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印刷2010/12/27 22:16

イベント

リニューアル後の不具合に対する修正案が発表に。「ラグナロクオンライン パーティ&カンファレンス」の“BOSSの部屋”をレポート

 先にもお伝えしたが,ガンホー・オンライン・エンターテイメントは昨日12月26日,MMORPG「ラグナロクオンライン」(以下,RO)のオフラインイベント「ラグナロクオンライン パーティ&カンファレンス」を開催した。
 最新情報が公開された「ラグナロクオンラインカンファレンス」のレポートに続き,本稿では,リニューアル後の不具合やバランス調整などについて説明された,「BOSSの部屋」コーナーの模様を紹介しよう。

2011年実装のコンテンツが次々に発表された「ラグナロクオンライン」パーティ&カンファレンス。待望のルーンナイトの新グラフィックス公開も


「ラグナロクオンライン」公式サイト



3次職実装後に発生した不具合とその修正プランが発表。早ければ2011年1月から修正,再実装を目指す


 ラグナロクオンラインカンファレンスの前に実施された「BOSSの部屋1」では,まず,ガンホー・オンライン・エンターテイメントのゲーム事業部オンライン本部長 飯野 平氏が登壇し,今回のイベントで3次職実装後の不具合などについて伝えることになった経緯を述べた。
 それによると,プレイヤーから寄せられている意見や要望にどのように答えるべきか自問自答してきた飯野氏は,このイベントを通じ,プレイヤーにしっかりと説明を行うべきと考えたという。1週間前になって,イベント内容を変更し,説明の場を設けるよう指示したそうだ。
 飯野氏はまた,イベントという形態となるかは分からないものの,今後もさまざまな形で最新情報を伝えていくと述べていた。

 続いて,同社の千葉亮一氏山本 寛氏もステージに上がり,不具合や修正プランについての説明がスタートした。
 なお飯野氏によると,この場で明らかにされた修正内容に関しては,韓国Gravityとの調整が完了していないとのこと。決定事項ではないので,あらかじめご了承を。


ラグナロクオンライン
●パーティボーナス
 1体のモンスターに対し,複数のキャラクターが攻撃することで,獲得経験値が増加する“共闘ボーナス”。パーティプレイの要となっていた要素だが,リニューアルで大幅に下がり,パーティの人数によって獲得経験値が増える“パーティボーナス”に変更された。そのため,ペアやトリオといった少人数でのパーティプレイのメリットが少なくなってしまった。

 Gravityは,他国において,共闘ボーナスの不正な使われかた――低レベルキャラクターを育てる育成プレイ――などが横行したため,このボーナスを撤廃したい考えだったのだそうだ。
 ガンホーはこれを了承したものの,少人数パーティの現状は望ましくないと考えており,リニューアル前と同等になるよう調整を行っている最中とのこと。

ラグナロクオンライン
●シーズモードなどでの状態異常Lv偏差
 これは,GvGなどで状態異常のLv偏差が顕著なため,BaseLvの高いキャラが圧倒的に有利となっている問題だ。
 Gravityは,高レベルのメリット感を打ち出したいという狙いや,高レベルまで育てたいとの目標をプレイヤーに持ってほしいという考えから,こういった仕様を採用したそうだ。

 ガンホーはこれまで変更を依頼してきたものの,Gravityは想定どおりと考えており,意見がとおらなかった。だが,先日同社スタッフが来日してGvGを観戦し,開発サイドの認識と現状のズレを確認していたという。今では,この仕様を緩和する方向で話を進めているそうだ。

ラグナロクオンライン
●MATK計算式
 3次職であるウォーロックを除き,強力なMATK武器を装備できないキャラクターは相対的に弱体化している。この救済のため,MATKの計算式変更を求めている人は多い。
 今回の説明によると,計算式は維持するものの,ウォーロック以外のMATK武器に関わるスキルを持つキャラクターについては,MATKが大きく向上するような装備品を実装する方向で調整中だ。

ラグナロクオンライン
●エンチャントデッドリーポイズン
 リニューアル後,エンチャントデッドリーポイズン(以下,EDP)の効果が低下した。Gravityは,以前のEDPは威力がやや大きすぎたため,抑制する狙いから仕様を変更したとのこと。
 その代わり,EDPの使用に必要となる“毒薬の瓶”の入手経路を増やす予定だったが,まだその点は変更されていないという。ガンホーは今後,毒薬の瓶やその材料をより入手しやすくする方向で調整する考えだ。

ラグナロクオンライン
●武器製造,ファーマシー
 武器製造やファーマシーによる製薬は,JobLvによって成功率が変わる。上位2次職は最大でJobLv70なのに,3次職は最大JobLvが50までしかなく,上位の職に就いたはずなのに成功率が下がってしまうという問題が指摘されてきた。
 この問題について,3次職のJobLv1で上位2次職のJobLv21相当,3次職JobLv50に到達すると上位2次職のJobLv70相当の確率となるよう,調整を進めているという。
 また具体的な話は出なかったが,成功確率の件とは別に,3次職ならではの魅力を出せるよう,Gravityに対して企画を提案しているとのことだ。

ラグナロクオンライン
●星のかけらの必中効果
 星のかけらの必中効果は,武器製造時に「星のかけら」というアイテムを入れると,必中効果と,わずかではあるがダメージアップ効果が付与されるというもので,リニューアルで撤廃されている。
 この効果が撤廃されたのは,前述の共闘ボーナスにも関わりがあり,育成プレイを行っている人の低レベルキャラクターが,高レベルモンスターを倒せることを問題視した結果とのことだ。

ラグナロクオンライン
●コーティング薬
 現在作成可能なコーティング薬では,ストリップ効果を持つ3次職のスキルは防げない。そのため,「ジェネティック」のスキルとして,3次職スキルのストリップ効果を防ぐものを追加することを検討している。
 しかしそれが実装された場合,従来のコーティング薬は不要――つまり,それらのスキルが“死にスキル”となる可能性が出てきてしまう。

 これを防ぐために,ストリップ効果を持つ3次職のスキルを低確率で防げるように調整するとともに,さらに別の方向でもフォローできるように模索しているという。

ラグナロクオンライン
●発勁,錐,魔剣士タナトスの思念体カード
 これらは,DEFが高い相手に高いダメージを与えられるという特性を持つが,リニューアルによってDEFの効果が薄まったため,使用感が大きく変化してしまった。
 ガンホーでは,DEFに対するATK増加部分の変更を検討しているが,まだGravityと協議中とのこと。

 例えば,発勁を基準にDEFが高いモンスターを作ってしまうと,錐や,魔剣士タナトスの思念体カードの効果が出すぎてしまうため,ガンホーとしてはそのようなモンスターは作りづらい。
 かといってVITを高めるとなると,錐などには有効だが,アルケミストのアシッドデモンストレーションの威力が出すぎてしまうため,高VITのモンスターも作りづらい。そのような問題点も挙げつつ,Gravityと話をしているそうだ。

ラグナロクオンライン
●メランコリー
 メランコリーは一部のスキルのダメージを大幅に上げられるスキルで,効果を受けるとFLEEとASPDが下がるというデメリットが存在するが,それをはるかに上回る攻撃力を得ることができる。そのダメージもさることながら,パーティに関係なく効果を付与できることもあり,迷惑行為としても問題となっていた。
 これについては同パーティのメンバーのみに付与できるように,そして対象となるスキルやダメージ倍率などを変更するよう協議しているところだという。

ラグナロクオンライン
●スパイラルピアース
 上記のメランコリーを使用することで,スパイラルピアースの威力が大幅にアップする問題や,そもそもスパイラスピアース自体の性能が高すぎるのではないかという案件。
 Gravityは,スパイラルピアースの計算式自体は問題ないと考えているが,与えるダメージの量を増加させるカルドなどの装備品の存在を考慮していなかったとのことだ(スパイラルピアースは使用する武器の重量が与えるダメージに関わっている)。

 そこで,槍の重量を変更するなどの案も出されたが,アイテムそのものの重量を見直すのではなく,スパイラルピアースの消費SPの変更や,クールタイムの増加といった方法で調整し,再実装を目指していくという。

ラグナロクオンライン
●リフレクトダメージ
 このスキルは,自キャラクターが受けたダメージを周囲の相手に跳ね返すというもの。
 例えば,月光剣(物理攻撃時,SPが3回復する)を装備してリフレクトダメージを使い,SPを回復したり,リンカーのスキルであるカアヒ(攻撃を受けるとSPを消費してHPを回復する)を使ってHPを回復したりするのは,当初Gravityが意図していたとおりとのこと。

 しかし,月光剣の判定が複数回行われていることは考慮していなかったそうで,さすがにこれはまずいという話になったという。スキルの本質的な部分は変えずに,クールタイムや回数制限,または何らかの付加価値などを用意するといった方向で調整したいと説明された。

ラグナロクオンライン
●メンタルチェンジ
 これは,ホムンクルスのリーフのスキルで,HPとSPの完全回復および,一定時間VITとINTを増加させる効果がある。さらに,通常攻撃がMATK依存になるはずなのだが,従来とは異なる仕様となっている。

 この件については,さかのぼること2009年,当時メンタルチェンジの仕様が変更されたが,連絡ミスなどから各国のパブリッシャに詳細が届いていなかったことが,今回日本側からの報告で発覚したという。つまり,以前各国のパブリッシャに送られた資料が誤りで,現在の仕様が正式なものだと説明された。
 具体的には,現在の正式な仕様では,ATKとMATKを入れ替えているのではなく,ATKにMATK部分が加算されるという計算式になっているそうだ。

ラグナロクオンライン
ラグナロクオンライン
●種族・サイズ耐性
 特定の種族/サイズなどから一定の割合でダメージを削減できるカードがあるが,それを挿した防具を装備しているにもかかわらず,攻撃によって「最終ダメージを約60%カット」「最終ダメージを約5%カット」といった具合にバラバラに表示される問題が起きている。
 山本氏がホワイトボードを使いながら行った説明によると,リニューアル前は“最終ダメージからダメージをカットする”仕様だったのに対し,リニューアル後は“武器ATKからダメージをカットする”仕様に変更されたのだそうだ。
 ただし,トラップなどのように武器の影響度が低く,ステータスの影響度が高い場合は,カットする元の数値が低いため,ダメージが大きくなるという。

 前述のEDPはこれとは逆で,ステータスの影響度が低く,武器の影響度が高いため,結果的にダメージが下がってしまったとのこと。周知が足らなかったが,これらは仕様どおりなので,現状のままとなる。

ラグナロクオンライン
●状態異常(沈黙,睡眠)
 状態異常の沈黙と睡眠は,リニューアル後,INTによって耐性が得られるようになった。しかし,スキルを使用する職業は高INTのことが多いので,PvP時,そのようなキャラクターを黙らせづらくなるわけだ。
 また沈黙は,AGIでも耐性を得られるが,こちらも同様に,前衛職は高AGIのタイプが多いので,PvP時は逆に厄介なことになる。

 Gravityはそもそも,レベル差があってもこれらの状態異常をある程度防げるようにしないと,ゲームにならないのではないかと考えて現在の仕様を採用したとのこと。仕様変更は行わない方向だ。

ラグナロクオンライン
●状態異常(凍結,石化)
 これは上記の案件に似ているが,事情は少々異なる。もともと凍結と石化は,MATKの影響を受ける状態異常だったが,Gravityのスタッフがリニューアルの調整時にそのことを考慮し忘れた結果,凍結はINT,石化はLUKのみで耐性が得られるようになってしまったとのこと。
 Gravityから変更の同意がとれているものの,計算式などについて協議しているところだそうだ。

ラグナロクオンライン
●ドラゴンブレス
 火属性攻撃だが,一部の火属性耐性装備でダメージを軽減できない不具合があることが判明しており,現在は修正を行って検証を行っているという。
 このほか,「ドラゴンブレスをランドプロテクターで防御できない」「装備している武器の効果が乗る」という指摘があるが,Gravityの意図どおりであり,仕様は変更されないとのことだ。
 なお,Gravityのスタッフは,ドラゴンブレスの種族耐性を人にするか竜にするか悩んでいるそうだ。

ラグナロクオンライン
●マスカレード:グルーミー
 このスキルは,相手のASPDと移動速度を下げるとともに,連れ歩いているペットやホムンクルスを強制的に立ち去らせるというもの。しかし,一度退去させられたペットは孵化させられず,再度コールホムンクルスで呼ぶこともできない不具合がある。

 このスキルは現在使用停止となっているが,すでに原因究明が完了し,修正されている。
 ただ,マスカレード:グルーミーを受けたあと,スキルの効果時間内にアイテム欄の卵が孵ると,アイテム欄から消えてしまう不具合が残っているそうだ。とはいえ,実際に消滅したわけではなく,不可視状態になっているだけで,マップ切り替えや再ログインを行うことで表示されるようになる。

 ガンホーではこのスキルを2011年1月中に再実装する計画で,その際,プレイヤーに対して上記の対処方法を告知する予定だ。

ラグナロクオンライン
●閃電歩
 3次職である修羅のスキルで,遠距離物理攻撃か魔法攻撃を受けたとき,攻撃元へ瞬間移動するというものだ。ただし,特定条件下で進入不可のセルにスタックする可能性があるため,現在は使用が制限されている。
 韓国ではこの問題は修正済み。日本向けの修正と検証のあと,再実装する予定だが,その時期は未定だ。

ラグナロクオンライン
●ストリップアクセサリー
 これは,ほかのキャラクターのアクセサリーを強制的に解除させるストリップ系のスキルだ。通常フィールド上で使用した場合,迷惑行為となる可能性があるため,特定条件下で使用不可となっている。
 閃電歩と同様,韓国ではこの問題はすでに修正されている。日本での検証が済み次第,再実装される予定だ。

ラグナロクオンライン
●状態異常(発火)
 発火状態になると継続してダメージを受けるが,このダメージが火属性攻撃として処理されていない問題は,そもそも韓国では持ち上がっていない話だった。そのため,Gravityは日本版特有の問題ではないかと考えていたが,ようやくバグであると認識したとのことで,今後対応が行われる予定だ。

ラグナロクオンライン
●アルージョ,安らぎの子守歌
 GvGで防衛側が守るエンペリウムに,これらのスキルによる状態異常「深い眠り」が乗り,一定時間ごとにHPとSPが回復してしまうため,GvGの進行に不具合が生じるとの指摘がある。
 Gravityはこの問題を修正したつもりでいたが,実際には修正していなかったという。現在,修正作業が進められており,それが終わり次第,検証を経て実装される。

 これらの内容についてGravityと協議の結果,合意が得られた件については公式サイトに掲載される予定だ。


プレイヤーが挙げた質問に返答。2011年上半期中の修正完了を目指す


 ラグナロクオンラインカンファレンス後に行われた「BOSSの部屋2」は,休憩時間中にプレイヤーから集められた質問について,先ほども登壇した飯野 平氏,千葉亮一氏と山本 寛氏が回答していくという内容だ。
 ただ,修正内容が本決まりでない項目が多かったため,BOSSの部屋1で説明されたことの繰り返しになっている回答が多かった印象で,その点はやや残念に感じられた。

 その中で注目したいのは,リニューアル実装および,ガンホーとGravityとの関係について,飯野氏が語った言葉だ。

 飯野氏は「ラグナロクオンラインエボリューションプロジェクト」を実施し,不具合が多々あることを承知のうえでなぜ実装したのかという質問に対し,もし先延ばしにすると,韓国の次にほかの国で実装される可能性があり,そのことを懸念していたと述べた。
 つまり,日本ではないほかの国で実装されたリニューアルの仕様が,韓国以外の国のリニューアルのベースとなる可能性があり,今以上に日本のプレイヤーが望まない形となるうえ,日本からの意見がとおりづらくなってしまうかもしれないと考えたという。
 それを回避しつつ,不具合修正が行えるギリギリの範囲まで実装時期を延ばしたという説明だ。

 Gravityとの関係については,ガンホーのCTOを務める掘 誠一氏をはじめ,複数のスタッフを派遣しており,以前と比べて改善しつつあるという。
 現在,Gravity内に組織された日本向けの開発チームによって修正作業が進められている。これらが完了し,表に出てくるにはしばらく時間がかかる見通しとのことだが,少なくとも今回発表した内容については,2011年の上半期中にすべて完了させたいという。

 また,日本向けの作業を優先することや,日本側の要望どおりに仕様を変えられないのかとの質問に対して,飯野氏は,運営サイドがプレイヤーから意見を集め,それを受け取った開発サイドがより良いものへと昇華させていくというのが正しい形だと考えていると述べていた。
 なお,今回発表された修正が完了したあとは,それ以外の不具合についてプライオリティの高いものからGravity側に提案していく方針とのことだ。

 リニューアル後の不具合や,その対応策などについて,多数のプレイヤーの前で説明が行われた今回のイベント。プレイヤーとしては,「結局のところ,安心して楽しめるようになるのはいつ?」と聞きたい心境かもしれないが,こういった形で運営側の考えに直接触れられたという意味で,意義のあるイベントだったといえるのではないだろうか。
 一つ残念なのは,ガンホー側から提案を投げても,その結果はGravity次第という構図に大きな変わりがないことだが,両者の関係は改善しつつあるとのことで,今後,修正作業が順調に進むことを期待したいと思う。

「ラグナロクオンライン」公式サイト

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    ラグナロクオンライン

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