てきたように,神と対立する「深淵」を擁している。むしろ深淵をふさぐために作られた国家と言ったほうがよいだろう。そこではどんなドラマが展開していくのだろうか。
深淵に近いこのエリアでは,これまでの地域にはない特別なデバフがプレイヤーにかけられる。それが「堕落」の呪いだ。これは聖水によって解除できるが,聖水を手に入れるにはアルモニアエリアで一定の善行を積む必要がある。
深淵との戦闘の場となるバトルフィールドでは,深淵の影響で魔物化した獣などが登場する。近隣のフィールドであるアルモニア ラティーナは,かつて聖女が愛した農場があるという。ちなみに,聖女に関連した場所からは聖女に関するアイテムが出てくるとの情報も明かされた。
また,アルモニア聖堂の地下にあるアルモニア エンセラルでは,闇を払う光を具現化する方法が見つかるかもしれない。
アルモニアと同時に実装される新ミッションでは,アルモニアの聖騎士団とともに戦うものになっているとのこと。
期待のかかる新規編入可能キャラとしては,聖騎士団の副団長となるシリウスが第一弾で実装される。
シリウスが使う新スタンス「ホーリーシールダー」は盾と剣を使ったもので,見た目のイメージどおり,防御に秀でたものとなっている。
ハイマスター専用装備も導入される。第一弾として登場するのは法衣の「サント デ ブラン」だ。英語にすると“Saint of white”といったところだろうか。ご覧のとおりの綺麗系衣装になっている。同時に実装されるハイマスター専用武器「アルモニアシリーズ」にも注目だ。
そして,気になる実装日は,なんと明日(5月14日)夕方となることが発表された。実装記念のキャンペーンなどもいろいろと行われるので,詳しくは公式サイトを参照してほしい。
「グラナド・エスパダ」公式サイト
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