企画記事
2010年のオンラインゲーム市場の動きをお見せします。2010年夏特大アンケート(2万2698人分)の集計結果を大公開。今回は,タイトル別詳細データも公開!
データを見てもられば分かるように,プレイヤー層の中核は学生。アクション性が高く,反射神経や集中力が要求されるタイトルだけに,おのずと若いプレイヤーが多くなる。
また若いプレイヤーは,プレイ時間の多さ,コミュニティでの活動など,いずれも非常にアクティブな傾向があり,若い層を多く捉えているタイトルほど,外から見たときに賑わっているように見える点もポイントだろう。ソーシャルゲームを遊んでいる割合が極めて高いのも非常に興味深い。
ちなみに,これはFPSプレイヤー全般に見られるのだが,いくつものFPSタイトルを並行して遊んでいるプレイヤーが多いように思われる。これは,例えばMMORPGを遊ぶ傍ら「スカッとゴルフ パンヤ」のようなゲームを楽しむ,いわゆる“2ndゲーム需要”などとは大きく異なる傾向。プレイヤーが流動的になる要因としては,基本無料のタイトルが主流(というか,すべて?)であることはもちろん,どのタイトルでも基本ルール/システムが同じであること,MMORPGなどと比べると拘束時間が短いことなど,いくつかの要因があると考えられる。
タイトル別データ詳細版:サドンアタック(PDF)
※グラフが二本ある表は,タイトル別のデータと4Gamer全体のデータを比較表示したものです
タイトル別データ:サドンアタック(PDF版)
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